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2024/05/02 (Thu)

夜のゴチソウ

夜を家ですることにする。肉のプレゼントをいただきまして…。

徳島産の黒毛和牛のすき焼き用の肉だという。
立派な木箱に入ってて、蓋をあけてみたらばこれがウットリするほどうつくしい。
１枚１枚、丁寧にラップされてて全部で大きな番手の薄切り肉が、３０枚ほどきれいにならんで、おいしく食べて呼んでいる。
すき焼きにしてもよかった。けれどあまりに肉が美味しげ。そのまま素直に味わいたくてホットプレートで焼いてみる。

肉を１枚。塩と胡椒をパラリとほどこし、脂が透き通ってきたタイミングでヒックリ返して焦げ目をつける。
そのまま食べると、サクッと歯切れて脂がトロンと奥歯でとろける。冷っと唇濡らす脂のおいしいコトにビックリします。
ポン酢を使うと、さっぱりとして脂の旨みを強く感じる。
数日前にもらった実山椒の佃煮をのっけて食べると、コレが驚くほどに相性がよく肉の風味を引き立てながらビリリと痺れが脂の甘みを引き立てる。

帆立を一緒に軽く焼く。海の旨みと肉の脂がほどよくまじり、肉も帆立もおいしくなってく。
野菜もあれこれ。春菊、エノキに白菜を焼く。どれも牛肉の脂でつやつやしながらおいしく焼けていく。
中でも白菜。塩水にくぐらせ焼くと、どんどん甘みを出していき牛肉の脂の味でコクが出て行く。ほどよくしんなり。繊維はシャキシャキ、歯ざわりがよい。

仕事がちょっと残ってて、夜遅くまで仕事になりそう。それで夜食に買っといた崎陽軒のシウマイ弁当もお供にしました。
だっておいしい肉がお米ご飯をせびるんだもの。
ストゥブ鍋でイトゴンニャクと焼き豆腐、白菜の芯を甘辛しょうゆ味で煮込んだ。実は肉の実物をみるまではすっかり気持ちがすき焼きになっていた。それですき焼き用の具材を買ってしまってて、それを使って煮込み料理を作った次第。
ご飯もすすみ、お腹が芯から温まる。

お風呂に入って夜のご褒美。トップスのチョコレートケーキをまるっと食べる。

いろんなサイズのある中で、一番小さな２〜３人前というモノ。それを丸ごと。冷たいミルクと一緒にスプーンですくって食べる。
このケーキ。気取らずこうしてムシャムシャ食べるのが一番おいしく感じるのネ。しかも絶対ミルクと一緒。ポッテリとしたクリームと、ボソボソ乾いた感じのスポンジ。中にクルミが入ってて、ザクッと潰れて渋みが甘さをひきしめる。
おいしゅうござった…、これからちょっとヒトシゴト。

ホリデーシーズン用のたのしい動画を一本。

iPhone用の動画作成アプリを使って、チョチョイのチョイでできたんだけど、笑っちゃうほど体が軽々。かなりクールなダンサー気分になれて笑った。
しかもボクが大好きなマンハッタンが舞台というコレ。たのしくってオキニイリ。

[6回]

2014/12/13 (Sat) ボクツクル・ナニツクル Comment(0)

ナベノヨル

移動の前にほっとひと息。新宿にあるディーンアンドデルーカの小さなお店。

ホリデードリンク。ホットアップルサイダーを飲む。
レジカウンターの上に置かれたポットの中から、レードルですくってカップに移してくれる。手作りっぽさがなかなかに良く、しかもレジにたった瞬間に甘酸っぱい香りがただよってくるのがたのしくていい。
お店の方を眺めると、明るい色のホリデー用のデコレーション。
流れる音楽もホリデー仕様で、気持ちがウキウキしてくるステキ。オキニイリ。

