サカキノホトンブログゴンドゥレ・マンドゥレ

S	M	T	W	T	F	S
	1	2	3	4	5	6
7	8	9	10	11	12	13
14	15	16	17	18	19	20
21	22	23	24	25	26	27
28	29	30

ゴンドゥレ・マンドゥレ

朝ご飯を和風にします。

体をやさしくあたためたくて、豚汁つくる。
一昨日作ったおでんの残り。
いろんな素材のうま味が移ったおいしいスープ。
実がすきとおるほど出汁を吸い込みクッチャリとした煮大根。
竹輪にしらたき。
それからジャガイモ。
これらみんなが考えてみれば豚汁の具になるべきモノ。
それら具材を引き上げて、細かく刻んで再び鍋の中に戻す。
豚しゃぶ用の肉の残りがほどよくあって、それをザクッと一口大に切って投入。
クツクツ煮こんで、軽くアクをとったらそこにお味噌を入れる。
そして再びクツクツ。
お鍋の中の味がひとつにまとまったらば、お椀に盛ってゴマをパラリ。
メインディッシュとしてふさわしい、ドッシリとした汁になる。

出汁の甘みが体に染み込む、コッテリとした濃厚な味。
味噌の風味を吸い込んで、ちょっとあめ色帯びた大根が、噛むとクチュっと潰れて中から出汁のうま味をジンワリ吐き出す。
豚の脂が甘みをそえて、肉はプルンと歯ざわりがよい。
なにより味の決め手をなすのがジャガイモで、煮ている間にほどよく崩れ、汁そのものにとろみを与えてホロッと崩れる。
汁とよぶには贅沢で、具沢山にてこれは煮物と言うコトにする。

パセリを刻んで彩りにした玉子焼き。
細かく刻んだパセリの緑。
それに黄色い溶き卵。
出汁をくわえて、砂糖で甘みをつけた玉子を卵焼き器にジュジュっと流す。
薄く流してクルンと丸め、それを芯にしてまたジュジュッ。
何度も流して、焼いて丸めての繰り返し。
生の部分が好きじゃなく、けれどこうした卵焼きをつくるときだけ目をつぶる。
卵焼き器にふれたところがかたまったらば、思い切ってそこに芯を転がしくっつけ、焼いてるうちに熱が自然にはいっていくのにまかせる焼き方。
焼きあがってから、ちょっと休ませ、それから切ると中までしっかり熱が入って固まってるのにホッとする。
パセリの緑の香りがさわやかで、フックラとした玉子の間にホツリホツリと草の食感かんじさせるのがなんともステキ。

それから豆腐。
絹ごし豆腐に塩を塗りつけ、タオルで巻いておもしをのせて冷蔵庫の中で一晩やすませ引き締め作った「塩豆腐」。
豆の香りが引き出され、ムッチリ、粘ったような質感を手に入れおいしくなる豆腐。
みじん切りにしたネギに沸騰させたごま油をかけて香りをひきだした、薬味をのっけてフルンと食べる。
やさしい味わい、そして食感、ご飯がすすむオモシロ豆腐にニッコリしながら朝を呼ぶ。

ところで今朝、テレビ東京の韓流系の番組観てて運命的な出会いをしちゃった曲が一曲。
パク・ヒョウンビンって韓国のトロットっていうダンサブルな演歌の歌手。
今年の夏、「シャバンシャバン」っていう曲で日本デビューをしたその人のデビュー第二弾、「ゴンドゥレマンドゥレ」って曲にノックアウトされております。

シャバンシャバンにも見事にハマった。
カラオケにいってそれを歌うと一気にズキュンとハイテンション。
最初に歌って、疲れ始めた頃に歌って、そして最後の〆で歌って…、みたいな感じのかなりのオキニイリソングになったのですが…。

