サカキノホトンブログばら寿司、田舎を思う朝

S	M	T	W	T	F	S
			1	2	3	4
5	6	7	8	9	10	11
12	13	14	15	16	17	18
19	20	21	22	23	24	25
26	27	28	29	30	31

ばら寿司、田舎を思う朝

朝、バラ寿司、食べる。

この前の日曜日に母が送ってきた荷物の中にパックに入ってやってきた、田舎風のばらちらし。
甘味が強く、酢もシッカリきいている母の性格をそのままご飯にのっけたような、そんなキッパリとした味わい。
ニンジン、椎茸、タケノコと細かに切った野菜の具材にも味がしっかりついている。
だからかなりの濃い味で、出来立てをそのまま食べるより時間をおいて食べる方がおいしいお寿司。
冷蔵庫の中で３日熟成。
試しに一口、味見をすると酸味、甘味もこなれた感じ。
お酒をぱぱっと上にふり、ラップをかけて電子レンジで温めて蒸し寿司にしてハフッと食べる。
ツーンと酸味が鼻からぬけて、けれど最後には甘味とうま味がドッシリ舌に残ってくれる、この独特にウットリとなる。
昔、四国の田舎にいた頃。
冬になるとお寿司屋さんの軒下に蒸篭が置かれて、そこから湯気がモクモクあがって「ああ、蒸し寿司の季節だなぁ」…、ってそんなコトを思い出したりする今日の朝。
さて打ち合わせにまいりましょ。

そう言えば…。

小さい頃、ボクが生まれた「松山」という街が日本の中心だ…、ってずっと思ってた。
東京に生まれてはじめて旅行できたとき。
うわーっ、スゴい街が日本にはあるんだなぁ…、ってそれまで松山のコトしかしらなかった自分を恥じた。
しかもその東京という圧倒的に大きく思ったその街みたいな街が世界には沢山ある。
ロンドン、パリ、香港そしてニューヨーク。
目の前にあるモノだけが真実じゃない。
世界の中心は一つじゃなくて、沢山あるんだ…、ってそうわかったことが多分、今のボクを作ったんだろう。
そんなコトを改めて、思い出させてくれる動画を一本。

天体に浮かぶ星の大きさを比較した映像なんだけど、マーズアタックのテーマみたいな大仰な音楽にあわせて、次々、大きな星が紹介される趣向がかなり好き。
一番最後に「私たちは宇宙の中心にいる訳じゃない」っていう字幕が出てくる。
そうかもしれない。
多分、そうなんだろうけど、でもボクたちにとっては地球が宇宙の中心。
もしかしたら、この地球より小さな星で元気に生きてる宇宙生命がいるかもしれず、彼らにとってはその星こそが宇宙の中心。
世界の一つの中心しかもたぬモノじゃなく、いくつもの中心の集合体。
そう心から思える人生。
ステキじゃないの？…、って思ったりする。
四国の松山。
どんな街になってるんでしょう、なつかしい。

[0回]

2010/03/24 (Wed) ダイアリー Trackback() Comment(6)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

今からでも。

僕も早く知っていたらよかった、東京。今頃、都民かも…、ですよ。ニューヨーク子供の頃より憧れの大きな町。まだ、夢、叶わずですが、実現に近づきつつあります。頑張るぞ！

変わり者ミダさん / 2010/03/24(Wed) /

編集

いつか一緒に

> 変わり者ミダさん
もし生きる場所を選ぶことができたら、ボクはニューヨークを選ぶかもしれませんね。
是非、一緒にニューヨーク。
共通の目標にしてがんばりましょう！

サカキシンイチロウさん / 2010/03/24(Wed) /

編集

次々に変わりゆく・・・。

変わりゆくもの、変わらないもの・・・。変わってほしくなくとも変わってしまう・・・。私にとっては、

「米Adobe、統合パッケージ「CS5」を4月12日に情報公開」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000009-rbb-sci

のニュースを見ながら、しみじみ思いました。
CS4ユーザーになったばかりなのに、もうCS5・・・。今ある物にも立派に使い道がある。機能がある。それなのに・・・。何だか諸行無常ですね。悩ましい感じすらします。

りりこりあさん / 2010/03/24(Wed) /

編集

ドッグイヤー

> りりこりあさん
現代社会。
特にIT関係の世界はドッグイヤーとかっていいますよね。
変わって当然。
新しいものが古い物に取って代わってはじめて世の中が変わっていく…、ってそんな考え。
当たっているところもあり、そうでないところもあり。
日本人が食べてきた物が過去10年間で経験したこの変化は果たして必要な変化だったのだろうか…、なんて思ったりもします。
なかなかなやましいモノですね。

サカキシンイチロウさん / 2010/03/24(Wed) /

編集

星

初めて書き込みをさせていただきます。
動画は惑星なので、ちょっと違いはしますが、
谷川俊太郎さんの「私の星座」という詩がなんだか思い浮かびました。
（http://bunko.shueisha.co.jp/yomi/0508_9.html）

自分の人生は自分が中心。相手の人生は相手が中心。
どちらもないがしろにしては、いけないなぁと思います。

dakさん / 2010/03/25(Thu) /

編集

夜空の星

> dakさん
夜空に輝く母の星、父の星…。
そうなんだよなぁ…、ボクらは必ず誰かとかかわりをもって生きている。
そんなコトを再認識するステキな詩。
ありがとうございます。
自分のコトは自分で責任をとりながら、けれど互いに支え合い、シアワセに生きていければと思います。
またステキなコメント、お待ちしております。

サカキシンイチロウさん / 2010/03/25(Thu) /

編集

■ この記事のトラックバック

この記事にトラックバックする：

サカキノホトンブログ

[PR]

ばら寿司、田舎を思う朝