サカキノホトンブログ超空腹にて弁天庵

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超空腹にて弁天庵

弁天庵で朝とする。

朝、モノスゴイ空腹に目がさめた。
高校生の頃の朝の空腹。
寝ている間に魔法使いがやってきて、お腹の中のモノを一切合切とりだしていってしまったんじゃないかって思うほどの、スゴイ空腹。
というのに、冷蔵庫の中にはほとんど何もなく、ゲゲゲの女房を見たあとダッシュで弁天庵に駆けつけた…、という次第でござる。
腹グーグー。

外は霧雨。
道路はしたたか濡れていて、昨日の激しい雨の名残りを感じる。
大荒れだった地域もあったようであります。
皆様、おかわりございませんか？

東京という街。
特に都心は、天気が荒れるコトが少ない。
ときおりスコールのような雨が降りはするけど、今年はそれも少なくてありがたいなぁ…、と思ったりする。
砂漠をかける熱風のようなビルの風。
アスファルトが熱気を吐き出し、上から下から温められてまるでオーブンの中にいるみたいな暑さも我慢をしなくっちゃっ…、て思ったりする。
ニッコリと。

朝定食をいただきます。

甘くてフルンとした玉子焼き。
山芋トロロ。
納豆パックの蓋をパキッとちぎってはがして、納豆覆った薄いフィルムをはがすのがもどかしくって、ちょっと苛々。
腹すきすぎて、理性を半ば無くした感じ（笑）。
フィルムをグルグル、手首をまわして糸をきりつつ片づけて、醤油をかけてさぁ、いただきます。

まずは蕎麦。
七味をタップリふりかけて、汁をゴックリ。
出汁がお腹にしみこんでくる。
麺をズルンとたぐると、スルスル、喉からお腹に一本、おいしい筋が通ってきえる。
生き返る。
急いで納豆、かきこんだらば鼻下の髭に一粒、貼り付きひっかかる。
あぁ、これで半日、息するたびに納豆臭が漂うんだよねぇ…、って思いながらもホツホツハクハク。
小粒の豆のコツコツとした食感が、口でトロトロ、なめらかになるのがとてもたのしく、しばしウットリ。
ご飯を口に放り込み、そのネバネバをリセットさせる。
それから蕎麦の汁をゴクン。
気持ちがほんわか、落ち着いた。

今日は定食に冷や奴を追加した。
朝食メニューにはないのだけれど、夜のおつまみメニューの冷や奴。
できますか？って聞いたら大丈夫ですよ…、っていうのでたのむ。
朝の口に、ひやんとなめらか。
醤油もかけずそのまんま、薬味のかかっていないところをちょっとひとかけ。
口に含むと大豆の香りが、フワッと漂う。
漂いながら、一緒に納豆の匂いがやってくるのに笑ってしまう。
七味をタップリ。
醤油を少々かけて生姜と一緒に食べる。
喉をスベスベ撫でながら、お腹の中に飛び込んでいく豆腐の食感。
冷たくたのしく、食欲一層、湧いてくる。
サイドに付いた生の白ネギ。
熱々の蕎麦のスープに浸してしんなり火を通し、海苔で包んでご飯をくるむ。
シャキシャキとした食感たのしい、おもしろい。

今日は一日、自宅に缶詰め。
大きな企画書ひとつ仕上げる所存なりぃ。

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2010/07/30 (Fri) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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