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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    人吉を出て、山を越え、また山超えて熊本につく。



    地元の方がでむかえてくれ、今日は一緒にのんびりしましょう…、と、それで車を乗り換え、再び山に向かって移動。
    レンコン畑や牧草地。
    熊本市って実は農業都市なんだなぁ…、って思いながら山の奥へ奥へと向かってやっていたのが道の駅。周りは本当に何もない場所。
    何もないね…、って言ったらここの近所に日本で一番長い階段があるんですよ。全部で3333段。何も無いけど、階段と山と温泉、川がある。



    車を降りて表にでると、緑の香りと川のせせらぎ。鳥が明るく鳴いていて、それで十分。何にもないと思う気持ちが恥ずかしくなる。
    「佐俣の湯」という温泉で、地元の人が気軽に入りにくるという。
    チケット買って、タオルを買って、服を脱いで素っ裸になる。白木の湯船に山の真ん中でくつろいでいる気分が満喫できる露天風呂。
    ヌルリとなめらか。肌にまとわりついてくるような濃厚な湯でじんわり汗が滲んできます。



    お風呂の中で話す話はとてもたのしい。
    数年前までバブル時代の後遺症で苦労したけど、やっと先が見えてきた。これから10年。どのようにしてがんばろうか。そして次の世代へとどう商売を引き継ごうかと、そんな未来の話をあれこれ。
    あの失敗がなかったら…、と悔しい気持ちを悔しいままにしておくと、生きているのがたのしくなくなる。それはたのしい寄り道と思えば人生はステキな旅になるのでしょうね。寄り道のない旅はまるで通勤、通学。そんな人生は面白くない。



    ここ数日間、ずっとお酒を飲んでいて、体の中からネットリとした汗がでてくる。スッキリ気持ちも良くなって、お風呂を出たら、フルーツ牛乳。
    瓶をよぉく上下に振って下に沈んだ、何なんだろう…、その正体を考えると眠れなくなる何かを十分撹拌したら、コシに手を当てグビリを飲み干す。
    プハーッと体が生き返る。



    それからお昼を温泉施設に付帯したレストランで軽くすませる。
    天井高く、外の光が思う存分ふりそそいでくる、明るい空間がきもちいい。
    ご当地料理やうどんにラーメン。手作り感が満点なコロンとかわいいおむすびと、素人くさいけど人間味のある料理があれこれ。
    「だごじる御膳」をたのんで食べる。



    熊本名物のだごじるに鶏の唐揚げ、ご飯に漬物、小鉢がついた定食で、それに冷奴を追加でたのむ。
    なぜ冷奴かというと、お風呂に浸かって体の中があったかで、それでひんやり冷ましたかった。生姜にネギとやくみのもタップリ。
    ガッシリとした鶏胸肉にポッテリとした衣をつけてガリッと揚げる。皮までバリバリに揚がってて、これなら皮も食べられる。甘辛いタレに漬け込まれ、ネットリとした鶏肉の食感、旨みもなかなかによし。



    甘めの味噌の汁の中。大根、ニンジンと鶏肉、里芋。肉を豚肉に変えれば豚汁になりそうで、けれど味噌の甘みと風味がやっぱり九州的。
    スベスベとした団子がスルリと喉を撫でるのがオモシロイ。
    今日の小鉢は野菜の白和え。
    豆腐のネットリした食感が、やさしくおいしく、腹満ちる。

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    仙台のアーケード街に山車が並んでおりました。



    伊達政宗に恵比寿さま。太鼓の乗った山車もならんで、にぎにぎしいこと。
    仙台山鉾と呼ばれるモノで、毎年5月の第三日曜に開催される、青葉まつりのための山車。
    七夕祭りだけじゃないんだなぁ…、って思ってニッコリ。おもしろい。

    それから移動。新幹線で仙台の北の隣の古川駅でおりて軽く打ち合わせ。それから車で移動をし奥羽山脈の反対側にある新庄という街にやってくる。



    とんかつ専門店としてがんばっている「梅え門」というお店。
    昔、ボクがやっていた会社でたくさん同じタイプのお店を作った。郊外で家族みんなでおいしいとんかつが食べられる…、そういうお店はまだ珍しく、それでどこもが人気で繁盛したものでした。



