サカキノホトンブログＡ１ソースでハムかつサンド

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Ａ１ソースでハムかつサンド

土曜の朝のサンドイッチ。

先日いただいた、「Ａ１ソース」。
日本のウスターソースに似ているけれど、味をつけるというよりもフレーバーをつけるためにあるようなスパイシーで使い勝手がいいソース。

日本の料理はうま味の料理。
だから日本の調味料のほとんどは、コクやうま味を素材に付けるためにできてる。
一方アメリカの料理の味はとても単純。
塩と胡椒と素材の持ち味。
そのシンプルな味をひきたて、特徴だすため使われるのが風味や香り。
だからアメリカの調味料のそのほとんどが、フレーバー用にできている。
食べる文化の違いが生んだ、典型的なアメリカ的がこのＡー１ソースと思ったりする。
日本でも手に入りはする。
けれどそのほとんどがレギュラーフレーバーのモノでけれど、本場アメリカに行くといろんなフレーバーのソースが売ってる。
今度、頂いたフレーバーはタバスコ風味のガツンとシャキッとした味のもの。
それを使ったサンドイッチをと、いつもと違ったレシピにしてみる。

ハムかつサンド。

スーパーで売ってた出来合いのハムカツをフライパンで空煎りしながら温める。
パン粉がカサカサ鍋底すべって油がとれる。
香ばしいパン粉の香りが漂ってきたら皿に取り出しＡ１ソースをタップリ塗ります。
カツの表面がシットリ濡れて、濃い茶に変わる…、おいしそう。
トースターでパンを焼き、バターを塗って千切りキャベツをドサッと乗っける。
ソースまみれのハムカツのせてちょっと厚めに焼いた薄焼き卵。
ケチャップ、プチュッで蓋をして、ザクッと切って出来上がり。

ちょっとぶ厚め。
両手でガシッとつかんで齧る。
千切りキャベツがボロボロパラパラ、口の隙間からテーブルの上に落ちてくる。
いつものサンドイッチはみずみずしくて、けれど今朝のサンドイッチはカサカサちょっと乾いた感じ。
千切りキャベツは噛むと水気を発するけれど、口のやってきたその瞬間はカサッと乾いてモソモソしてる。
ハムカツの衣もパサパサ。
ハムはムチュンと弾力があり、玉子はフッカリ…、味はドッシリ重たくて、なのに空気をタップリ含んで食感そのものは軽やかという、なんだかたのしい食べ応え。
それにしてもＡ１ソース。
酸味がたのしく、しかもビリッと辛くて旨い。
コレを焼いたステーキにタップリかけたらいくらだって食べられるよなぁ…、って思ったりした、ありがたい。

コーンポタージュを温め朝のお腹にいれる。
パックに入ったチルドのスープ。
紙のパック独特のパルプの匂いとほんの少しの保存料の臭みを消すため、強火で一旦、噴き上げる。
煮立てて煮詰めて、そこにほんの少しの生クリームを足してやる。
塩で味を整えなおしてカップにうつす。
ふうふうしながら飲むと、ぽかっと喉からお腹があったまる。
コーンポタージュってなんでこんなにおいしいんだろう。
やさしい甘み。
ポッテリとした飲み心地。
やわらかで、味わい深くて風味がよくてお腹にたまる。
国それぞれに好みのスープがあるようで、日本を代表する洋風スープは？って言ったら絶対コーンポタージュってそう思ったりする。
オゴチソウ。

それはそうと今日はもう、一の酉の前夜祭。
今年もそろそろ終わる準備を始める時期でもございますです、もうそんな時期。

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