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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
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    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    羽田到着9時というフライトで、部屋に帰るまでお腹がもたない。
    ちょっと小腹を満たそうと、飛行場の中のレストランをチェックする。
    ところがここの飲食店はどこもビックリするほど早じまい。
    まだまだ続々、到着便がやってくるのに、食べることどころかお茶することまで出来ぬ不親切。
    モノレール駅の横にある、マクドナルドでフィレオフィッシュを一個買い、ソファに座ってパックンチョ。

    filetofish.jpgふっかりとしたやわらかなバンズ。
    カサッと香ばしく揚がった白身魚のフライ。
    間をつなぐポッテリとしたタルタルソースにとろけるチーズ。
    手に伝わってくる温かさ。
    ペリっと包みをほどいて掴む。
    そして、噛む。
    すると最初に前歯をバンズがやさしく包み、プチュンと歯切れて中のフライが顔、覗かせる。
    なおも噛む。
    口の中が徐々にシットリ、酸っぱくなってパン粉まじりの魚の風味が口一杯に広がっていく。
    湯気が口から鼻に抜けていく。
    最上級に熱々で、ハフハフしながら味わうたのしさ。
    お腹が程よく、くちくなる。

    それにしてもJALで往復をする日帰り旅。

    もう空の旅にはエレガンスを求めることが間違いなのか…、って、しみじみ思う。
    機内サービスの紙のカップの薄いコト。
    トイレのアメニティも最小限で、しかもなぜだか薄汚れてる。
    機内誌の紙はペラペラ、中身もペラペラ。
    お客様に目を配るより、機内販売の商品をもって行ったり来たりするのに必死なアテンダントさん。
    ああ、大変だなぁ…、ってかなり切ない。

    0d78171a.jpeg昔、アメリカで愛想笑いのひとつもしない国内線のひどいサービスを愚痴ったら、だってここの飛行機はバス代わり。
    ステュワーデスなんて「豚小屋の女番人」ってのが語源なくらいで、いいサービスなんて期待したらバカ見ちゃう…、って現地の友人が訳知り顔にそう言った。
    まさか日本じゃそんなことにはならないだろう。
    そう思ってたけど、日本もとうとうそうなった。
    かつてのJALは、この画像みたいにステキな世界観を持っていて、夢、憧れに溢れていたのに今じゃもう…。

    政府、エアライン、時代の環境。
    いろんな不幸が重なりあって旅の空を変えたのだろうけど、ボクら、お客様にも責任はある。
    コレに限らずもっと安く、もっと安くって調子に乗った要求をして、それでいろんな美徳や伝統の良さを台無しにした。
    外食産業も同じコト。
    なんだか切ない…、勿体ない。
    …、ってそんなことをマクドナルドのハンバーガーを食べながら思うというのも、また切ないネ。

    ステキなホームページのリンクを貼っておきましょう。
    The glory years of the Airline Stewardess」っていう画像のページ。
    昔はこんなにステキな空が広がっていた。
    病んでいるのは日本の空ばかりじゃない…、ってコトを思って、ホッとするのは負けること。

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    ■ コメント一覧
    矜持のようなモノ?
    気持ちよくお金を払える場所で
    買い物をしたい、と言ったら
    贅沢な…って顔をされたことが
    あります。

    どて煮とコップ酒だって
    エレガントになりうるのに。

    『おなかがくちくなる』って表現
    キュートですよね。
    よかったねえ、ってほほえましいです。
    たばきちさん / 2009/10/17(Sat) /
    心の満足
    > たばきちさん
    値段の問題じゃない、と思うんです。
    何万円払っても貧しい気持ちになることがあるし、たった100円で気持ちよくさせてもらえることもあるし。
    今の日本には鷹揚で豊かな気持ちに欠けているような気がします。
    まずは自分から…、ってことでしょうか。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/17(Sat) /
    心の背筋
    女子としては、
    やっぱり体も心もよい背筋を
    持ちたいものです。
    moments add up to years and life eventuallyってやつですか

    フィレオフィッシュといい
    ワッパーといい
    マヨ系バーガー危険ですわ…。
    たばきちさん / 2009/10/17(Sat) /
    シャキッとね
    > たばきちさん
    「心の背筋」っていい言葉ですね。
    ボクもシャキッと心の背筋を伸ばしてがんばりましょう。
    頑張りすぎたときにはマヨ系食べ物で体を甘やかすことも忘れずに!
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/17(Sat) /
    どうなんでしょう??
    ANAでしたが、先週の帰りの便がそんな感じでした。
    飲み物を配り終わったと同時にコップの回収を始めて・・・。
    お客様へのおもてなしのこころが感じられないことがあると本当、さみしいですよね。
    職種は違ってもがんばらねば、です。
    あっくんさん / 2009/10/17(Sat) /
    無題
    紙カップが薄くなったのは表向きは燃料費節減エコフライトの
    ためらしいですね。
    http://response.jp/article/2009/10/07/130459.html

    んーそのうちメタボな人は追加料金取られるかも?

    でもユーザから見るとただの経費削減にしか見えないですね。
    れきさん / 2009/10/17(Sat) /
    お客様のため…、といいながら
    > あっくんさん
    全日空もそうなんですね。
    節約とか経費削減とかっていうのは、「お客様のためを思って」という言い訳からやってくることがほとんどなんですよね。
    ちょっとした気配り、気遣いがうれしいのになぁ…、って思いますね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/17(Sat) /
    燃料費削減ならば
    > れきさん
    燃料削減のためだったらば、まずあの分厚い通信販売カタログをのせなければいいのに…、って思いますね。
    売り上げに直接つながらないことからバッサリ…、ということなのでしょう。
    切なくなります。
    残念です。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/17(Sat) /
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