サカキノホトンブログアボカドスープ

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アボカドスープ

スープを作る。
熟れたアボカド…、指でさわるとベコベコしてる。
そろそろ使ってあげないと、かわいそうなコトになりそうなそんな気がして、それを使ってスープにします。

キャンベルスープの買い置きがある。
うちにあるのは、クラムチャウダー、チキンスープにコーンポタージュ。
それからポテトスープという品揃えにて、クセの強いアボカドとあわせて喧嘩しそうにないのは、ホワイトソースベースのポテトスープかなぁ…、って。

それで小鍋にぱかっと移す。
アボカドの中身をスプーンでくりぬき、フードプロセッサーに入れてそこに牛乳。
缶詰め一杯弱を入れジャジャッと回してなめらかにする。
ポテトスープのピュレの入った鍋にうつして火をつけて、しっかり熱を通してやります。
アボカドの緑の臭みをおだやかにする、そのためかなりの強火でブクブクさせて塩で最後に味、ととのえる。
キャンベルのスープの中のジャガイモは、どれも大きくかなり存在感がしっかりしてる。
これもそう。
スープの中にゴツゴツタップリ、角切りジャガイモが沈んでてその淡い黄色とアボカドの淡い緑がなんだかとってもやさしい景色。
熱々のスープをスプーンですくってフウフウ。
ちょっと冷まして口に置く。
アボカドらしい緑の匂いがちょっとおだやかになっているとは言うものの、やはり少々青臭く、好き嫌いはあるのだろうなぁ…。
渋味とエグミと、ヌルンと不思議になめらかなトコ。
それら全部ひっくるめ、ボクはやっぱりアボカド好きさんって思ったりするこのスープ。

オムレツ焼きます。
具材は赤いパプリカと、ブロッコリの緑の房の先っぽ部分。
油で焼いて、そこにチキンコンソメで味をととのえよく溶いた玉子を注ぎ、タプンタプンとまとめて焼いた。
中がトロンが嫌なので、ボクが焼くとどしても玉子が堅焼きになる。
表面にちょっと焦げ目までつくほどに、固めに焼いてクルンと巻いた。
８枚切りの食パンを、耳だけとってトーストします。
コンガリ両面、よく焼きにして、それをお皿にまずはのっける。
そのトーストを枕にし、よりそわすようにしてそっとお皿にオムレツのっける。
シャキシャキとした赤いパプリカ。
コツコツ、茎に近いところは歯ごたえ確かで、けれど穂先の部分はクチュッと前歯で壊れるブロッコリ。
フンワリとした玉子の食感。
それら全部をカサッと乾いたトーストにのせ、口に運ぶとサンドイッチを食べてるみたいな気持ちになれる。
バリバリっと前歯で崩れて口一杯に、焦げた香りのパン粉がちらかる。
そしてスープをコクリとのんで、お腹をポワンとあっためる。

ところで昨日、東京の街に降った雪。
なんともやさしく、今朝になったらほとんどキレイになくなっていた。
日陰のところにほんの少しのシャーベット状に残った雪が、昨夜の名残でけれど滑るほどでもなかった。
本当に東京という街は天候的に恵まれている。
夏の暑さをしのぎさえすれば、年中安定した気温、天気で地震以外の天災に悩まされることがないありがたさ。

Happy People - Promo May 14, 2010 from Kay Mode on Vimeo.

シベリアの中でももっとも寒さの厳しいタイガ地域に住む人達の、ほんの当たり前の日常を記録した動画をみながらますます、そのシアワセを噛みしめる。
人ってどんな場所にあっても、一緒に過ごす仲間がいればくじけず必ず生きていける。
そんなコトをなんだかしんみり思う朝。

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2011/02/15 (Tue) ボクツクルブレックファスト Trackback() Comment(0)

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