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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    神保町の「プラムカフェ」ってお店で朝。

    b9e26194.jpeg先日、テレビの「アド街ック天国」で、神保町の駿河台下から猿楽町にかけての特集をやっていた。
    この界隈。
    ボクが30年近くもずっと通い続けた会社の近所。
    だから出てくるお店のほとんど全てが馴染みの店で、懐かしかったぁ!
    ご無沙汰の店も多々あって、落ち着いたらば挨拶をして回らなきゃ…、って思いながらも知らないお店が一軒あった。
    気持ちの良いカフェでしかも、朝ご飯が充実してると言うじゃない?
    こりゃ行かなくちゃと、移動のついでに途中下車して探してきます。
    時間だけはタップリとあるここ数日間。
    ぶらり途中下車の旅的ノンビリが、なんだかちょっとありがたい。

    1291d0b6.jpeg神保町とお茶の水の境目をなす裏通り。
    讃岐うどんの丸香があって、カレーのカルマ。
    ちょっと先にはおむすび茶屋。
    気軽でおいしいお店の宝庫のような場所にある小さなお店。
    カウンターにテーブル4つ。
    座り心地の良い椅子に、ほどよい暗さ。
    玄関脇の窓から朝の光が注ぎ込む、ユッタリするには良き空間。

    いくつか揃うメニューの中で「イングリッシュセット」って言うのが気になって、それをたのんだ。
    英国が料理の世界で胸を張って誇るコトができる数少ないモノのひとつが朝食で、特にヨーロッパの大陸側にいると無性に恋しくなってしまう。
    その名をもらった朝食が、さてさてどんなモノかとそれで選んだ。
    すると次々、カトラリーが運ばれてくる。
    ナイフにフォーク。
    どちらもどっしりとした重さのしっかりしたモノで、それに小さなヘラのようなスプーンが2つ。
    カップアイスをすくって食べる木製のスプーンみたいな姿で、それらがキラキラ。
    コーヒー、それからブルーベリーのジャムにオレンジマーマレード。
    さっきの小さなヘラはこれをすくってパンに塗るためのモノ。
    みるみるうちにテーブルの上がにぎやかになり、厨房の中から料理が出来上がってく気配がします。
    期待高まる、盛り上がる。

    ee112bab.jpegトーストがきて、それと同時にメインの料理。

    玉子にグリルベーコンに、それから野菜。
    色とりどりで朝の色。
    スクランブルでも目玉焼きでも、オムレツでもない分厚い薄焼き玉子(笑)みたいな玉子がちょっと独特。
    お皿をキチッと埋めたかったからなのでありましょう。
    オープンオムレツみたいな感じで、黄色の色が鮮やかでよい。
    ほどよくシットリ。
    あらかじめつく味はほんの最小限で、塩を使って自分味にととのえていくのが英国式。
    茹でたジャガイモをころっと鍋で転がして、ちょっと粉がふいた程度のお芋がホクっとやさしい味わい。
    生のトマトにブロッコリ。
    トマトが小さなトマトじゃなくて、大きなモノを輪切りにしローストしたのと、マッシュルームのグリルがつけば、立派なイングリッシュブレックファストになったのになぁ…。
    とは言えココは日本の神田。
    これもこれにて、よきご飯。

    ff56b58a.jpegなによりここで気にいったのがトーストスタンド。
    英国の素性正しいホテルの朝に、ブリティッシュブレックファストを注文すれば、そのトーストはまず間違いなくこんなスタンドでやってくる。
    薄切りトースト。
    日本で言うところの12枚から14枚程度に切られたパンをカリッと強めに焼いたかさかさトースト。
    お皿に重ねておいとくと、自分の湯気でへにゃッと湿気る。
    そうならぬよう立てて置くのが英国式。
    なんだかウレシイ、背筋が伸びる気もします。
    バターたっぷり塗りこめられてて、マーマレードの苦味、酸味に甘味もおいしい。
    今日は貸し切り。
    こんなお店が近所にあるって、そんな生活はステキだろう…、ってちょっと思った。
    また来ます。

    せっかくここまで来たんだからと、ちょっと足を伸ばしてエリカ。
    まだやってるかなぁ…、と思って寄った。

    erika.jpg古くからあるこうしたお店。
    お店が古くなるのと一緒にお店の人まで古くなり、ついでにお客様まで古くなってくこうした店が、ずっとこうしていれること。
    いいよなぁ…、って思います。
    かつてはこの界隈に二店舗あった名物店で、けれど3年ほど前のコトですか。
    もう一軒のご主人が体を壊してお店をしめた。
    今はこの店一軒で、だからたまに覗いてまだやってるとホッと気持ちがおだやかになる。

    ドアを開けるとびっくりするほどの賑わいで、テーブルひとつを残して満席。
    みんな昭和なおじさん、おばさん。
    タバコを吸い吸い、新聞開いてコーヒーを飲む。
    仕事の前の一服って、ノンビリとした空気がゴチソウ。
    酸味の強いココのブレンド。
    舌の上にずっと居坐るやさしい苦味が大人味。
    お水を飲むとたちまち苦味が甘みに変わって、口がスッキリ、目が覚める。
    近所の出版社の人たちかなぁ…、朝から激論。
    コーヒー片手に日本の未来をあれこれ語る、古いバーとか喫茶店とか。
    熱い議論を楽しくさせる不思議な魅力をもっている。
    次にもし、ボクがオフィスを持つコト叶うとするならば、こんなお店でするのもいいなぁ…、ってそんなコトをぼんやり思う。
    さぁ、移動。

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