サカキノホトンブログモスがクラムチャウダーふるまう季節

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モスがクラムチャウダーふるまう季節

ひさしぶりにモスで朝。

知らない間にクラムチャウダーがはじまっていた。
もう、そんな季節なんだなぁ…、って。
ファストフードのスープの中では、ここのクラムチャウダーはなかなかの出来。
具材タップリ。
崩れたジャガイモのトロトロとした食感が、飲むというより「食べるスープ」な感じをだしてて、充実感に満たされる。
マクドナルドのコーンポタージュがこれとは真逆のサラサラ系のＢ級バリバリの食感で、けれどそれもまた好きだった。
もう扱いがなくなっちゃったのがかなり残念。
まぁ、しょうがない。

ここでスープを食べるたび、なぜこんなに小さなスプーンを添えるんだろう…、って思う小さなスプーンでクルクルかき混ぜフルっと味わう。
カップの底の真ん中のとこだけ、もの凄く熱く仕上がってる、つまり電子レンジが温めた科学の料理。
熱くなるのも極端で、冷たくなるのも不思議と早い、なんだか今の若い子みたい…、ってそんなことを思ったりする。

ホットドッグにチリかけて。
今年になってから別売りになってしまったハラペニョソースをピュピュっとのっけてパクッと食べる。
好きだなぁ…、ここのホットドッグ。
パンの存在感がとても希薄で、口がソーセージのプチュンとハリのある食感に集中できるのがとってもステキ。
チリビーンズのクミンシード系のエキゾチックな香りは痛快。
けれど甘味と辛味のバランスとれたソースそのものはとても控え目。
フレッシュネスのチリビーンズの豆っぽさも好きなのだけど、あくまでこれはソーセージを味わう料理で、だからここのこのたよりなさ。
それがなんだかおいしく感じる。
すべてのものをおいしくすれば、全部がおいしくなるワケじゃない。
主役と脇役のほどよいバランス。
食べ手が求めるたのしみ方と、作り手の用意したストーリーが見事にピタッと一致したとき、おいしい料理が出来上がる。
料理の世界はおもしろい。

ほどよく満足…、さて仕事。

ステキな動画を一本、貼ります。

Vodafoneの携帯電話のコマーシャル。
芸能人だのみの今の日本のCM界には作ることができないステキ。
何もいうこと、ございません。

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2009/10/30 (Fri) FF・デリ Trackback() Comment(4)

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わたしも大好き

わたしも大好き火曜日に勝田に行駅前のモスで食べましたこの商品が出ると秋を感じます早く元気に成り食べたいです。

ぶー110さん / 2009/10/30(Fri) /

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ロマンチック

素敵なCMですね～
今の日本のCMにうっとり加減が
も少しあれば…
ユーモアにしてもどこか
おっとりしたおかしみが欲しいし、それが見た後にうっとり
するんだけどなーと。

９９さん / 2009/10/30(Fri) /

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心置きなく

> ぶー110さん
ベーコン、ジャガイモ、アサリにタマネギ。
バターの風味にミルクの滋養。
これほど完成された組み合わせって他になかなか思い当たらないほどの美味ですよね…、クラムチャウダー。
体が本調子を取り戻すまでもう一息。
がんばりましょうね。

サカキシンイチロウさん / 2009/10/30(Fri) /

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ウットリ

> ９９さん
CMの世界のみならず、今の日本に一番欠けているのが「ウットリ」っていう感覚じゃないかなぁ…、っても思いますね。
ちょっと立ち止まって息を整えていろんな物を見つめ直す。
そこにウットリが潜んでいるとは思うのですが、それが一番むつかしいコトなのかもしれません。

秋はウットリが似合う季節だって、言い切りたいですね。

サカキシンイチロウさん / 2009/10/30(Fri) /

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