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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    父が一人で昼ご飯を食べたくない…、と言うので一緒に頂上麵。

    cc4e4e61.jpeg移動途中の東京駅で二人でご飯。
    父は極度の寂しがりやさんで、一人でご飯を食べるコトだけじゃなく、仕事も移動も一人は嫌い。
    誰かが側にいないと急に不機嫌になる。
    父だけじゃなく父の世代で事業を起こして成功をした人に結構、多い傾向。
    曰く。
    一人でいたくないから会社を作ったし、一緒にいられる仲間を増やしたいから会社を大きくしたんだよ…、って。
    なるほどそうかもしれません。
    一人でいることと寂しいコトが直結しないボクにはちょっとうらやましくもある人なつっこさ。

    父にとって東京駅は電車を乗り継ぐところでしかなく、改札をでて外に出るのはひさしぶりと言う。
    ココが入ったキッチンストリートや、大丸百貨店のビルをながめてこれじゃぁ、浦島太郎だなぁ…、って驚く横顔、無邪気でよい。

    989cb085.jpegグチュグチュしながらやってくる、土鍋の中にオイスターソース味の濃厚スープ。
    ヒレのゼラチン。
    細ストレートの玉子麺から溶け出す小麦粉。
    みるみるうちにネットリしてきて、沸騰をする泡も大きく、頑丈になる。
    箸でたぐって持ち上げて、フウフウハフハフ、食べていく。
    口の中のすみずみが、スルスルスベスベ。
    けれど空気にふれる唇だけは、スープをとった牛骨、牛筋、それにフカヒレから出るゼラチン質のおかげでネットリ、貼り付くようになってくる。
    それもおいしさ、オゴチソウ。

    ランチセットでついてくるご飯に麺をのっけて冷ます。
    濃厚スープがご飯の上に茶色いシミを残してくれて、それを食べるとご飯がスベスベ、フカヒレご飯のようになる。
    ラーメンライスとおんなじなのに、なぜだか上等。
    この土鍋麺で一番おいしいスープをご飯と一緒に食べる幸せ。
    熱々なのに、スゴイ勢いで食べて行く父に、相変わらず早食いだね…、って言ったらニコッと。
    早食い、大食いは成長社会の象徴だから。
    日本人がみんな早食い、大食いになれば不況なんかなくなるんじゃない?ってワケのわかんないこといって大笑いする。

    1c8cd97c.jpeg焼売、杏仁豆腐でひと揃え。
    次々パチパチ、画像を撮ってるボクに向かって、まだブログをやってるの?って。
    インターネットというモノに一切無縁の父は、たまに友人や取引先の人からボクのブログのコトを聞くんだという。
    うん、と答えると良く続いてるね…、って感心する。
    実際、ボク自身も良く続いてるなぁって思ったりもする。
    会社を整理し始めてから、仕事をせぬことが仕事だったりする単調な日々が続いて本当に悔しく、苦しかった。
    自分の力では何も変わらぬ毎日で、多分、ブログをやってなかったら毎日ゴロゴロ。
    規則正しい生活なんてできなかったに違いない。
    明日、何を食べようと思うだけの生活じゃなく、明日、どんな日記を書こうと思う生活が出来たというコト。
    それがブログをずっとやってて良かったコト。
    たまにいただくコメントに、気持ちが晴れてもっと明るくがんばりましょう…、と勇気づけてもらったコトがブログをやってて本当にうれしくありがたかったコトでもあった。

    スルンと口を逃げ回り、喉の奥へとツルンと滑って消えていく。
    杏仁豆腐をたのしみながら、これからの仕事のコトを互いに話し意見をしあい、未来のコトをこうして明るく語れるようになったというのが一番のコト。
    お腹を満たして、また明日…、って手を振り別れて、自宅に戻る。
    東京の空、青い空。

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    無題
    昼から頂上って素敵ですね

    東京駅を仕事で使っても時間がなくて早いところで済ませちゃうって反省です(笑)

