サカキノホトンブログ moreハイカラななか卯のうどん

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moreハイカラななか卯のうどん

朝、なか卯。

雨の中。
ちょっとあったかいものが食べたくて…。
お店に入って食券買ってカウンターにつく。
湯呑みの中に熱々のお茶。
この前きたときには同じ湯呑みに冷たいお茶が入ってた。
ああ、季節だねぇ…、ってちょっとホッコリ。

ずっとここでは親子丼だったのだけど、先日、玉子の不自然で人工的ななめらかさにちょっとガックシ。
過ぎたるは及ばざるがごときなりであります。
しばらく封印。
季節のメニューが牛とじ丼。
関西でいうところの「他人丼」という奴ですな。
ちょっとひかれた。
けれどこれもあの糸引き玉子を使ってるんだろうなぁ…、って思うと気が進まずに、それでイレギュラーなるオーダーにする。

ハイカラうどんに鶏の唐揚げ。

ここの唐揚げは絶品なのでありまして、どう絶品かと言えばボクの実家の唐揚げにとっても近い。
サクサク衣。
漬けダレに入れてあらかじめ味がお肉にしみ込んだ、甘辛味でとても好き。
刻み野菜がサイドについてて、気休め程度の食物繊維がとれるってとこもちょっとうれしい。
ありがたい。

それにしてもここのうどんはいつもおいしい。
チェーン店だから当たり前のことなのだろうけど、関西風の薄味で、昆布の風味がスッキリしてる。
醤油の香りが最小限で、塩の旨味がとてもやさしくゴクゴク飲める。
細めでなめらかな麺がスベスベ。
喉をなでつつお腹の中におさまっていく。
朝のお腹にやさしくてよい。

うどんの上に唐揚げ乗っけて、唐揚げうどんにしてみます。

これ、旨いねぇ！
唐揚げのサクサクっとした衣が出汁を吸い込んで、ムッチリとなる。
揚がったかたくり。
そして皮。
膨れてヌルンとやわらかになり、出汁の香りと揚げた油の匂いが互いをおいしくさせる。
クチャっと鶏の身。
お汁を吸ってあったかになり、その食感をより一層に深めてく。
香りも立つ。
そのまま食べたときには気づかなかった、生姜の風味がヌッゥと顔を出してくるのがなんともたのしい。
旨いねぇ…。
揚げ玉が吐き出す油も出汁をおいしくしてくれる。
けれどそれとは違った鶏唐揚げの油の旨味。
ハイカラうどんが、よりハイカラになる感じ。
一滴残らず汁まで飲んで、お腹いっぱい、さて仕事。

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