サカキノホトンブログひさしぶりなり弁天庵

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ひさしぶりなり弁天庵

弁天庵で朝としました…、四谷三丁目に引っ越してきてしばらくの間、ここで朝のご飯を食べるのがとてもたのしく、かなりの頻度でやってきていた。

最近、ペースが落ちまして、それというのもおそらくここの朝を食べるとドッシリとした満腹感に良くも悪くも襲われるから。
自分でも呆れるほどによく食べる。
いまさら改めて言うことじゃないと思うんだけど、お医者さまに会うたびお叱り頂戴するほど食べはするけど、最近、炭水化物の量は減ったように感じる。
定食食べてもご飯は半分、あるいは残すようになったし、お米ご飯よりパンやパスタの方がなんだかおいしく思う。
舌の感じ方が変わったのか、それともただただ新たな偏食がはじまったのか。

どちらにしてもここの登場回数はかなり減ってる、七福神さま、おひさしぶりでございます。
いつもの定食…、朝定食。
出汁巻き玉子に納豆、とろろ、焼き海苔にそばがつくというセット。
もともとそばはハーフサイズで、ご飯を半分にしてもらってもちょっとお腹が重たくなっちゃう。
料理は残さず食べてあげたく、だから一人前を全部おいしく食べられないと自分の体が弱ったような気持ちになって食べることが楽しくなくなってしまうのですね。
お盆の上のすべてがハーフって定食が、あればいいのにって思っちゃう。
しんみり、シニア予備軍みたいな感じであります。

食べる準備をまずします。
出汁巻き玉子に添えられた大根おろしにちょっと醤油をたらして汚し、納豆パックをペリッと剥がす。
そこに昆布の佃煮のっけて味のたよりとし、焼き海苔を包んだパッケージを破ってお皿にきれいに並べる。
食べる前にこれだけ準備をしなくちゃいけないって、日本の料理に独特なとこかもしれないです…、味や食べ方の最後の一筆を食べ手にゆだねるやさしさがあるからなのかもしれません。
口を動かす前にこうして手を動かして、頭を目覚まし、そして食欲思い出す。
まず納豆をズルリと食べて、次に山芋…、ご飯のおかずというよりもサラダとスープをまず食べるようにしてお腹の中に収めてやおら、出汁巻き玉子。
そして蕎麦の汁をすすってお腹の中を温める。

パラリとそばに七味をかけて目に鮮やかをよそおってズルリと食べる…、そばの風味がピリッと凛々しくひきしまり、そこにツルンとそばが飛び込み口、満たす。
冷たいそばはバッサリ爽快。
温かくした汁そばは、最初はツルンとハリがあり、ところがそれが徐々にネットリ粘り気もってなめらかになる。
その食感の変化が楽しく、最初の食感楽しんでしばらくそのまま休ませる。
休ませついでに出汁巻き玉子と海苔をのっけて、その両方にも汁を吸わせてパクリと食べる。もともと出汁を含んでふっくらした玉子焼きが、ポッテリ舌にのせると重たくて、自然とジュワリと出汁をにじませゆれるたのしさ。
海苔もとろんとぬめらかで、そばに絡んでご馳走感をもりたてる。

七福弁天庵四谷三丁目店

関連ランキング：そば（蕎麦） | 四谷三丁目駅、曙橋駅、信濃町駅

[2回]

2013/10/15 (Tue) ボクのご近所レストラン Comment(4)

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ｻｶｷｻﾝ～

ｻｶｷｻﾝ
雨ｽｺﾞｲですネ

ｻｶｷｻﾝも大人になったから好みが変わったのｶﾅ？

疲れてませんか？
ふぁいとして下さいネ
( ☆∀☆)／

つんつんさん / 2013/10/15(Tue) /

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ありがとうございます

> つんつんさん
大人ですからがんばります。

サカキシンイチロウさん / 2013/10/15(Tue) /

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ハーフサイズ希望。

私もシニア予備軍ではありますが(^^;、それはさて置き、身長145cmとかなり小柄であり、外食では完食できないのを常態としております。減らしてくださる様にお願いしても、なかなか…。ランチ時では手間をかけるのも申し訳なく…。
どうしてメニューには「大盛り」の文字しかないのか…これは私の長い疑問です。

いちさん / 2013/10/16(Wed) /

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少食文化

> いちさん
日本の外食産業はいまだに「お腹いっぱい」がテーマの商品やコンセプトが作られ続けていますね。
アジアにいくと、少食文化が活き活き息づいているのに。
これからの産業のテーマの一つだとボクは思います。
酒を飲みたくない時にも居酒屋を選んでしまうのも、スモールポーションで料理が出てくるからかもしれません。

サカキシンイチロウさん / 2013/10/16(Wed) /

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