    ただ、そういうお店も今では珍しくなくなって、特に地方のお客様はおいしいとんかつの他にもいろんな料理があれば、もっと使い勝手がよくなるのにね…、って和食店へのニーズが強くなりはじめてる。
    うちもこんな料理が今、一番人気なんですよ…、と。
    やってきたのは、刺身がメインで、普通ならば天ぷらがあるであろう場所にとんかつが置かれたお膳。
    海から遠い場所だからこそ、おいしい刺身は贅沢なモノ。

     

    ほどよく厚いとんかつは、銘柄豚ではなくて普通の白い豚。けれどキチンと熟成されてて、脂が甘く香りも強い。
    サクッと歯切れて、フックラとした歯ざわりもよく、これでも十分おいしくて、しかも安く提供できるのがいいですね…、って。
    自分で胡麻を擦ったところにソースを流して一緒に食べる。この食べ方も昔はすごく斬新だった。今ではそれも当たり前。
    ずっとお客様のあこがれであり続けるってむつかしいよね…、と次の一手を一緒に夜まで考える。


    関連ランキング:とんかつ | 新庄駅南新庄駅



    そして水曜。明け方ベッドの中でウトウトしていたら、グラッと揺れる。かなり大きな地震ですっかり目が覚めた。
    ホテルのバフェでお腹を満たして、気持ちをやさしく落ち着かす。



    お皿の真ん中にちょっとだけご飯をおいて、周りにバフェのおかずを並べる。ボイルソーセージに薄切りのハム。千切りニンジン、茹でブロッコリ。菜花のおひたし、コロッケ、鶏肉団子にイカリング。
    いろんなものをちょっとずつ食べるたのしさ。海苔と納豆、わかめタップリの味噌汁食べてホっとする。
    ミルクコーヒーにトーストブレッド。マーマレードを塗ってパクリと朝のデザート代わりにします。今日も楽しくがんばろう。

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    徳島で仕事をいくつか。試食に試作。新商品の写真撮影に付き合ったりといろんなお店を行ったり来たり。最後の仕上げにうどんを食べる。



    えびす製麺所というセルフサービスの製麺所スタイルのお店。丸亀製麺がやってくる前からずっとやっていて、熱烈なファンはいるのだけど丸亀製麺と違った何か特徴がないと人気を維持できない。
    さぁ、どうしようと、あれやこれや、アイディアを出す。
    厨房と客席を隔てるカウンターが低くて、お客様との関係性を大切にする。お客様がしてほしいコトを先回りしてするようなコトを試してみよう…、とそんなコト。



    試食でカレーうどんを食べる。
    うどんはなめらか。最近、大手のうどん店はゴリゴリとした歯ごたえのある麺を好んで作るけれど、ここはヌルンと喉越しのよい麺を使い続けてる。
    茹でたうどんの湯切りをしっかり。丼に入れそこにカレーをかけるだけ。ネギや天かすをのっけて混ぜて、ズルンスルンとたのしく食べて、お腹をポカッと温める。


    関連ランキング:うどん | 吉成駅勝瑞駅



    ちなみに本日一日。オキニイリのカバンにMacBook air の13インチ。カメラに手帳に550ccのペットボトルを一個入れ歩き回った。



    実は新しいMacBookを買おうか、それともいっそMacBook Proを買おうかどうか迷ってて、まず「重さ」を実感してみましょうか…、とMacBook Pro分の重さに調節。それを肩からぶら下げて、一日過ごしたんだけど、案外これなら我慢できるか…、と気持ちがかなりMacBook Proに向かって動いてる。
    とはいえまだまだ思案する。
    思案のお供のヨーグリーナの不思議なおいしさ。ヨーグルト味というよりも、スコール味の透明な水。どこにこんな香りと味が隠れてるんだろうって、しげしげボトルを見つめます(笑)。

