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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
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    1960/01/26
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    晩ご飯を家で作って、夜とする。
    ブロッコリのスパゲッティ。

    f6766a5b.jpegブロッコリをパスタにするとき。
    いつもはパスタをゆでる鍋に麺と一緒に放り込みグズグズになるまで茹でてザルにふきこぼす。
    ザルをチャッチャと上下に振って水気を切ると緑のツボミがバラバラほどけ、麺に絡みつく。
    そうなるくらいまで熱を通す。
    グズグズブロッコリをフライパンでオリーブオイルと炒めてやると、ピュレのようになってってまるで緑のミートソースみたいになるのをたのしむんだけど、今日はブロッコリの軸のコリッとした食感が欲しかった。
    だから麺を茹でてる中に網を落として、そこでブロッコリを茹でてやる。
    フライパンでオリーブオイルを温める。
    そこに唐辛子とニンニクを刻んでいれて辛味と風味をだしておく。
    角切りベーコンをタップリいれます。
    脂と薫製臭を油に移すようにして、表面カリッと焼き上げて、そこにブロッコリを入れ油をまとわせ、パスタをばさっ。
    ガシャガシャやって塩で味を整えて、それであとはワシワシ食べる、カンタンレシピ。
    麺を茹でるとき、鍋に入れた塩でブロッコリに下味がつく。
    だから麺を食べても具材を食べても、どれもが程よく同じ味になる。
    それがたのしい。
    一口分のブロッコリにフォークをさして芯にして、そこに麺を巻き付けながらパクッと食べると口の中での存在感も抜群で、食感豊か。
    にぎやかな味、たのしんだ。

    ところでちょっとステキな画像。
    ac8897fb.jpeg「History of Art」。
    芸術の歴史と題された一枚の絵。
    よく出来てます。
    ダ・ビンチからモネに至るまではその画風。
    片耳がちぎれてしまったゴッホは息抜き…、お遊びとしてピカソにダリと、このふたっつは下のキャプチャを指で隠してもわかるはず。
    なんでもネリネリ、油絵の具をチューブで搾りだしたまんまみたいなポラックだとか、同じパターンの執拗なほどの複製を特徴としたウォーホルだとか、それぞれの特徴を良く掴んでる。
    ただ、中でもボクが一番うれしかったのが、Rothkoの作品がちょこんとあるコト。

    マーク・ロスコ(Mark Rothko)
    ロシア出身で、ニューヨークで花開いた近代美術の巨匠の一人。
    上にリンクしているナショナルギャラリーのホームページでわかるように、これが絵なのか?っていうほど抽象的な絵がボクは好き。
    ニューヨークの近代美術館にも充実をしたコレクションがあり、ニューヨークに行く理由の10%ほどがその絵を見るコトにある…、ってくらいに好きでしょうがない。
    禁欲的で、キャンパスの中に何もないようでいてすべてがある。
    見つめていると、自分の心の中にあるさまざまなモノがそこにうつって絵をなすような不思議な気持ちになってくる。

    実は彼、ニューヨークのシーグラムビルの中の「ザ・フォーシーズンズレストラン」の壁面用の連作を発注されていたのだけれど、完成間際にそのプロジェクトから離脱した。
    作品自体は完成後、3つの美術館に引き取られ、3つの一つが川村記念美術館。
    そのレストラン。
    近代建築の巨匠の一人、ミースがデザインした心地よい緊張感のある見事な箱で、あぁ、この壁にロスコがあればどれほどステキか?ってちょっと残念に思ったコトを思い出す。
    ニューヨークに「戻りたい」シンドロームに悩まされるなり、がんばろっ。

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    まあるい絵
    こんばんは。
    ブロッコリがあまりにも美味しそうなので、これから朝食用になにか作ろうと思います!
    サカキさんのブログを拝見すると、いつもオナカが鳴り出しちゃう。
    たのしい悩みです。

    ロスコ、という画家のことは知りませんでした。
    一目惚れ。
    なんて気持ちをまあるくしてくれる、ステキな絵なんでしょう。
    わかりやすくて、ユーモアがある。
    とっつきやすい、敷居が高くない、あったかみのある絵。
    いいですね、この絵。
    なんだか楽しくなりました。
    ステキな絵のご紹介、ありがとうございます。
    ねえねえさん / 2010/05/26(Wed) /
    ロスコ
    > ねえねえさん
    ここに紹介した絵はロスコのではないんです…、ごめんなさい。
    ロスコの名前のところに貼ってあるリンクをたどっていただけるとロスコの作品をご覧いただけるかと。
    まるでタペストリーのような抽象画で、えも言えぬ色調が独特なんです。
    説明不足の日記になっちゃってました。
    それにしても、この絵。
    ステキですよね。
    とてもやわらかでボクも大好きです。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/26(Wed) /
    ある意味、同志!
    この画像、シンプルでかわいくていいですね。
    レンブラントの襟がちょっと笑えます。

    サカキさんもロスコがお好きだったのですね。
    私も好きなので、とてもうれしいです。
    好きな画家を聞かれ、ロスコと答えても
    反応してくれない人のほうが多いので。
    あ、同志だ、とうれしくなりました。
    ロスコの絵に向かうことで生まれる空気感みたいなものが、
    大好きなんです。
    みっちさん / 2010/05/26(Wed) /
    ロスコ
    嬉しいです!ロスコ好きとは。
    初めて行った海外旅行がNYとワシントンDCで、ロスコに惚れました。昨年、川村美術館にテイトギャラリー所蔵のシーグラムシリーズが来ていて、観てきました。ロスコの前に立つと、心地よい緊張感と、静謐な雰囲気と、色の奥底にひきこまれるような気分とを味わえますね。行きたいです、NY。
    ルスルスさん / 2010/05/26(Wed) / URL
    圧倒的な空気
    > みっちさん
    ロスコ。
    あの圧倒的な空気感が本当に好きなのです。
    作品を前にすると、ただただ何時間でも座っていられる。
    とても饒舌な抽象に完璧に虜になってしまっています。
    みっちさんもお好きとは、なんだか嬉しくなっちゃいます。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/27(Thu) /
    仲間ですね
    > ルスルスさん
    ルスルスさんもお好きとは!
    MoMAのロスコギャラリーにやって来る人たちの、戸惑い。
    これを絵と呼べばいいのかどうか、というあの表情をみるのもたのしかったりしますね。
    心の中にある絵を投影させるといろんな絵が見えてくるような不思議な絵。
    大好きです。
    ひさしぶりに本当にニューヨークに行きたくなっちゃいます。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/27(Thu) /
    懐かしい~!
    サカキ様

    私、1989年10月にニューヨークにおりました。ローリングストーンズのツアーをシェイスタジアムでどっぷりたっぷり聞きまくる毎日でしたが、昼間は博物館三昧でした。そしてMOMAで買ったお土産にこのTシャツ入っていました!が、展示を見た記憶はありません!なんというもったいなさ!!
    でるふろりあさん / 2010/05/27(Thu) /
    10月のニューヨーク
    > でるふろりあさん
    秋が急ぎ足で通り過ぎ、ユックリ冬の準備をはじめる10月のニューヨーク。
    ステキな季節。
    しかもイベント付きのニューヨークとはうらやましい。
    博物館と言うことは自然史博物館もいかれたのでしょうか?
    あそこはとても思い深いところなんです。
    またいきたいですね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/05/27(Thu) /
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