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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    飛行機にのって、ビュビュッと東京。



    夕方スタートのフライトは窓の外に日が沈んでいく光の変化が、ドラマチックでちょっと好き。
    今日のフライトはなかなかゴキゲン。
    B777の大きな機体に、ユッタリ、乗客少な目でボクの隣はスキッと空席。キャビンアテンダントのサービスもちょっと優雅でいい感じ。
    水平飛行に入ってしばらく。そろそろ機内サービスの時間かなぁ…、と思った頃にビビンパだとかプルコギだとかのような匂いが漂ってくる。



    メインディッシュのプレートの蓋をとったら、豆ご飯に牛肉煮込み。シチューのように見えるのだけど、ソースの味のベースは醤油。牛骨スープの風味と一緒に悪と煮こまれ、とろみがついてる。
    アクセントにと八角、ニンニク、唐辛子。だから食べると韓国料理。
    羽田に向かう飛行機ながら、まだまだココは韓国内…、って感じがたのしい。
    オモシロイことに豆腐のパックがついていて、濃厚味でなかなか旨い。付属のタレが酸味の強いニンニク醤油で、頭は冷奴の味を期待してるのに口の中にあるのは豆腐の韓国料理って感じがこれまたオモシロイ。

    機内映画で「マレフィセント」を見てみます。



    眠れる森の美女の新解釈っていう、かなり鳴り物入りだったモノ。
    アンジョリーナ・ジョリー主演で映画館でもテレビでも、謎めいていてコッテリとしたトレーラーをかなり頻繁にやっていた。
    気になりはしたけどみる暇がなく、それで今日。
    うーん、とっちらかった内容で個人的には見なくて良かったと思う内容。



    太い眉毛の女の子が、マヌケな顔したボンボンにキスされ、それでも目覚めずに妖艶な熟女のキスで目覚める不思議な物語り。
    男はセクハラ、パワハラの権化であって、女心は女しかわからないのよと、男性蔑視を絵に描いたような内容で、さすがディズニー、女子ウケ狙いと感心します。
    ロード・オブ・ザ・リングであるとかを見ない女性層にとっては、戦闘シーンやもののけモノの造形はとても新鮮でスゴい映画にみえるのでしょう。



    ただ、ファンタジー系の映画を沢山みている目には、陳腐でどれもがどこかでみたような既視感バリバリ。
    何より物語りに気持ちが入らぬ理由が主演の、マレフィセントの造形で、角が生えてて翼がある。しかもタイトなコスチューム。
    これってデビルマンだよね…、って、そう思ってみはじめたらばアンジョリーナ・ジョリーの顔が小野みゆきにしか見えなくなった(笑)。
    もしアンジョリーナ・ジョリーが、みなさんのおかげですの実写版のデビルマンをみてたらこんなオファーを受けずに流したはずって思いもします。



    口直しにガーディアンズオブギャラクシーの最後40分をみて泣いて、そしたら到着。羽田は雨でござんした。

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    朝をホテルのバフェにする。



    さすがに昨日は夜中までずっと食べてて、お腹はそんなにすいてない。
    とは言え部屋についてた朝食券を、使わないのももったいないからと、コーヒーだけでもいいやと思ってレストラン。
    想像以上にしっかりとしたバフェの内容。
    玉子は好みに焼いてくれるし、ベーコンなんてカリカリだし。ベーカリーもチーズもフルーツもかなり上等。なんだかお腹がなったような気がしたのです(笑)。



    料理をあれこれ、ちょっとづつ。
    燻製サムギョプサルをメインにおいて、焼いた韓国かぼちゃと茄子にキムチ。マグロのマリネをキレイに飾り、メインにクッパ。
    ユッケジャンスープとご飯があったので、それを使って即席風。
    韓国にきてたった2日で、口の中が刺激的なる辛味と酸味を求める不思議。このハイインパクトにもう何日かすれば飽きてしまうのだけど、飽きる前に旅立つ今朝がちょっとさみしく、ハフっと食べる。



    シリアルコーナーに大好きなライスパフのチョコレート味。それに珍しいカラーリングが置かれてて、コーンフレークスと一緒に思わずとっちゃった。
    ミルクをかけて、しんなりする前にシャクシャクカリカリ。
    前歯をくすぐるたのしさ味わう。
    異国バージョンのヤクルトに、スイカジュースで喉を潤し、飛行場に向けゆっくり移動をいたします。

    海外に来るたび日本の鉄道システムのすばらしいコトに感心します。特に首都圏の地下鉄を中心としたネットワークの緻密で正確、エレガントですらあるステキ。
    切符を買うのに難儀をしたり、乗り換えのたび上がって下がって曲がって下がるを何度も何度も繰り返さなくちゃならない今日が、呪わしくって、それも食べ過ぎたボクへの配慮と思って歩く。



