サカキノホトンブログサンドイッチとグロムの朝

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サンドイッチとグロムの朝

サンドイッチを作って朝のご飯にします。

ライブレッド。
紀ノ国屋さんで買ってきたいた、麦の香りが甘酸っぱくて切なくなるようなパン。
サンドイッチ用に薄切りにしてもらってモノを、使ってちょっと贅沢レシピで作ることにする。

具材のメインはローストビーフ。
昨日、賞味期限が切れてしまったつまり、ほどよく熟成がきいた牛肉（笑）。
薄切りにして、マスタードを分厚く塗ったライブレッドの上にキチッと敷きつめる。
そこにキュウリ。
塩と胡椒でガツンと尖った下味をつけ、マヨネーズ和えにしたツナをのっけて、再びローストビーフで蓋をする。
ツナの中には刻んだピクルス。
酸味と風味が素材の味をひきたてる、ゴチソウサンドが出来上がり、ザクッと切って、さぁ、食べよ。

珍しく、パンを焼かずにそのまま使った。
ライブレッドの甘い風味をいかしたくって、そのまま具材を挟んで食べるとフッカリ、前歯をつつみこむようなやさしい食感。
それに続いてローストビーフのネッチリとした噛み心地。
しっとりとしたツナにカリコリ、奥歯を叩くピクルスとすべての食感がおだやかでいい。
ツナはツナ味。
ローストビーフはシッカリ肉の風味とうま味、それにほのかな赤身ならではの酸味を残してハラっと崩れる。

サイドに肉屋のマカロニサラダ。
ローストビーフと一緒に買った。
グズグズになるまでよく茹で、バターとラードとマヨネーズ。
甘くてしかもクニュンとなめらか。
自分で作ると絶対できない、ムチムチとした味わいで、けれど時間がたってしまったからかちょっと味が物足りない。

そこで味付け。
塩と胡椒をちょっと足し、マヨネーズをグリングリンと搾ってねりこみ凶暴味にして食べる。
サンドイッチの合間にパクン。
そしてミルクをゴクンと飲んで、メタボな味におさらばします。
脂はココロのゴチソウよ…、って勝手なコトをつぶやきながら、土曜日の朝、始まった。

食事を終えて新宿に出る。
そうしておやつ…、グロムの冷たいおめざを食べる。

さすがに朝。
開店直後の時間でもあり、行列もなんにもなくってすんなり入れる。

そもそもココの行列は長くなったり短くなったり、もしココの経営者だったら一喜一憂してしまいそうに安定しない行列で、多分、何かのメディアに登場すると行列が伸びるのでしょう。
今そこにある店よりも、ウェブや雑誌やテレビの上にいる店が優先される今の外食。
なんだかちょっとなやましくもある。

オレンジと青リンゴのソルベをもらう。
口の中でフレッシュジュースに戻っていくようなここのソルベは、冬の乾燥したこんな時期にこそおいしく感じる。
皮の渋みがビビっと舌を刺激するのが大人な感じのオレンジソルベ。
ザラッと食物繊維が舌にたしかな存在感を残して消える青リンゴ。
朝の体が潤う感じ。
この前きたとき、ちょっと量が少なくなって感じたけれど、今日はタップリ。
それがとってもうれしく感じる、そんな朝。

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2011/01/08 (Sat) ボクツクルブレックファスト Trackback() Comment(0)

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