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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    弁天庵で朝をとる。

    458b78eb.jpegひさしぶり。
    最近、歩いていけるところにはなるべく歩こうとそれで、四谷三丁目の駅を使う機会が減った。
    特に朝。
    新宿方面に行くときは駅の反対側に向かってまず歩き出すコトがほとんどで、それでなんだかひさしぶり。

    ボクにとってのコノ店は、朝は定食を食べる店。
    そばのメニューもありはするけど、朝にしかない定食を食べなきゃ損!って思って来てる。
    けれど定食以外の料理をたのむ人もいる。
    それもかなりの割合の人。
    例えばここのカレー南蛮にはご飯がついてる。
    だからそれをたのんで朝の定食がわりにする人や、そばをたぐって終わりにする人。
    あるいは朝からかき揚げせいろと、豪気な注文する人などなど。
    朝の定食は破格な値段。
    けれど自分の食べたいモノをキチッと食べる。
    よくココであうおじぃさんなんて、いつもせいろだけ。
    でもそのせいろがおいしく全部食べられたときは、体の調子がいい日なんだ…、ってまるで健康バロメーターのように使ってる。
    やすけりゃいいってもんじゃないんだ…、って、自由で多彩なところがステキ。

    3ce5fb95.jpegここの朝のおかずがほとんど揃った定食。
    「朝定食」をたのんで食べる。

    シットリとして甘いそば屋の出汁巻き玉子。
    フワフワ、とてもジューシーな料理屋さん的玉子焼とはちょっと違って、若干、固め。
    少量の出汁と、かえしと、砂糖。
    キチッと巻いて仕上げるスタイル。
    だからシトッとしてはいるけどプチュっとたしかな噛み応えもある。
    玉子の匂いもちょっと強めで、お弁当箱にこのまま詰めたらピタッとはまる。
    そんな風貌、味わいが好き。

    納豆、それからとろろがついてる。
    これに冷や奴なんかがついてたらもう完璧。
    残念だなぁ…、と。
    壁のメニューをみればしっかり「冷や奴」って書いた木札がぶら下がってる。
    そりゃそうだ。
    何度かココの夜にきて、奴をたのんで焼酎飲んだコトがある。
    追加で注文すりゃいんんだよね…、って当たり前のコト、気がついた。
    思い込み。
    あるいは先入観って言うのは本当に人を盲目にする。
    気をつけなくちゃ…、って思う朝。

    bc68d3a4.jpeg納豆の上に七味をパラリ。
    醤油をほんの少々くわえて、混ぜずにそのまま口に運んだ。
    納豆といえば黄色い芥子がデフォルトで、けれどボクはあまり芥子を好まない。
    芥子の香りや味が納豆にかき消され、混ぜているコトをほとんど感じるコトがない。
    芥子を入れたら混ぜなくちゃダメ。
    グリグリ混ぜると芥子の香りがたってくるから…、と友人は言うのだけれどボクは納豆の糸が苦手でかき混ぜられない。
    替わりに赤い唐辛子。
    パラッとかけるとたちまち風味と辛味をガツンと発揮する。
    唇周りがちょっとヒーハー、辛くなるのが玉に瑕だけど、ボクは好きな組み合わせ。

    おそばの上に焼き海苔のせて花巻蕎麦にして食べる。
    パリパリの海苔。
    それがユックリ出汁を吸い込みトロトロになる。
    出汁に海苔の香りがうつって、香ばしくもなり蕎麦と一緒に海苔をたぐると、ヌルンと喉越しなめらかでよい。
    出汁吸い込んだ海苔だけつまんで、ご飯にのせると即席佃煮みたいになるのもまたオモシロイ。
    オゴチソウ。

    8f84bb9f.jpegそうそうそれから、コノ定食にしばらくついてた昆布の佃煮。
    あれはあれでおいしかったのだけれど、今朝は、かわりにジャコの佃煮だった。
    少々、ウットリ。
    小魚のヒレのところがカラメル状にサクサクしてて、身はカリンカリン。
    頭の部分はホロッと崩れる、食感さまざま。
    噛めば噛むほど魚の旨みが滲み出し、顎が動いて目が覚める。

    田舎にいた頃、よく食べた。
    どこかのお店で作ったモノも食べはしたけど、自分の家で出汁をとって残ったジャコを煮詰めて煎って佃煮みたいにしたのが常備されていたモノ。
    ずっと骨太。
    かつて100キロオーバーの重い体をゆうゆう支え、大きな病気をせずにすんでいるのも立派な骨のおかげで、遺伝半分。
    残り半分は小さな頃にいやんなるほど食べた小魚のカルシウム分のおかげなんだろうって今でも感謝。
    今朝も感謝でプチュっと食べる。
    さてお仕事に、向かいましょう。

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