    飛行場にてタップリ時間。昼食時をのがした今日の、昼のお腹に最後の韓国料理をと、フードコートにやってきた。
    メニューをみながらレジで料理をたのんで支払い。伝票もらって番号呼ばれて取りに行く。典型的なる韓国のフードコートの注文システム。
    お店は5軒。韓国料理が2軒、日本料理にイタリア料理、中国料理とあるのだけれど、カウンターの内側はひとつの厨房。調理人が注文に合わせて行き来しながら料理を作る。
    みてると人気の料理が一目瞭然で、韓国料理ばかりに人が集中していた。

    旅のはじめの景気付け。旅の最後の名残惜しさのどちらを満たすのも韓国料理ということなのでありましょう。



    ちなみにボクはまず中国料理。酢豚をたのむ。
    とは言え韓国風の中国料理で、細切りにした豚肉をふっくら揚げて、シナモンまぶす。そこに透明な甘酢をかけてまとわせ食べるという料理。
    酸味よりも甘みが強くて、ご飯のおかずというよりおやつ。
    だからあくまで単品。ご飯と一緒のセット売りにはされてないのがその証拠。これを食べると、あぁ、韓国だ…、って頭の中が変換される。

    それから冷麺。考えてみれば今度の滞在で食べ忘れていた料理のひとつ。



    スープをシャリシャリのシャーベット状に凍らせて、冷たく冷やした器に流す。細い麺を泳がせ食べる水冷麺に、辛子味噌をくわえた「辛口水冷麺」。
    冷たくしても。
    こんなに真っ赤に辛くしようと、スープの旨みが揺るぎなく、しかも口の中でサラッと溶けるとドッシリ、牛骨風味が蘇る。
    甘酢につけた薄切り大根もシャリシャリおいしく、ネロンと歯茎にまとわりつくような麺の食感ひきたてる。
    気が済みました…、そろそろ搭乗。夜には日本のご飯です。

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    韓国最後の〆にとシジャン。



    トムデモンの市場の中にある屋台街でチヂミを食べようとやってくる。
    これからソウルの街はどんどんたのしくなってくる。夏は暑くて、屋台でたのしむのも一苦労。暑いところで熱い料理を食べてると、気が遠くなっていくような気までする。
    ソウルに限らず東京も含めて大都会は夏にいっちゃいけない場所かもしれない。
    特にソウルは寒くなるとおいしくなってく料理の宝庫。



    今日もシジャンはにぎやかでした。
    十字型をしたアーケードの交差点には大きな屋台が二軒あり、厨房をとりかこむようにしてお客様が座って料理を食べてる。
    おでんや焼き物が中心で、それを魚にチャミスル、マッコリ。
    その交差点からちょっと離れた一角に、チヂミ屋ばかりが集まるエリアがあってそこの一軒に腰を落ち着け、のんびりします。



    タップリの油の中で揚がるように焼けたチヂミで、分厚く、表面カリッとしてる。
    具材はネギと刻んだイカだけ。
    齧るとザクッと前歯に歯切れ、甘い油の香りが鼻から抜けていく。
    芯の部分はモチっとしてて、けれど口が感じる食感はザクザクパリパリ、そしてシャクシャク。日本で食べるチヂミとはまるで違った、味わい食感。



    そのまま食べても味がしっかり入っておいしく、なにより刻んだネギの甘みがたまらずおいしい。
    醤油につけた玉葱がお供にやってきて、それをかじりながら食べると辛味と苦味がチヂミの旨みをふくらます。
    マッコリ飲みます。
    生でシュワシュワ、細かな泡を舌の上に踊らせ消えるマッコリで、スッキリとした酸味がおいしく、チヂミの味も引き立てる。
    サラリーマンが同僚たちと語り、笑って酒を飲む。彼らの笑顔がたのしげで、こういうムードが今の日本にはかけているかもと思ったりする。また移動。

    ホテルの街にもどってきて、旅の精算。みんなで2万円ずつ集めてそれから今度の旅の移動費、食費を全部払った。それで手元にほんのすこしだけ。割り勘精算するのも面倒なくらいのお金が残ってそれを使いきろうよ…、と。



    それでラーメン。
    明洞の街は夜が早くて、日が変わる直前という時間に開いてるお店が少ない。なんでもいいからと探して見つけた小さな店で、オロチョンラーメンを作ってもらう。
    青唐辛子をガツン!ときかせた醤油風味のラーメンで、期待もしないで食べたからか、不思議においしくビックリしました。
    食べて歩いて、飲んで歩いてまた食べて。そんな一日。お腹が疲れるどころかどんどん元気になってくるのがたのしく、しっかり平らげ帰ります。

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    そして二度目の晩ご飯…、タッカンマリを食べに来る。



    トムデモンの市場の近く。路地にぎっしり飲食店が並んだ通りがある。オモシロイのがワンブロックごとにお店の種類が変わってく。鯖焼き通りにチゲ通り。タッカンマリを売る店だけが並ぶエリアと、通りが変わると街の匂いが変わってくるのもオモシロイ。
    ただ、どの店もが流行っているかというと決してそうじゃなく、同じ料理を扱ってても流行っている店、そうじゃない店。お店のにぎわいが違うところもまたオモシロく、この店、ビックリするほどの繁盛店でビックリします。