ディーン＆デルーカ新宿店

関連ランキング：パン | 新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅

そして夜を家で作ってのんびり食べる。

明日から海外出張でもあり、それでゆっくり。
まずはタコ。茹でたタコをぶつ切りにして、塩をうってグイグイ揉み込む。揉んでくうちに水気が出てきて、タコがちょっと小さく縮む。それをお水でよぉく洗ってギュギュッと搾る。
これで随分やわらかになり、オリーブオイルとジェノベゼペーストを施し再び揉んで仕上げてお皿にもった。クニュクニュとした食感おいしいオゴチソウ。
数の子のほどよい値段のモノがあり、おかかをかけてサクサク食べる。

メインは鍋。土鍋の中にあごだしパック。めんつゆをほんの少しだけ風味づけにし竹輪やさつま揚げ、多彩な練り物放り込み、クツクツ煮込む。
さつま揚げの油の風味や甘みが出汁ににじみだし、鍋の中をどんどんおいしくしてくれる。
そこに真ダラの切り身と生牡蠣。春菊入れて蓋して蒸らし、ほどよきところで火を止める。土鍋が蓄えた熱が一気に放出されて、細かな泡が鍋の具材を包み込む。
そのままハフっと食べるのもよし。ポン酢に柚子胡椒を少々とかしたタレにつけて食べるのもよし。体が芯からあったまる。

今日は楽をしようとそれで、崎陽軒のシウマイ弁当を買って鍋のお供とします。
焼売、甘辛煮付けのたけのこに鶏の唐揚げ、かまぼこ、厚焼き玉子とおかずもそれぞれおいしく、中でもカジキマグロの醤油にの酸味と風味がオキニイリ。
それにしても、冷たいままでもおいしい弁当。
便利でいいなぁと思いつつ、このご飯で、雑炊たいたら旨いだろうなぁ…、と。

ストウブ鍋におでんの出汁をうつしてあっため、そこに弁当のご飯を入れる。
クツクツ煮込んで、ご飯の粒がほどよく膨れてきたとこで、よぉく溶いた玉子を流して、火を止め蓋する。
蒸らしたところで、軽くレードルでかき混ぜて、ネギを散らして出来上がり。
ちょっと甘めの仕上がりだけど、お腹を満たすに十分で、なにより体が芯からやさしくあったまる。
明日は早起き。目覚ましかけて、あったかくして寝ましょうか。

[4回]

2014/11/18 (Tue) ボクツクル・ナニツクル Comment(6)

居心地良気かな、今日の夜

ランチを終えてもたのしい話が終わらない。場所を移してお茶を飲む。

駅前にあるコージーコーナー。
コージー、cozy。つまりこじんまりして温かく、居心地の良い空間のコトでそんなコーナー。それがここ。
ステンドグラスを模した天井。鏡張り。かつてはロココな家具が置かれて、ココを居心地良きコーナーと呼ぶってスゴい勇気だなぁ…、って思っていたけど、最近椅子やテーブルが若干変わって、体を預ける部分に関しては、居心地のよいコージーな感じになってきている。いい感じ。

お茶でいいやと思ってきたのに、甘いモノを食べたくなるのがココのお店の不思議なところ。
ケーキもいいけど、気持ちはパフェでボクはモンブランコーヒーゼリーっていうのをたのむ。コーヒーゼリーの上にマロングラッセ。ホイップクリームとマロンクリームを搾り出しアイスクリームを包み込んでる。
昔、天津甘栗が大好きで一時食べ過ぎ、ちょっと苦手になっていた栗。最近、不思議と惹かれています。これも甘くてほっこり旨い。
友人がたのんだパフェととりあって、コーヒー飲んで頭のおやつといたします。

夜を今日も家で作った。最近、自分で作る料理がおいしくて、それでせっせと料理を作る。

まずは豚肉。骨付きの脂ののった分厚い肉があって、それをこんがりと焼く。
鍋にオリーブオイルを少々。蓋して片面こんがり焼いて、しばらく休ませ食べる直前にもう片面を蓋してこんがり。
味は塩と胡椒だけ。
サックリ歯切れる上品な肉。噛むとジュワリと旨みが広がり、カリッと焼けた脂も旨い。分厚く焼いた豚肉は、肉の中でも一番おいしかもしれない。
気持ちがほっこり、豊かになった。

