サカキノホトンブログ初・外・ご飯

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初・外・ご飯

今年もそろそろ仕事がはじまる今朝のコト。

今年初の外食の朝を弁天庵ですることにした。
友人と打ち合わせの約束があり、場所は四谷三丁目でいいよ…、というのでそれでお店の前で待ち合わせ。
まだ本格的な仕事始めが完了したわけじゃないのでしょう。
電車がホームに着いた気配があった直後の人の流れがいつもより、かなり少なめ。
ボクも今日は原稿書きで自宅に詰める…、まだ仕事の準備の一日となる。

明けましておめでとうございますとお店にはいる。
いつもは調理担当の男性スタッフと、レジの前で注文とったり調理の手伝いしている女性スタッフの二人で切り盛りしている朝のココの時間帯。
女性スタッフのかわりに男性スタッフが立ち男のお店になっていた。
ここのシフトも正月モードというコトなのでありましょう。

いつもの定番。
朝定食をもらって食べます。
玉子焼きと納豆、とろろ。
ご飯に佃煮、海苔に蕎麦。
いつものおかずがお膳の上にズラッと並んで食べるとおやまぁ…。
いつも以上にだし巻き卵がシットリしてる。
甘みもシッカリ。
同じように作っていてもちょっとづつ違ってくるのが「人が作るモノ」の証し。
今日はなんだかめでたく感じる。

付き合ってくれた友人は焼き鮭定食をたのんで食べた。
皮目がパリッと焼けた見事な焼き鮭で、一切れもらうとこれまたシットリ、うま味、風味もシッカリしててたったひとかけでご飯がグングンすすんでく。

納豆をご飯の上にのっけて食べる。
いつもはご飯はご飯。
納豆は納豆で口に運んで、口の中で噛みながらひとつにするのが好きなのだけど、今日はちょっと趣向をかえて。
ご飯の上の納豆に、昆布の佃煮をのっけて味をそれでつけ、海苔でくるんでパクンと口へ一気に運ぶ。
パリパリズルズルホツホツと。
いろんな食感が口の中に一度にやってくるのがたのしい。
納豆が糸を引かぬのもうれしい食べ方。

ボクは熱い蕎麦をとり、友人は冷たい蕎麦をセットのそばに選んだ。
同じ蕎麦。
なのに温度が変わるとまるで違った食べ物。
熱々の蕎麦はヌルンと食感なまめかしくて、風味もポワンと濃厚で、それが冷えるとギュギュッと締まり角を感じるほどに食感、固くてたのしい。
ワサビの香りも清々しくて、お腹がスキッとひきしまる。

ちょっと遅めの時間だったということもあるのでしょうネ…、近所のおじいさまが次々お店にやってきて、まるでシニアな景色になった。
それがなんだか穏やかで、正月明けの朝にふさわしい気がしたそんな朝。

ドトールコーヒーで打ち合わせ。

ドトールコーヒーといえば全国の支店をもったチェーンストア。
けれどこの店。
四谷三丁目にある店はまるでチェーンのような雰囲気がなくてうれしい。
従業員が変わらない。
引っ越してきて２年近くになるけれど、ずっと同じスタッフでだからみんな顔見知り。
今日も「おめでとうございます」って自然に声を掛けあって、それに応えてほぼ同時のタイミングにて「今年もよろしく」って返事をかえす…、そしてニッコリ。
こうしたふれあい、人と人との関係がとてもうれしい、ありがたい。
熱々のカフェラテのんで打ち合わせ。
考えてみれば今年に入ってはじめての、コーヒーという飲み物がここドトールのカフェラテで、ほどよきウマさにニコリとなった、またきます。

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