    徳島から移動で高松。実家に戻って今日はお泊り。遅めの時間で何が食べたいと言われてそれなら、鍋焼きうどんを作って頂戴。



    ボクが育った松山風の鍋焼きうどんを作ってもらう。
    アルマイトの鍋。クタクタに煮込んだうどんにお揚げにかまぼこ。牛肉を煮たのがあればよかったんだけど…、とかわりにしいたけ。ネギをタップリいれて玉子をポンと1個、割り落とす。
    すかさず黄身に箸をいれ、熱を通してうどんをたぐる。
    甘いお出汁を吸い込んだ麺がネロリと歯茎をなでてお腹がぽっかりあったまる。つもる話に今日は夜更かしいたしましょ。

    そして朝。「朝ご飯ができましたよぉ」を合図に起きる、ひさしぶりの朝。



    今日も1日がんばりなさい…、と、おかずがズラリと並んでいます。
    田舎のかまぼこ。軽く炙って魚の代わり。タラの芽添えて、玉子焼き。
    うちの卵焼きは砂糖と醤油で味ととのえたもので、だから若干色黒。見た目は悪いけど、ドッシリとした味わいでご飯がすすむ。
    炊きたてご飯にラッキョウをピュレにしたもの、塩レモン。おかずの味が足りないときには、コレを使って自分の味にしてちょうだい…、って。



    焼いた茄子に生姜をタップリ。旬のワラビの卵とじ。
    アサリのお汁に茹でたそら豆、キュウリに蕪の浅漬けと、エビフライとボクの好きなモノばかり。
    煮たタケノコを炭で炙って木の芽を添えて、アスパラガスには練った梅。ちょっと一手間が朝からウレシク、お腹もニッコリ。
    今日はウロウロ、橋を越え、長い一日になる予定。

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    今日はイベント。肉祭り。



    場所は新宿三丁目にある「鍋ぞう」という、野菜を食べ放題で食べることができるというのが売り物の鍋の店。
    サラダで食べることもできるというのがココの野菜バーの売り。新鮮で、産地、作り手の分かった野菜ということなんでしょう。春菊、白菜、ネギなど普通にの鍋の野菜にまじって菜の花、セリやセロリやタケノコと多彩な野菜が揃うところが選んでたのしい。



    薬味やタレがたくさん揃っているのもココのオモシロイとこ。
    しかもドライトマトや鬼おろしにした生姜やハーブ。男臭さよりも、女子好みっていうのがココのお店の特徴。
    サラダバーレストランに群がるようなニコニコ顔の女子にまじっておじさんも、あれやこれやと野菜をとって、肉を待ちます。
    大きな鍋の真ん中を仕切って片方がしゃぶしゃぶスープ。もう一方にはすき焼き用の割り下がはられて、イベント、めでたくスタート。



    肉が2種類。これがなんと尾崎牛なのでありまして、色に艶。なにより脂の状態のうつくしきこと。
    尾崎さんという人が責任をもって育てた牛。何しろ出荷直前は仲のいい牛同士しかひとつの檻にいれないほどに、ストレス排して育てた牛の貴重な肉は、今や世界中で引っ張りだこ。こうして気軽な店でしゃぶしゃぶ、あるいはすき焼きなんて食べ方はめったにできない。



    割り下の中でクツクツ、軽く煮込むと脂がチリリと縮れて仕上がる。
    噛むとザクッと、肉の繊維の一本一本を感じるほどにたくましく、なのに脂とまじるとトロリととろける。
    その脂がおそろしいほどなめらかで、甘くて味わい深いのですネ。
    しゃぶしゃぶにすると肉の旨みが引き立つ。ポン酢じゃなくて塩ダレで食べる趣向がまた肉の旨み、風味を際立てる。たくさん用意された薬味を使うのも勿体無いほど、肉そのものを味わい、食べる。



    〆にカレーが用意されてはいたのだけれど、それで後味、壊してしまうのも勿体無くてまずはそば。
    中華麺を軽茹でししゃぶしゃぶスープと塩ダレ少々。もみじおろしにネギを散らしてスルンと食べると、肉の旨みが麺にからんで口に広がる。
    それからすき焼き鍋で豆腐と椎茸クツクツ煮込み、溶いた卵を注いでチリチリさせたのを、ご飯にのっけてザブザブ食べる。
    肉の風味にココロが踊る。ゴチソウでした…、アリガタシ。

    ところでコレ…、膨らまして簡単にできるプラネタリウムなんだそうだけど、スゴくステキなやわらかアイディア。

    Osmo, A beginners guide to constructing the cosmos from Loop.pH on Vimeo.