付け合せにはサラダをタップリ。
レタスをザクザク、粗みじんにしてそこに刻んだりんごをくわえる。
オリーブオイルと塩コショウ。しばらくグルグル混ぜていくと、しんなりしてきてりんごの酸味がレタスをシャキッとおいしくさせる。
スプーンですくってムシャムシャ食べて、豚の脂をさっぱりさせる。

それからいくつか料理をあれこれ。
トラウトにハーブとチーズを混ぜたパン粉をビッシリまとわせて、油でカリッと揚げ焼きにする。
玉葱刻んで玉子を抜いたタルタルソースのようなの作り、ディルと一緒にほどこし食べる。しっとりとしたトラウトの切り身にパン粉がサックリ。前歯に旨い。

ココ数日間高野豆腐を食べたくて、それで作った卵とじ。さやいんげんも一緒に煮付け、口にふくむとおいしい出汁がジュワッとでてきてフワッと溶ける。

土鍋で炊いた牡蠣ご飯。
ゴボウとニンジンを刻んで甘辛煮付けにし、さましたそれをといたお米の上にのっける。醤油と日本酒、お水を注ぎ、よぉく洗った牡蠣をのっけてあとは炊くだけ。
強火でゴトゴト。
１５分炊き、一旦蓋開けザックリまぜて、中火で５分。それから１０分蒸らしてあとは食べるだけ。
醤油の風味に牡蠣の旨み。ゴボウやニンジンの食感ホツホツ、固めに炊けたご飯の食感おいしくさせる。よく出来ました。今日の夜。

[8回]

2014/11/09 (Sun) ボクツクル・ナニツクル Comment(2)

家の夜

夜を自宅で料理を作る。

まずはニンニクと赤唐辛子をオリーブオイルでコトコト煮て、風味と辛味を油にうつす。
それを手鍋に少々とって、生のフレッシュマッシュルーム。タコのぶつ切りを入れてコトコト。塩を少々くわえて煮ると、タコから水気が滲んででてきてそこにジェノベゼソースをくわえ、火を止めお皿に移して食べる。
ツルンと前歯をすべるマッシュルームのなめらか。クニュクニュ、噛んで味わうタコと食感豊かで顎がよろこぶたのしい料理。
ゆでてさましたスナップエンドウ。レタスにトマトをオリーブオイルと辛子マヨネーズを混ぜて作ったドレッシングでパリパリ食べる。
体の中がみずみずしくなる野菜の旨味にニッコリします。

残りのオリーブオイルでマダラのピルピル作ってやろうと、タラの切り身をクツクツ煮込む。
タラの切り身には塩をあらかじめすりこんで２時間ほどもやすませておく。
弱火の鍋を回しながら熱を通すとタラから水が流れだし、３割ほども小さくなって旨味もギュギュッと凝縮される。
なおもどんどん煮込んでいけばオリーブオイルとマダラの皮のゼラチン質でオリーブオイルが白濁し、トロンとソースになっていくはず…、だったんだけど、タラがまだまだ痩せたたからでありましょうか。
トロミが付かず、結局、トマトとチャイブを加えてソースにしてかけた。
旨みがギュギュッと凝縮されたタラの切り身のおいしいコト。ワインが進むオゴチソウ。

牛すじ肉を水から煮込んで吹きこぼし、やわらかくなったところで細かく刻んで炒める。一緒にこんにゃくを小さく切って、それも炒めて麻婆豆腐のソースをジャジャっ。
ニンニク油を注いで風味と照りをだし、湯通しをして芯まであっためた豆腐を入れたストゥブ鍋にトロンと注いで、麻婆豆腐の出来上がり。
豆腐を崩してハフっと食べる。
ムッチリとした牛すじ肉の食感と、ゼラチン質がなんとも旨い。ゼラチン分と一緒にこんにゃくがクニュクニュするのがおもしろく、お腹もおいしくあったまる。

