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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
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    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    今日は一日、食卓の上におせちのお重。

    693e3e86.jpegそれをつまみながらお酒を飲んだり、冷蔵庫の中から料理を出してきてはつまんだり。
    終日ダラリン。
    まずは焼いた鯛をむしってつまむ。
    田舎から送ってきた鯛の浜焼き。
    さすがに一尾は大きいでしょうと、焼いてそれを切り身にしてもらったの。
    田舎にいたころ、めでたいコトがあると食べたのが「鯛の浜焼き」。
    正月にはその鯛の尾頭付きを焼いたのと、生のブリが一匹丸ごと届いてそれを三日がかりで食べ尽くす。
    それが田舎の新しい年の迎え方で、だから東京に来たとき新巻鮭を見てビックリした記憶がある。
    ネッチリとした極め細やかな鯛の身と、うま味の強い独特の味。
    噛むとキチキチ、歯が痒くなるその食感がなんだかとてもなつかしい。
    生姜をすって風味を付ける。
    スダチをちょっと搾るとスキッと甘みが引き立つ。
    めでたい思い出…、たのしんだ。

    94e22630.jpegそれからつまみをいくつか用意。

    赤カブの漬物。
    蕪の漬物は白でも赤でも緋色でも、どれも大好き。
    特に赤カブ。
    コリっとした歯ごたえ。
    なのに芯の部分がクチュっとやわらか。
    生のくせして生っぽさがまるでなくって、香りが爽快。
    ほのかに赤い色もめでたく愛らしく、これも正月の味の一つネ…、ってウットリとする。

    それからつけ揚げ。
    鹿児島の串木野からわざわざ送っていただいたモノ。
    甘いのだけど、やさしく甘い。
    フックラしていて、しかもシットリ。
    噛むとジュワッと甘みがにじみだしてくる。
    これほど、ジューシーでみずみずしい練り物って他にしらないほどのシットリ。

    まるでデザートみたいな味わいでもある。
    けれどこの甘さと一緒に、芋焼酎を飲むと不思議とこれがおいしいのです。
    鹿児島の料理はみんな甘めの味で、それは多分、芋焼酎をおいしくさせるようにできているんだろうなぁ…、って思うほどに、おいしく甘い。
    なんだか体がほっとする味、オゴチソウ。

    52b1f3ff.jpegそして〆。
    うどんを茹でる。

    田舎から送ってもらった讃岐のうどん。
    半生麺で、しかもかなり角張っている。
    茹でる時間が15分ほど。
    大きな鍋にたっぷりのお湯を沸騰させる。
    そのお湯をずっと沸騰させ続け、鍋の中を泳がせながら茹でていく。
    徐々に太さがましてくる。
    太さをますと同時に色が飴色にかわってく。
    箸で一本、引き上げるとぬめぬめとした艶とハリあるなめらかさ。
    小麦の香りも濃厚で、ピピッとタイマーがなると同時にお鉢にうつし、釜揚げうどんにして食べる。

    タレにちょっと一工夫。
    大きめの椀。
    そこにタップリ刻んだネギと鰹節。
    本当にタップリそれらを入れて、タネを抜いた梅干一個。
    麺つゆを入れ生姜をすって、グラグラ煮立ったお湯を注いで出来上がり。
    ネギの風味とシャキシャキとした食感に、鰹節のうま味と香り。
    それに梅干の酸味が混じって、スキッとおいしい。
    麺つゆの持つ人工的な香りや味が、これら薬味の風味と味で嫌味にならずになめらかになる。
    うどんをトプッと椀に入れ、ネギや鰹節と一緒に巻き取り口に運ぶと、麺のモッチリした食感がネギの歯ざわりで引き立って食べててたのしい。
    オキニイリ。

    a1ad0368.jpegぼんやりとテレビを見ながら、あれこれつまみをつまむ夜。
    中でもこれが、今日一番のオキニイリ。
    「ロイヤルプチスモークチーズ」ってモノ。

    小さなポークビッツソーセージほどの大きさで、キャンディーを包むような包み方にて一個、一個が小分けになってる。
    クルンと包装紙を開くとまずは、スモーキーな香りがしてくる。
    色はまさにソーセージ。

    カプリとやると、ネットリとしたチーズの食感。
    頭は一瞬、プチュンとした肉の歯切れ感を期待する。
    なのにネットリ。
    見た目と香りはソーセージ。
    けれど味はチーズでしかない、その意外性が面白くって食べてたちまちオキニイリ。


    それにしても正月の夜のテレビ番組…、昔は特別感があったのだけど今ではまるでいつものテレビ番組のスペシャル版のような番組ばかりでなんだかつまらない。
    出てくる人も、やってることも、新しい年が始まっているというコトを人に気づかせぬよういつもどおりをふるまっている…、やっぱりなんだかつまらない。

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    無題
    遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
    こちらも実家で母とのんびりと過ごしております。

    地上波のTVも今ひとつなので、昨年購入しておいたDVD
    「もう一度観たい日本のCM50年」を観ておりました。
    温故知新ではありませんが、先人の営みに学ぶ事の多い
    一枚でありました。

    では、今年もよろしくお願い致します!
    タカハシケムヂさん / 2011/01/01(Sat) /
    実家のお正月
    > タカハシケムヂさん
    実家でお正月とはうらやましい。
    今年はどうにもこうにもスケジュールの調整がつかず、それで東京でのお正月をたのしんでおります。
    今年もステキなコメント、お待ちしております。
    よい一年になりますように。
    サカキシンイチロウさん / 2011/01/02(Sun) /
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