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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    回転寿司で新春ことほぐ昼のコト。
    12827913.jpeg寿を司ると書いて、寿司でありますからして寿司を言祝ぐにふさわしい時期。
    正月気分もすっかりとれて、市場も徐々に通常モードになりはじめてる。
    昨年暮れの魚の相場はひどかった。
    特にカニは壊滅的なほど水揚げ量が少なくて、どこの店でも取り合いだったというほどでそれもこれも荒れた天気と潮の乱れのせいだった。
    とはいえそろそろ魚の値段はご祝儀相場から下がりはじめる時期でもあって、寿司の食べ頃…、やってくる。

    4ae73414.jpeg日曜の昼というこの店のかきいれどきでもあるのでしょうネ…、席もベルトの上もギッシリ…、握りたての寿司が次々、流れていきます。
    運良く元気の良い握り手の前に座ることができ、あれこれ目当ての寿司つまみます。
    回転寿司のボク的定番はホタテに漬け。
    特にココのまぐろの漬けはピトっと舌に貼りつくようなねっとりとした赤身の食感、カツオのうま味がしっかりとした漬けダレの相性がよく大好物。
    ブリに生鯖、カンパチと脂ののった魚の旨さに舌づつみうち、エビに北寄と目の前流れる手頃な魚をお腹に入れる。
    まだ正月の名残をのこした贅沢ネタが今日は充実。
    サクサクとした数の子に、ネットリ口全体にまとわりついてくる生ズワイ。
    房総沖のカワハギが今日は新鮮で旨いですよと勧められ、肝とポン酢醤油でムッチリとしたぬめり気さえあるその食感を味わった。

    焼いたうなぎの香ばしさにて、ほぼお腹の中が満足しそれでカッパ。
    寿司の最後にカッパというのは、どうにもこうにも譲れぬところで特に太切りにしたキュウリがスパッと入ったカッパは答えられないオゴチソウ。
    カリッと噛んだときの食感。
    キュウリ独特の緑の香りとキュウリが中に蓄えた甘いジュースがみずみずしくて、寿司の最後に口をスッパリ、洗ってくれるようなおいしさ。
    堪能しました、ゴチソウサン。

    夜は家飯…、すき焼きにする。

    sukiyaki.jpg縁起をかついですき焼きを「寿喜焼」ってかくことがある。
    つまりこれまた寿司と同じくめでたい料理。
    新春を寿ぎ喜ぶために焼く。
    肉に春菊。
    えのきに豆腐に糸ごんにゃく。
    それから水で戻した車麸。
    まずは鍋を火にかけて、牛脂を溶かして肉を置く。
    砂糖をかけて脂と一緒になって焦げ、カラメル状にしながらそこに醤油をジャジャっ。
    肉そのもののうま味で味わう、関西風の作り方。
    家ですき焼きを食べるときには醤油、砂糖、日本酒と子供ひとりが一つづつ調味料を持ち父の差配でみんなで作る。
    肉は父、野菜は母と分担決まったチームワークの料理だった。

    赤身のおいしい牛肉をジャジャっと焼いて、それから次々、具材を入れる。
    脂の横にネギを置き、ジックリ焼いて中をトロトロに仕上げて食べる。
    肉はツヤツヤ、砂糖の力でテカっと光り、豆腐はブスブス、小さな穴が沢山あいてまるで揚がったように仕上がる。
    そして春菊。
    じつはつい最近まで、すき焼きの中の春菊がどうにも苦手でそれというのも蚊取り線香の匂いがする…、って小さい頃に思い込みそれからダメになっちゃった。
    ところが先日、ほんの不注意でたまたま食べたらハーブな香りがおいしかった。
    蚊取り線香の匂いというのを忘れてしまったからかしら…、苦手な食品がまたひとつ、無くなってくのがちょっとシアワセ。

    096b5c62.jpeg電子レンジでやわらかにした、お餅を入れて同じく醤油と砂糖を焼いていく。
    肉の脂で表面テカッと。
    鍋にちらかる肉のかけらを餅にはりつけ、パクンとやるとネットリ、モッチリ、おいしくて肉食系の磯辺焼きのようになるのがたのしい。
    麸にたっぷりと肉のうま味を吸い込ませ、コンガリ焼いたの口に含むと、ジュワッとまるで肉のよう。

    うどんで〆ます。
    出汁を注いで、鍋にこびりついたすき焼きのうま味の名残をこそげとる。
    味見をするとかなりコッテリ、濃厚で、そこにうどんを放り込む。
    クツクツ煮こんで、ネギにかまぼこ。
    かまぼこは田舎から送ってもらった、松の木模様の正月用のかまぼこでそれがフクっと膨らんだときで出来上がり。
    七味をかけて、ハフハフ食べます。
    うどんの一本一本が、ツヤツヤしていてなめらかで、夜のお腹に蓋をする。

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    無題
    子供の頃嫌いでずっと食べなかったものが大人になって好きになることってありますよね!
    私は、甘納豆が最近大好きなんです♪
    キョーコさん / 2011/01/09(Sun) / URL
    あんこ
    > キョーコさん
    ボクは今、一番どうにもこうにもならないのがアンコ。
    特に、こしあんが天敵で、けれど不思議と同じようなものでも甘納豆は大好きなんです。
    不思議ですよね、人の好き嫌い。
    サカキシンイチロウさん / 2011/01/09(Sun) /
    菊菜
    私も子供の頃は菊菜が嫌いでしたね。
    でも大人になるとあの菊菜や水菜の風味がたまらなく懐かしく美味しくなりますねぇ。

    こしあんはだいぶ慣れてきましたが
    アンパンのこしあんだけは絶対的に無理です!
    れきさん / 2011/01/11(Tue) /
    お汁粉
    > れきさん
    あんこは基本的に、進んで食べたくはない食材です。
    けれど、たまにお汁粉を食べたくなるのですよね。
    なめらかなあんこの汁に、柔らかな餅。
    一口食べると、もうそれで十分満足しちゃうのですけれど、不思議なものです。
    今、食べたくなってきちゃいました(笑)。
    サカキシンイチロウさん / 2011/01/11(Tue) /
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