忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2024/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    朝をサンドイッチにしてはじめます。

    asand.JPG6枚切りの昨日の食パン。
    ほどよく乾いてトーストするのによい状態。
    こんがり両面焼いてそれを、軽く潰しておきます。
    まな板をのせ、生地の空気を抜いてちょっとペタッとさせます…、一工夫。

    蒸気が抜けてほどよき温度になったところでマスタードを塗り薄切りキュウリ。
    玉子を薄目に大きく焼いて折りたたみながらふんわりのせてケチャップをプチュっ。
    薄切りのハム。
    これもたっぷり…、いつも以上に分厚いパンに負けないように具材をたっぷり挟む。
    最後にキュウリをもいちどのせて、マヨネーズをムチュンと搾りパンで蓋する。
    耳をスパッと切り落とし、それからザクッと2つに分ける。
    分厚いパンと薄いパン。
    トーストするとどちらもおいしく、けれど分厚いパンの耳はモサモサ、サンドイッチにはふさわしくない。
    だからスパッと耳を落として、もったいなくも端正な姿のサンドイッチに仕上げる。
    ザクザクとしたパンにフックラ玉子とキュウリ、ハムがムチッと脂の味と塩をにじませサンドイッチの味、ひきしめる。
    良く出来ました、朝の味。

    それからスープ…、キャンベルのクラムチャウダーを温める。
    これほど簡単で、これほどおいしく、これほど便利な食べ物を他にさがせと言われると、カップヌードルくらいじゃないか…。
    ただカップヌードルというあの商品と、キャンベルスープというこの商品の「アイコンとしての」姿形の完成度と情緒性には雲泥の差があるように感じてしまう。
    cambel.jpgアンディー・ウォーホルを有名にした、シルクスクリーンのこの作品。
    コレ故、キャンベルスープのこの缶詰がボクに美しいと思わせるのか…。
    果たしてアンディー・ウォーホルがカップヌードルを見てなおこうした作品を、作る気持ちがインスパイアされただろうか…、って思ったりもする、どうなんだろう。
    先日、NHKでやっていたある番組で、このデザインはアンディー・ウォーホルの創作ではなくキャンベルの社内デザイナーが作ったDM用のロゴをそのまま使っていたんだという…、そんなところもなんだか今のアメリカみたいでオモシロかった。
    今日のスープも味わい深い、いつもと同じオゴチソウ。

    ところで昨日、DVDをあれこれみた中、一番気持ちが盛り上がったのがこの映画。

    gappa.jpg「大巨獣ガッパ」って言うこれ。

    公開されたのは1967年。
    ときはまさに怪獣映画ブーム真っ只中。
    東宝にはゴジラ。
    大映はガメラ。
    そして松竹にはギララがあって、4大映画会社の中で唯一、所属怪獣を持っていなかったのが日活だった(笑)。
    満を持して日活が、登場させたのがこのガッパ。
    そして、日活にとって最初で最後の怪獣作品がガッパでもある。

    異色の怪獣。
    異色の作品。
    なにしろガッパは「破壊を好まぬ怪獣」で、離れ離れになった子供を探しにくるため東京に来る。
    マッドサイエンティストに対する揶揄であるとか、家族をないがしろにして仕事ばかりに血道を上げる、おそらく当時の日本を覆う社会問題のさまざまをテーマにしている。
    つまり社会派。
    劇中、狂っているのは人間の方で、人間以上に人間的なガッパ夫婦やガッパ親子の方が真の人間じゃございませんか…、というメッセージ。
    ある意味、現代的でなんだかちょっとほろりとします。
    にもかかわらずの、海外向けのポスターの、邪悪でおどろおどろしく描かれたガッパの姿の哀しいコト…、本編にこんなシーンなんてひとつもではまいりませんし。
    映画って、作るコトより売るコトの方がずっとむつかしいコトなんだなぁ…、ってなんだか切なくなっちゃいます。

    予告編を一本貼っておきましょう!



    海外向けの予告編。
    この映画、最初から海外配給を視野にいれていた映画だったようで、輸出映画産業振興金融措置の融資を受けて、製作された映画だったというコトでもある。
    これまたちょっと変わり種。
    それにしても怪獣は南洋の島に生息し、土着の民族がそれを崇め、守るように宿命づけられている。
    日本人は、島を訪ねてなぜだか怪獣の玉子を持ってかえって、見世物にして金儲けをたくらむようにできている。
    そして日本にやってくる怪獣たちはみんな世界遺産的名所旧跡が大好きで、コンビナートに目がないなんて、誰が決めたかしらないけれど会社かわれどみんなおんなじ。
    ステレオタイプを自らたのしむ、偉大なるかなマンネリズムでございます!

    拍手[2回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    サール
    帝国ホテルのサールに行ってきました。

    ずっと頭の中をグルグルしてるサンドイッチをこしらえようかと考えておりましたが、
    お皿の上でいただいたほうがいいお料理ばかりでした。


    フレンチトーストはフランスパンタイプです。

    ジャムをソースみたいに添えて、3枚重ねパンケーキ、フレンチトースト、ワッフルを頂いてきました。
    自分で自分用の一口パフェを作るの、楽しいですね。

    大食いのためじゃなく、組み合わせを考えて食べたくなる素敵なバイキングでした。

    ああ、サンドイッチ……
    mioさん / 2011/07/24(Sun) /
    帝国ホテル
    > mioさん
    帝国ホテルのフレンチトーストは、コーヒーショップでいただいてもバゲットを使ったフランス風。
    一階のデリ、ガルガンチュアでも買えたりします。
    お行儀の良いバフェ。
    イマジネーションが湧き立つステキなバフェ…、サール。
    ひさしぶりに行きたくなってしまいました。
    サカキシンイチロウさん / 2011/07/24(Sun) /
    ガッパ!
    美樹克彦さんが歌う主題歌がインパクト大きいですね〜
    当時の子どもはみんな、最後の「ガッパ〜あああ!」を真似してました(笑)。
    タカハシケムヂさん / 2011/07/24(Sun) /
    がっぱぁぁぁあ!
    > タカハシケムヂさん
    美樹克彦さんの主題歌。
    耳に残ってしょうがなく、昨日は半日、がっぱぁぁぁあ!と事あるたびに唸っておりました。
    ムード歌謡っぽくもあり、当時の空気やムードが伝わってくる独特の主題歌。
    ステキであります。
    今のタイアップソングとは違った力強さを感じます。
    サカキシンイチロウさん / 2011/07/24(Sun) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    シロニゴリ HOME プディングカメラ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]