サカキノホトンブログチルトシフトの小さな世界

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チルトシフトの小さな世界

チルトシフトレンズ写真。

レンズを下からあおりながら、狭い範囲だけにピントを合わせる。
意図的に撮られたピンボケ写真…、なのだけれど、それがまるでミニチュアを撮影したみたいな、ちょっと変わった効果を得ることができる。

…、というモノであります。
人の目のあやうさと、人の頭の思い込みの強さをひしひしと感じさせるたのしいアート。
一時期、かなり流行りました。

で…。

このチルトシフトレンズの写真。
一定の短いインターバルで次々連射したものを編集し、まるでパラパラ漫画のような擬似動画を作ってみました…、っていうのがこのフィルム。

Beached from Keith Loutit on Vimeo.

おもしろい。

Bathtub III from Keith Loutit on Vimeo.

小さなまるで箱庭の中におかれたビニールプールの中で、周りでおこる出来事。
…、みたいに見える。
神様の目線ってこんな感じなのかなぁ…、って。
そんな不遜を思ってしまう、そんなたのしい遊び心あふれる動画でございます。

ちなみに今日の昼。
会社で牛丼を作ってもらってご飯とす。

岩手県から通ってる調理担当のスタッフさんが、安かったんです…、って持ってきてくれた前沢牛の切り落とし。
醤油と砂糖と日本酒だけで、刻んだたまねぎと一緒に焚く。
それもサクッと一煮立てほど。
そっと休めて味含ませたのをご飯にかけて出来上がり…、というなんと単純。
でもおいしい。

さすがに和牛。
切り落としとは言え脂は甘いし、肉も旨い。
香りもおいしくツユをたっぷり、ツユダクにしてザブザブ食べるもまるで体が負担を感じぬ、自然な味わい。
旨かった。
けれどこれを「買うか？」というと難しい。
たとえば吉野家。
あの習慣性は、肉の質とか味付けとかとは違ったところで何か秘密があるからでしょう。

料理と商品…、似て非なるもの。
なんだかちょっと、おもしろい。

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2009/05/11 (Mon) ダイアリー Trackback() Comment(4)

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僕も…。

牛丼、僕も昨日作ったんですよ。美味しい事は、おいしいかったですけど、たしかに吉野家さんのような、また、食べたい様な牛丼ではなかったです。なんとなくは分かるんですけどね。今日はスタッフ皆で飲み会、楽しい話、真剣な話たくさん楽しく神様降臨予感。

変わり者ミダさん / 2009/05/11(Mon) /

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よい神様を降ろしてくださいね

> 変わり者ミダさん
吉野家の牛丼は奇跡の味だと思いますね。
この牛丼を食べながら、ずっと吉野家の牛丼との違いのことばかり考えていました。
今日の飲み会。
よい神様がおりますように！

サカキシンイチロウさん / 2009/05/11(Mon) /

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無題

動くジオラマみたいで面白いですね（＾＾）

私も一時期こんな感じの写真が好きで
(レンズは買えませんでしたが)
本城直季さんの写真集を買ってみたりしました。

ある意味これをとること自体が箱庭療法みたいなものなのかしら、と思ったり。

ここしばらくむしむしした日が続きますね。
湿気と暑さでお体壊しませんように。

setsunaさん / 2009/05/12(Tue) /

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箱庭世界

＞ setsunaさん
なるほど、たしかに箱庭的な世界ですね。
ボクも写真を撮ってて、ときおり、本当に奇跡的にこんな感じの写真が撮れたりすることがある。
どのような現象でそうなったのかはわからないので、二度と同じような画像がとれるわけではないのですけれど、そうした偶然を一生懸命科学する人がいるんだなぁ…、って思いますね。

今日は本当に蒸し暑いです。
setsunaさんもお体こわされませぬよう。

サカキシンイチロウさん / 2009/05/12(Tue) /

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