    素材は「銀マイラー」っていう、サバイバル用のブランケットなんかに使われている軽い素材。
    そこに星図を3Dマッピングしてあって、まるで自分が地球になったかのような夜空をたのしめる。学校なんかでやるのもいいけど、夜空の下や公園で膨らましたらどんな気持ちになるんだろう…、って思ったりした。
    夜空を見ましょう…、晴れの夜。

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    今日は一日、移動で仕事の繰り返し。渋谷で打ち合わせをしたあと移動。神楽坂にある会社を訪問。そこでランチをとろうと思っていたのだけれど。



    なんと目的の店。「二葉」という老舗の寿司屋さんが閉店してた。
    お店が入った大きなビルは自社ビルで、決してお金に困ったり売上不足で閉店しなくちゃいけない事情はなかったはず。
    聞けば後継者もおらず、経営者が年取ってしまってそれでやむなく閉店。
    勿体無いなぁ…。でもコレが、今の日本の飲食業の厳粛なる事実なんだと思ってちょっと気持ちが沈む。しょうがない。


    関連ランキング:寿司 | 飯田橋駅牛込神楽坂駅神楽坂駅



    次の移動が新宿発で、それでまずは新宿にいく。それからどこかで、チャチャッとおいしいモノを食べようと「東京老拉麺」という店を選ぶ。



    新宿駅の西口前の地下街にある、うなぎの寝床のような店。
    カウンターが一本だけ。入り口から奥に向かって一直線にお客様が並んで座る。その内側が全部キッチン。忙しい時間帯には調理人がズラリと並び、なかなか壮観。
    赤坂璃宮の譚さんがプロデュースした香港スタイルの麺の店。



    一緒に付き合ってくれた人が食べた「ネギとチャーシューのスープそば」がココの一番の売り物で、ところが出てきたモノをみると、今までと違った感じ。
    麺もスープも変わったようで、悪い予感をしながらボクの料理を待った。

    五目あんかけの焼きそばで、香港麺をこんがり焼いたモノかと思ってたのんでみたら、なんとそれをバリバリに揚げてあんをかけたもの。
    しょうがないかと思ってひと口。パクリと食べるとバリバリ麺が歯茎をつっつく。



    それそのものは香ばしく、悪くないんだけどあんかけ部分のコクが少々足りない。
    コクが足りない分を砂糖で補った。甘みで旨みをごまかすような、奥行きのないペッタリとした味が期待と違った感じ。
    どうしちゃったのでありましょう。
    見れば開業当時からずっとメインで頑張っていた調理人の姿が見えない。もしかしたら今日だけそういう状態なのかも。そうじゃなかったら、何かがおこっているのでしょうネ。
    メニューの傍らでにこやかに笑っていらっしゃる名前をかしたスターシェフ。こういうリスクにさらされるって大変だなぁ…、って思う昼。


    関連ランキング:ラーメン | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅



    新宿駅から一時間ちょっと。郊外にでてまず仕事。仕事を終えて、とんぼ返りで新宿に向かう電車の待ち時間。
    駅の周りにはほとんどお店が見つからず、気軽に入ってお茶を飲めるのはマクドナルドばかりなり。…、なるほどこういうときに使われるお店になったのかもしれないですね。



    コーヒーを2個。小さいサイズでもらうとなんと2つでたったの200円。
    にもかかわらず立派なカップ。それに便利な蓋までついて、「ミルクと砂糖はご入用ですか」とワザワザ聞いてくれる親切。
    ユッタリ座れるテーブルと椅子。
    それだけ大盤振る舞いをして、一体いくら儲かるんだろう…、と下世話なことに思いを馳せる。不思議な商売。オモシロイ(笑)。

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