    ココも女性ばかりが働くオモニのお店。料理はタッカンマリだけで、何羽食べるかを伝えるだけで次々、料理が並んでく。
    大体二人で1羽の勘定。今日は二回目の晩ご飯というコトもあり、4人で1羽半。
    大きなたらいのような鍋。
    中に予めスープと鶏にジャガイモにネギ。コンロの上に置いて火をつけ、ハサミでジョキジョキ、切り分けていく。骨があるからときどき難儀しながらそれでも見事な手際でみるみるうちに裁かれて、あとはグツグツ煮こむだけ。



    強火でスープが暴れるコトを恐れずグツグツ。ときどきアクをとりながら、煮込んで行くといい匂いがやってくる。
    そこでトッポギや砂肝をいれるんだけど、それらがこうして山積みなとこ。
    これも韓国(笑)。
    みないことにして、バサバサ入れてグツグツ煮沸消毒しながら、出来上がっていくのを待ちつつ、またチャミスル。



    タレをつくります。
    赤唐辛子のペーストにニンニク、それから醤油ダレ。練った芥子に好みで少々、お酢を入れ、炊きあがった鶏を浸してハフっと食べる。
    あぁ、旨い!
    赤唐辛子のドッシリとした辛味に芥子のツーンっと鼻から抜ける辛味。旨味のニンニク、醤油が風味を添えていて、チャチャッと混ぜただけなのに、だんでこんなに美味しんだろう…、ってビックリします。
    しかもスープ自体がおいしくて、それにタップリ胡椒をほどこし、鶏と一緒に飲み味わうと、鶏の旨みが素直に口に広がっていく。



    凝った作りではないだけに、素材の旨みが素直に口にやってきて、食べる手とまらぬおいしいゴチソウ。
    〆に乾麺入れてクツクツ炊きます。
    稲庭うどんのような細さの平打ち麺。けれど塩分を含まず作られ、しかも表面ゴツゴツしてる。軽く煮込むとハリがあり、どんどん煮込むとトロンとなめらか。
    スープをタップリ吸い込んで、二度目の晩ご飯でありながら、スルスルお腹の中に入って、あっためる。



    麺を半分残したところで、赤唐辛子のペーストやおろしニンニクをドサドサ鍋の中に投入。タレに使った素材の残りを全部使って真っ赤な鍋にして食べる。
    韓国料理の辛味ってなんでこんなにスッキリしてて、喉が痛くならないんだろう。
    赤唐辛子が違うのでしょう。
    不自然に甘みをくわえて作らない。だから辛味がスキッとしてて、唇に残る辛味以外はスッキリ消えて、次の一口ねだってくれる。
    堪能しました…、そして次に向かいます。

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    そして夜…、サンパを食べにトムデモン。



    野菜でご飯をくるんで食べる料理がサンパ。
    もともと韓国では肉や刺し身を野菜でくるんで食べる習慣があるけれど、包む野菜を多彩にし、野菜が主役の料理に仕立てた。いくら食べても、お腹が軽くてしかもおいしく健康的。
    お店に入ってテーブルにつく。
    するとまず野菜が大きな板にずらりと並んでやってくるのだけれど、20種類位上もあるでしょうか…、サンチュにサラダ菜、ケールにエゴマと言った葉っぱ野菜の他にもニンジン、大根、ビーツに青い唐辛子と、まるでサラダバーがやってきたようなにぎやかさ。



    ご飯と一緒にくるんで食べるのは大抵豚肉。
    ココでは豚バラ肉を凍らせて薄切りにしたモノをやき、ご飯とくるむ。
    お皿の上にドッサリ、こんもり、クルンと丸まる豚肉に、目がまずおいしく感じる仕組み。
    大きな丼ににんにく醤油風味のタレがやってきて、それに肉を漬け込んで凍った肉がしんなりしたら、鉄板の上に乗っけてカリッとこんがりやいてく。



    肉をよぉくみると軟骨が入った部位がいくつかまじる。
    皮付き、しかも脂をタップリ持った部分で、焼くと脂がカリッと焼ける。
    葉っぱ野菜にご飯に肉。葉っぱをクルンと巻き込んで、口の中に押し込み頬張る。口の中が葉っぱで満たされる感じがおいしく、しかも口がみずみずしくなる。噛むとサクッと野菜が歯切れ、肉の脂がジュワッと滲む。
    ご飯がパラリと散らかって、いろんな味や食感が口の中で一気に爆発するようなにぎやかさ。なのにやっぱり野菜の料理。
    オモシロイなぁ…、いくらだって食べられる。



    葉っぱが変わると味や食感がかわるのもいい。苦味に酸味、甘みに旨みが野菜それぞれで微妙に違い、硬いものから柔らかいもの。噛みごたえも多彩でたのしい。
    料理がズラッと並ぶところが韓国的。
    キムチやネギの唐辛子あえ。味噌や牡蠣の塩辛、ニンニク、唐辛子。
    イカを煮込んで旨みをだしたサムジャンなどなど…、どれもが薬味であると同時にそのまま食べてもおいしい酒のあてになる。
    チャミスルのんで、笑って食べて、また笑う。シアワセな夜がはじまった。

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