忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    朝にほんわり、ノスタルジ。

    ジョイタイム。

    joytime.jpg30年ほど前に一世を風靡したディスカウンター系ファミレスの走りのような存在で、ハンバーグセットが600円で、サイドにコロッケ一個50円。
    エビフライなら150円で好きなものを選んで組み合わせて食べることができたりしました。
    まだガストやサイゼリアがこの世に出てくる10年以上も前から当時の学生や、若い人たちの味方だった店。
    代々木なんかにも支店があって、そこに行くと代ゼミの学食みたいでもありました。
    世のファミレスがどんどん安売りをするようになり、それで支店はほとんどなくなり、でも渋谷に一軒。
    ひさびさ渋谷で用事があって、それでついでに朝にする。

    JR渋谷駅の南口。
    うんざりするほど長くてウネウネ曲がりくねった歩道橋を降りた先。
    ドラッグストアの手前にある階段をタンタンタンとかけおりた先に、今も昔のまんまのお店がそっとある。

    44b03ecb.jpegかつてのデニーズ。
    カウンターがお店の一番いい場所にズドンとあって、そこにコーヒーマシンがあって。
    そこに座ると目の前にキッチンで料理を作る様子が見える。
    ひとりで食事するのが決して寂しくない配慮。
    アップルパイをまずはたのんで、お替わりコーヒーをガブガブ飲みつつ、タバコをくゆらせ時間をつぶす。
    アメリカのハードボイルド映画の始まりの場。
    …、のごとき典型的なるコーヒーショップの姿が未だ、ここにはあります。
    なつかしい。

    とはいえ、郊外型でファミリー向けのデニーズほどはテーブルサイズがユッタリしてなく、ちょっと窮屈。
    でも座り心地のよい椅子と、こじんまりとした空間が逆に喫茶店的なる居心地のよさを作り出してる。
    メイドインジャパンなコーヒーショップ…、っていう趣にほっとします。
    メンテナンスも行き届いてて、がんばってるなぁ…、って思いもす。

    安さ健在。
    06093cfc.jpegとはいえ、今となってはたまげるほどの安さではない。
    ハンバーグが400円代って言われても、今ではそれで?って突っ込まれちゃう。
    けれど軽食関係の商品は、やっぱり驚くほどに安くって、たとえばバナナパンケーキ。
    しっかり焼けたちょっと薄手のアメリカンスタイルのパンケーキが2枚にバナナが半本ついて、それでたったの200円。
    メープルシロップがパック入りじゃなく、ピッチャー一杯ついてくる。
    パンケーキだけならたったの120円。
    ドリンクセットが100円だから、220円でパンケーキの朝を迎えることができもする。
    しかもしっかりサービス付きで、マクドナルドよりお得かも…、って感心します。
    ビックリです。

    ボクの朝にととったプレート。

    469fafb2.jpegウィンナースナックっていう商品で、目玉焼きにウィンナ、コロッケ、フレンチフライ。
    それにフッカリ、トーストが付く。
    どれもハンバーグのサイドにつけてたのめる軽食商品ばかりの盛り合わせ。
    へんてこりんに手間のかかった料理がないのが、まさに「スナック」。
    おやつ感覚でご機嫌になる。

    トーストにはあらかじめ、表面が濡れてシットリなるほどバターが付いてる。
    サックリとしたクリームコロッケも懐かしい味。
    なにより黄身までほどよく焼けた卵の見事な焼き加減に、なんだかちょっとした運命感じる。
    たのしいくなった。

    これもいい店、って思います。
    「おいしい」だけがいいレストランの価値を決めるのじゃない…、ということ。
    便利で快適。
    なにより気軽に使える価格であるということも大切なんだよネ…、って思います。
    今朝も開店を待ちかねてやってくる、近所のおじいちゃまたちでありましょうか。
    しばらくボクを除いたお客様の平均年齢オーバー70!…、っていうような状態だった。
    最近、街中でじんわり繁盛しているお店の朝の景色に共通の、シニアにやさしいこうしたお店。
    わるくない…、って再認識。

    拍手[3回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    懐かしい場所
    ジョイタイム!
    地方に住んでた頃、東京に遊びに出るのは(金が無かったので)夜行バス。でも、朝の5時とかに着くんですよね。
    当時は渋谷がメインの遊び場だったんで、
    街が動き出すまでの数時間、渋谷のここでよく時間を潰してました。
    変わらずあるのは嬉しかったです。
    が、流石に営業時間とか客層が変わってたのはちょっと残念でした。
    まりおさん / 2009/05/07(Thu) /
    懐かしくも新しい場所
    > まりおさん
    確かにかつては24時間営業で、いつ行ってもそこそこお客様が入っていたお店でしたのにね。
    ちょっと寂しい感じもしました。
    けれどその「絶妙の萎れ感」がボクにはなんだかとてもステキなような気がしました。
    サカキシンイチロウさん / 2009/05/07(Thu) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    ホラー映画にラブコメディ HOME 六本木にて
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]