〆にうどんを作りましょう…、と、水気を多く含んだうどんを出汁でグツグツ、タップリ茹でる。
あごだしでとったスープに醤油と砂糖をくわえ、甘めの出汁にしてグツグツと。
軽く膨らみトロンとなめらかになったところで火を止めて、お椀に移して九州から飛んでやってきたごぼう天。甘辛煮込みのお揚げとネギを散らして完成。
食べてるうちにごぼ天の衣が出汁を含んでポッテリ。ちらかりうどんにしがみつきつつ口の中へとやってくる。
福岡風に作ったつもりで、けれどやっぱり因幡うどんが食べたくなっちゃう。それもまたよし。今日の夜。

ところでこれ…、今、国際宇宙ステーションに滞在している第４０次の滞在チームが撮影したという動画なんだけど、オモシロイ。

いろんな驚きに満ちてます。
まず水のボールが無重力空間ではこんなに大きくできて、ずっと浮遊し続けられるという事実。
しかもその中にGoProを収めてしまえるほど頑丈であるというコト。
水のボールの中から撮影した動画なんて、地球の上ではまず撮れないに違いなくしかもふわふわ、カメラ自体が浮いているからセルフィーなんて簡単に撮れちゃうって、なんたるステキ。
なによりこういう場所にもGoPro。動画世界のデフォルトになっちゃったんだなぁって思ったりする。オキニナリ。

[5回]

2014/11/09 (Sun) ボクツクル・ナニツクル Comment(0)

しいたけ、うどんを炊いた夜

ちょっとぼんやりいたしましょうか…、と、スターバックス。

温かいラテをショートサイズでたのんで飲んだ。
シャキッと頭をスッキリさせようと、エスプレッソをワンショット追加でビターな味にする。
こちらでお召し上がりになりますか？って言うから、「はい」と。すると「マグでお召し上がりになることをおすすめしておりますが」と答える。
マグにしますか、ペーパーカップにしますか？ではなく、マグをおすすめするという、自信に満ちたサービスに、そうしてくださいと即答します。
こういうところがスターバックスという店の粋なとこでしょう…、いい感じ。

真っ白なマグをもらって、テラスに向かう。
涼しくなって、けれど寒いというまでじゃない。そんなテラスで温かいラテを飲むってちょっとオサレな感じであります。
ポッテリとしたなめらかな泡。
ススッと飲むと、ちょうどハートの尻尾のところに口がついていたからなんでしょう…、ハートが口の中に入ってきたような飲み口になるのがなんだかステキ。
ゆっくり、コックリ味わって、最後の最後まで泡が壊れずカップの縁にフックラ残る。それがうれしくたのしくて、さぁさぁ、おうちに帰りましょう。

そして夜…、あったかくって体にやさしいモノを食べようといろいろ炊いた。

まずはしいたけ。鍋にぎっしりしきつめて、そこにタップリオリーブオイル。塩と胡椒をかけてクツクツ炊いていく。
水が出てくる。
ブクブク、油が泡まみれになり、そこにどんどんトロミがついて粘ってく。いわゆる乳化というやつですね。
しいたけがゆっくり小さくなっていき、吐き出した水と引き換えに油の旨みと塩と胡椒の風味が入っておいしくできる。
くちゅんとなめらか。ムチュンと歯茎を撫でながらお腹をたのしくあっためる。

それから鍋焼き風うどん…、ストウブ鍋を使って作る。

出汁を入れ、そこにうどんを打ち込んで、弱火でくつくつ。うどんの麺がほぐれてきたら、タラの切り身をそっと入れ、甘辛煮付けのお揚げを二枚。
玉子を一個落としておいてそしてクツクツ、タラに熱が入るまで。
密閉性の高い鍋。噴き出しそうになるたび開けて、スプーンで出汁を玉子の上にかけまわしつつ、最後に醤油で風味をつけて出来上がり。

生のマダラのおいしいコト。ブリンと弾けるような肉質。旨みが強くてうどんの出汁に負けぬ味わい、風味を持ってる。
玉子を割ると、ボクの好きな仕上がりでお揚げも旨みをタップリ吸っておいしくなってる。
出汁をタップリ吸い込んで、トゥルトゥル、コシをなくして喉を撫でるなめらか。一味をパラパラかけながら、汗をかきます。オゴチソウ。

[6回]

2014/11/02 (Sun) ボクツクル・ナニツクル Comment(2)

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