    次の日起きたら肌がスベスベで一日楽しく過ごせるなら安いもんですよね(笑)
    せーたんさん / 2010/05/16(Sun) /
    そうでしたか。
    サカキさんのここ数年のこと、あまりよく存じ上げませんでしたが、そういう日々をお過ごしだったのですね。私は人生の谷に落ちていた期間、食べることの意味について、しみじみと感じ入らざるを得ませんでした。それが結局食べていただくことの意味についての今の考えに結びついています。これから小さな店をやる予定ですが、うまくいっていつかもし大きな計画の必要が出来たら、サカキさんに相談に乗って頂きたいです。よろしくお願いします。
    ウランさん / 2010/05/16(Sun) /
    こちらこそ
    いつもいつもサカキさんのブログを見て、共感したり、勉強になったりするのが日々の楽しみです。
    この前「怪物くん」初めて見ました。役者さん達のあまりの
    真剣芝居にハッとしました。もっと、コントっぽいような、芝居も脚本もユルイもんだと勝手に思ってました。
    サカキさんが「もうけもの」と
    言ってたので、ちょっと
    嬉しくなりました。昔の「西遊記」って言ったら褒めすぎかしら?
    99さん / 2010/05/16(Sun) /
    東京駅の回りって
    > せーたんさん
    東京駅の回りはとても楽しみがいのあるところになりましたね。
    もうちょっと足を伸ばすと高島屋なんかもある便利な場所。
    今日みたいに天気のいいときには、ちょっと歩いて皇居までなんて散歩コースもあったりします。

    ひさしぶりのフカヒレコラーゲン。
    ありがたく頂戴しました!
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/16(Sun) /
    食べるということ
    > ウランさん
    ボクもここ数年、食べるということを真剣に考えました。
    食べるコトに関係する産業に身を置くことの、辛さと幸せ。
    その両方を噛みしめながらずっとひっそり。
    飲食店を経営するということはとても大変なコト。
    単調な日々の中に、ステキな出来事を見いだす繊細な感性イがなくては成功せず、あまり繊細ではお客様のワガママに翻弄されてしまう、よい頃合いを作ることが肝要かと。

    まもなく本格的にスタートしようかと思っている仕事は、飲食店にかかわる人たちの心のケアを一番の仕事にしようと思っています。
    どこかでお目にかかる機会があれば、なんて思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/16(Sun) /
    怪物君
    > 99さん
    先々週でしたか…、お年寄りがらみのストーリーの最後ではおもわず泣いちゃいましたモノ。
    感動とか奇跡という言葉を玩んで、ふざけた番組にしてしまうようなコトが多い反面、こうして、悪ふざけのように思わせてしっかり人の心の奥深くのコトにメスを差し込むようなドラマを作る、そんなテレビ製作者の人たちがいるんだなぁ…、と思うと、とてもうれしくなっちゃいます。
    嵐の大野君のコトが俄然、好きになっちゃいました。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/16(Sun) /
    楽しいことを仕事にすること
    僕自身、仕事の中に”ジムの運営”というものが入ってからジムに行くのが得手でなくなっちゃってます。
    でも、自分が楽しんでいることで他の人をハッピーにできる自信を持たなきゃとも最近思えるようになりました。
    そろそろ再開したいななんて思ってます。
    元気のない時にサカキさんのブログでずいぶん元気をもらいました。
    東京へ行くいちばんの楽しみが食べることとスタバですもん(笑)
    これからもよろしくお願いします(*^_^*)
    あっくんさん / 2010/05/16(Sun) /
    好きなコトを嫌いにせぬように
    > あっくんさん
    ボクは自分が一番好きな「食べる」というコトにかかわりを持った仕事ができてずっと幸せ、と思っていました。
    けれどその外食産業に裏切られたような気持ちになって、一時期気持ちが冷えました。
    いっそ、この産業とか食べることが嫌いになってしまえばいいのに、と思いましたけれど、やっぱり食べることが好きで好きでしょうがない。
    もう一回、自分の中でこの産業を、好きと言える産業にすればいいんだ…、と思い直して、がんばる元気が出てきた次第。
    好きなコトを仕事にするのは、たのしい反面、辛いことでもあるでしょう。
    でもがんばって。
    がんばる価値があるから好きになっているんだと思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/16(Sun) /
    心のケア
    シェフって精神的に大変な職なんだな、って最近思います。田舎で、いわゆる落ち武者さんが多いせいもあるのでしょうが、トップクラスのシェフたちに、何ともいえないシニシズムを感じます。若い頃の私なら、「こうは絶対になるまい!」と息巻いたでしょうね。でも今は「これを覚えておこう。」です。
    ウランさん / 2010/05/16(Sun) /
    シェフという商売
    > ウランさん
    いまだに徒弟制度というか体育会的というか、ガッシリとした上下関係が支配している、厨房の中とはかなり偏屈な世界ですよね。
    自分がやられてきたことを、下のものにやり返す。
    その繰り返しでは産業として大人になれない。
    そうわかってはいても、なかなか上手くいかないものです。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/16(Sun) /
    月と金星がよりそう夜のあれやこれ HOME 卵を焼いてはじめる朝
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