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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    神保町の「いもや」で昼。

    imoya.jpg神保町界隈に何軒もあるいもや。
    とんかつの店が一軒と、てんぷら定食の店が数軒あって、けれど本店扱いのここは「天丼一筋」。
    学生が多い街。
    若いサラリーマンも多く集まる街でもあってだから天ぷらという贅沢なモノで安くお腹一杯になってもらおうって気概のお店。

    ボクにとっては大学を卒業してからもう30年近くのお付き合い。
    当時は天丼一杯450円。
    それにしじみの汁がつき、ちょっと奮発して50円足すとお新香までもがついてきた。
    今でこそ、500円くらいで天丼が食べられるお店が結構、出来はしたけど、当時、蕎麦屋さんで天丼たのむと1000円近くはしたモノでして、だからテクテク、駅の反対側から歩いてやってきていた。
    カウンターから丸見えの厨房の中には3人。
    下働きの女性がひとり、調理にたずさわる男性ふたりで、そのオトコ二人の役割が時間をかけてユックリ変わる。
    若い人がまだ入りたての頃。
    鍋の前には店主然とした揚げ手が立って、それをジッと見ながら学ぶ若い人。
    その若い人が作業を覚えた頃合いで、位置が逆転。
    ベテランさんが後ろにたって、鍋の前で若い人が天ぷら揚げる。
    そして彼の作業が一人前と認められたら、ベテランさんが引退するか、あるいは別のお店に移って新たな人がやってくる。
    ボクがやってくるようになった30年前に新人としてここに入った人が、なんと今日は後ろにたって若い人の作業を見つめる人になってた。
    30年でお店の暦が一巡するんだ…、そう思ったら身が引き締まる。
    imoyatennnai.jpgそれにしてもいつやってきてもお店がピカピカ。
    油を扱う仕事なのに、ダクトや天井、冷蔵庫の前面、側面どこもピカピカ。
    しかも白木のカウンターが、見事に白い状態のまま…、毎日毎日、磨き上げているからなんでしょう、木材の角が取れて丸くなり手で触ったらとてもなめらか、まるで産毛が生えているんじゃないかしら…、って思うくらいにスベスベしてる。
    座ってつまんで何万円っていう、銀座の寿司屋でもこうした白木の面倒が大変だからと塗りのカウンターにするところがあったりするのに、見事な気概。

    imoyatendon.jpg大きな鍋でカラコロ、油をはぜながら出来上がってやってくる天丼一杯。
    今はちょっと値上がって550円。
    お新香もちょっと値段が上がって100円。
    それでも両方あわせて650円というありがたさ。

    エビにキス、イカに海苔というネタは30年まるでかわらず昔のまんま。
    プチュンとしたエビ、フワッとしたキス。
    サクッと歯切れてムチュンと口で粘り気を出すイカに、風味豊かな海苔と、互いに邪魔せずどれが欠けても寂しくなっちゃう伝統的なる組み合わせ。
    フックラとした天ぷら衣。
    やさしく軽く、それが熱々のご飯の上で軽く蒸らされしっとりしてくる。
    ここのご飯は少々やわらかめの炊き加減。
    普通、天丼のご飯は固めに炊く。
    その方が、タレの辛味や天ぷらそのもののフンワリ感を際だたせるのでバランスが良い。
    けれどここはずっと昔から、しっとり系のご飯でそれはご飯でお腹いっぱいになってもらうためにはちょっと柔らかめのほうがおいしく感じるだろうから…、って。
    甘さ控えめのスッキリとしたタレも飽きずにタップリご飯をたのしむ工夫。
    昔に比べてちょっとツユダクになっちゃいましたか。
    それも時代ということでしょう。

    それにしても今、教育係のように若い人を見つめる店長さんの髪に白髪が混じってる。
    ボクの胸毛も白髪だらけになったものなぁ。
    時が移ろう、けれどこうしておんなじ場所でおんなじ人と出会えるシアワセ…、飲食店ってこうでなくちゃと思ったりする。

    そうしてスタバ…、エスプレッソマキアートを作ってもらう。

    ac1c79e7.jpegスタバでマキアートと言えば、カプチーノ状の飲み物にキャラメルソースを乗っけた飲み物がデフォルト。
    けれどボクが飲みたかったのは、エスプレッソの上にふんわか、ミルクの泡を乗っけたモノ。
    レジに立ってた店長さんは、その飲み物のコトをしってた。
    だからすんなり注文を受けエスプレッソマシンの方に向かって注文飛ばす。
    けれどその注文を通したお店の若い女性は、どう作ろうかわからなくって、店長さんが丁寧に説明しながらできた一杯…、程よき出来に、ほっとする。

    これも一つのチームワーク。
    さっきの「いもや」とおんなじように、こうして人が人に伝えるおもてなしのコト。
    ただこの店のこの店長が30年後に、ここでこうしているのかなぁ…、って思うとそれがチェーンと個店の違うとこかなぁ…。
    そんなコトを思いつつ、さてお仕事を本格的にいたします。

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    いもや
    トンカツでも天丼でもどこのいもやでも
    白木のカウンターと換気扇はピカピカで
    ほんと思わず背筋が伸びます。

    でも、お店も一頃に比べて少なくなりましたね。
    うちの近所に1軒あれば通うのになぁ。
    れきさん / 2011/03/29(Tue) /
    そうですね
    > れきさん
    いもやさん。
    たしかに随分減りました。
    働く人の関係なんでしょう。
    こうしたお店が、職場の近所にあるってシアワセだなぁ…、って今日はしみじみ思いました。
    サカキシンイチロウさん / 2011/03/29(Tue) /
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