さすがにそろそろ旬も過ぎ、気持ちも随分落ち着いて、次はなににしようかなぁ…、と思っていたら、これが来ました。
聴いてたちまちオキニイリ。

またもや軽快なリズムにあわせて、声を張り上げ歌いあげる系の今の日本にない曲調。
ホストクラブのアゲアゲタイム的なダンスに、不思議な手さばき。
見始めると、目がはなせなくなってしまうほどのインパクト。
「ゴンドゥレ〜、マンドゥレ〜♪」って、サビの歌詞にも使われている、何かの呪文のようなこの言葉。
韓国語で「ぐでんぐでん」って意味なのだそう。
歌い出しに「君の香りにメロメロに酔ってしまった」みたいな歌詞があるけれど、つまりあなたに酔ってゴンドゥレ・マンドゥレ！ってそんな内容の歌であります。
まずは聞いてみてくださいませ。
今日一日、頭の中でゴンドゥレ・マンドゥレがグルグルうずまき、ゴンドゥレ・マンドゥレになってしまうこと間違いなしでございます。

なんともキャッチーなメロディーラインに、アイネ・クライネ・ナハトムジークの一節もじった甘い伴奏。
かつてウィンクがよく使っていた手法でござる。
パク・ヒョウンビンのずっと泣いてるみたいな顔に、肩こり予防運動みたいな振り付けがもう気になって、気になって。
今年の冬はゴンドゥレ・マンドゥレで決まりだなぁ…、って、思っております、日曜日。

[0回]

2011/11/27 (Sun) ダイアリー Trackback() Comment(6)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

無題

私も、この曲好きで、最初に聞いた時にサカキさんに教えなきゃと思っていたのですが、忘れてましたww
ぜひ、今度カラオケで歌ってください(≧▽≦)ﾉ楽しみにしてます！！

lovekuma69さん / 2011/11/27(Sun) /

編集

はいぃ！

> lovekuma69さん
歌ってさしあげるなりぃ…、です。

サカキシンイチロウさん / 2011/11/27(Sun) /

編集

朝ごはん

美味しそうな朝ごはんに、
ついコメントしてしまいました。

豚汁の竹輪がとても魅力的なので、真似たいと思います。

annaさん / 2011/11/27(Sun) /

編集

練り物と汁

> annaさん
田舎の癖で、汁に練り物を入れることが多いのです。
竹輪もそうですし、カマボコ、なると。
どれも練り物そのもののうま味が汁に混じって、とてもおいしくなってくれるんですよ。

サカキシンイチロウさん / 2011/11/27(Sun) /

編集

おとうふ

先日のみやこんじょ

Aコープでかいもとめた

木綿豆腐

ずしっと

重く

どしっとした

つらがまえ

これぞ木綿豆腐って

かんろくにあふれてました

うっかり湯豆腐で

いただいて

おいしかったのですが

そうか

そのまま南の

甘いお醤油

かけてたべたら

もっとおいしかったかな

そう思う夜

ゴンドゥレ・マンドゥレ

ぼくらはカラオケ

まったくだめですが

ギャラリーとして

さんかして

わいわい

盛り上がりたい気分で

ありまっす

ネコスタさん / 2011/11/28(Mon) /

編集

南のさしみ醤油

> ネコスタさん
田舎のドッシリ豆腐。
その子に塩を擦りつけて布でくるんで一晩、冷蔵庫の中でやすませてあげたらば…。
どれほどおいしくなりますやら。
そこに南のさしみ醤油をチョロンとかけると、焼酎お湯割りが止まらなくなる酒の肴になりましょう。
ゴンドゥレ・マンドゥレにならないようにするのに一生懸命にならなくちゃです（笑）。

全国ツアーしなくちゃいけなくなりそうです！

サカキシンイチロウさん / 2011/11/28(Mon) /

編集

■ この記事のトラックバック

この記事にトラックバックする：

サカキノホトンブログ

[PR]

ゴンドゥレ・マンドゥレ