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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    昼を赤坂。

    e3dd148b.jpeg最近、赤坂づいているかな?
    だし巻き卵を食べようか…、と向かったお店はウェイティング。
    時計を見ればランチタイムの真っ只中で、こりゃこまったぞ…、と少々思案。
    それで選んだお店が「利久」。

    仙台牛タンの専門店で、結構混んでるお店だけれど、ココは比較的座りやすい。
    今日も行ったら、ちょうどお客様の入れ替え時間で一番奥の小さなテーブルが一つあいてた…、ちと、ラッキー。
    赤坂という街。
    ランチ戦争がかなり厳しく、どこも1000円前後の値段でお値打ちランチをだしている。
    それに比べてここの主力商品は1300円。
    ちょっと値段でちょっとのどかなランチがこうして手に入る…、忙しい身にはありがたいかも。

    29336708.jpeg普通の牛タン定食にする。
    普通といっても十分分厚く、焼肉屋さんでこれだけ分厚い牛タンを、これだけ焼いて食べたらたったそれだけで、2000円近くをとるだろうなぁ…。
    なのにここでは、それにご飯にテールスープまで付いてしまう。
    ありがたすぎて、オモシロイ。

    焼肉屋さんのメインはあくまで牛肉で、だからタンは嗜好品という位置づけなのか?
    だから高くて当たり前?
    あるいは昔からタンの値段はそうしたモノって業界通念に縛られてるからかもしれない。
    メインじゃないから、安くお値打ちにしてみようって思わないのがなんだか不思議。

    炭の香りが脂について、ムチュンとしててなのにカリッと香ばしい。
    牛さんの舌が、ボクの舌に貼りついて、撫で回しつつムッチリ歯切れて消えていく。
    それを麦のご飯で拭う。
    なんて、おいしい…、涙モノ。

    テーブスープのテールもゴロンと大ぶりで、しかも骨からホロッと溢れる。
    骨の回りにはゼラチン質が貼りついていて、それを指でほぐしつつ口に運ぶとムニュン、ネッチリ、奥歯にからむ。
    胡椒をタップリかけまわし、ご飯を口に含んだところにレンゲで一口。
    スープを飲むと、口の中がクッパになるのがまたオモシロイ。
    食べ終わる頃には、お店もガランと、戦争ランチももう終わり。
    赤坂の街のランチはなんだか、せわしない。

    夜は四谷三丁目にて。

    9b0c78f8.jpeg昨日、ここで〆にしようと思ってた店。
    わいわいってお好み焼きのお店に来ます。
    昨日は表通りまでワイワイ、にぎやかな気配がにじみだしてくるほどに混んでいた。
    10人ほど座れる鉄板カウンター。
    4人がけのテーブルと、全部もれなくお客様が座ってて、こんなコトがあるんだなぁ…、ってビックリした。
    昨日は我慢したのだけれど、やっぱりどうしても食べたくて。
    それで今日はとやってきた。

    ガラガラでした。
    ボクらが見事にファーストゲスト。
    カウンターのご主人の前…、一等席に陣取って昨日は大変でしたねぇって。
    そしたらご主人、ニッコリしながら「今年、はじめてのてんやわんやだったんですよ」。
    手が足りなくて大変でした。
    なるほどやっぱり、とても珍しい夜だったのですネ、昨晩は。
    満月の力でみんながウキウキしてたというコトですか。

    570325fe.jpeg今日は貸切。
    ビールを片手にジックリたのしむ。

    というのもココのご主人の、手は丁寧。
    お好み焼き屋さんって、カシャカシャ、コテを勢い良く動かし使って手早く料理を作るモノ。
    ショーアップされた調理がおいしさのひとつだったりするんだけれど、ココは静か。
    粉を薄ぅく、やさしく伸ばしてそこにタップリ、粉かつお。
    キャベツをそっとふんわりのせて、自分の体からでてくる蒸気でみずから蒸し上げる。
    そこにネギ。
    イカ天のっけて豚バラ肉をペロンとのっけて、鉄板の温度の低いところに移してひっくり返す。
    軽く押し付け平らにしたら、小麦の生地からはみ出たキャベツをコテでそっとよせながらキレイな丸に仕立ててく。
    その一連の作業をユックリ、やさしく丁寧に行うさまがなんとも優雅。
    だから時間がかかります。

    お好み焼きが焼ける間を、おつまみつまんでビールを飲みます。
    チーズせんべい。
    溶けるチーズを鉄板に置き、溶かしてそれをコンガリ焼いた、ただそれだけなのにこれがおいしい。
    カリッとしてて、噛むとジュワッとチーズの風味が口に広がる。
    家でまねて作ったら、近い感じにはなるのだけれどこんなふうにはなかなかならない。
    分厚い鉄板。
    それも油の染み込んだ使い込んだ鉄板だからこんなにおいしく出来るんでしょう。

    b747d9d2.jpeg中華そばをそれから焼きます。
    細い袋麺。
    焼くとバッサリ、乾いた感じに仕上る麺をよくやき、ソースを含ませ丸く形を作ってお好み焼きのキャベツと生地をそっとのっける。
    玉子を焼いて合わせてソース、それから刻んだネギをのっけて出来上がり。
    コテでパパっと二つに割って、さぁ、どうぞと目の前に。

    ほんの少しの薄い生地。
    この山盛りのほとんどは麺と野菜。
    見た目も、食べた感じも全然、粉モノじゃない。
    粉はあくまで舞台であって、その上にいろんな役者が自分の役割を必死に果たそうとがんばっている。
    そんな味わい。
    ジックリやさしく火が通り、ふんわりシャクシャク甘みに満ちた千切りキャベツ。
    シャキシャキとしたモヤシにシットリ豚肉にときおりカリッとカラッと揚がったイカ天が奥歯を叩く。
    ソースのうま味がずっしりとくる。
    けれど、食感かろやかで、食べても食べてもますますお腹が空く感じ。
    それから焼そば。
    シットリとして、麺より多くの野菜がシャキシャキ。
    なんだか、健康的な夜となる。

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