水道橋の駅の近くにある「アイコウシャ」…、ハンバーガーがおいしいというので有名な店ではあるけれど、サンドイッチラバーのワタクシ。
サンドイッチを食べにくる。
駅近くだけど路地に面して目立たぬ店で、けれどオープンしてからもうほぼ10年ほど。ずっと繁盛しつづけている実力派。
アイコウシャっていうお店の名前。
レストランになるまでずっと牛乳屋さんを営んでいた。その屋号が実は「愛光舎」という歴史を感じるステキな名前。I-Koushaって看板には書かれています。
ただアイコウシャと言えば思い浮かぶのが「愛工舎」。埼玉県に工場のある、パン種用のミキサーとか、オーブンだとかを作ってる会社の名前で、パンを使って料理をつくるこういうお店の名前になっているのもなにか必然めいてオモシロイ。
カントリー風のお店の造り。赤と白のチェックのテーブルクロスにケチャップ、マスタード。分厚いカップにコーヒーと、アメリカっぽさが伝わる食卓。
ハンバーガーもサンドイッチも10種類くらいあるでしょうか。
どれもがほとんど1000円越えという値段ではある。それでも次々お客様がやってくるのはスゴいコト。
ルーベンサンドを選んでたのむ。
パンはトーストするのか、しないのかを選ぶコトができて迷わずトーストブレッドにしてもらう。
塩漬けにした牛肉を燻製させたパストラミ。ザワークラウト、チーズにマヨネーズベースのソースで作ったサンドイッチで、ココではタルタルソースを使ってる。
ほどよき厚みをもったパン。グリドルの上でこんがり焼かれて、ふっくら、シットリ。バターの香りがほのかに漂う。
中にタップリ具材を挟んで見事なるかな、自立します!
英国的なるお茶のお供のサンドイッチは片手で積み上げるできる、というのがおそらく存在価値のひとつ。けれどアメリカ的なるそれは、お腹を満たすことが目的。
だから両手で持ち上げ、口を大きくあけてパクリと食べるモノ。
そんなアメリカ的なるサンドイッチの姿形、重量感にまずはウットリ。
サイドに添えられたポテトチップスも、甘めのじゃがいもをスライスし、お店で揚げたばかりのモノで、サクサククシャッと壊れて旨い。
それにしてもこのパストラミのおいしいコト。
赤身の旨味がギッシリ凝縮されていて、しかもこんがり焼かれてる。牛肉の脂の甘みと、赤身ならではの酸味がおいしく噛むとジュワリと脂と一緒に旨味が滲む。
牛肉で作ったベーコンをクリスピーに焼いたみたいな味とでもいえばいいかな。
噛めば噛むほどおいしくなっていくのがたのしい。
ザワークラウトの酸味もたのしく、チーズがとろりと噛んだとこから溢れだす。
奥歯でガリッと何かが潰れる。
ビリッと辛い黒胡椒。それが砕けて口いっぱいに涼しい香りがやってくる。顎にたのしく、お腹も十分満たされる、これはやっぱりオキニイリ。
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ところでコレ…、アメリカのNBA、クリーブランド・カヴァリエーズのオープニングセレモニーの動画なのでありますけれど、いやはや、スゴい。
プロジェクションマッピングって、どこまで進化してくんだろう。
Cleveland Cavaliers PreGame Court Projection from Quince Imaging on Vimeo.
建物のような立面物体に投影するプロジェクションマッピングにビックリしてたらいつの間にか、こうして平面に投影するのがブームになってた。
ソチオリンピックのセレモニーでも大活躍でありました。
6年後の東京オリンピックの頃にはどんなことになってるんだろう…、ってワクワクドキドキ。こういうたのしいテクノロジーが、家庭の中に入ってきたらどんなことになるんだろうとも思いもしました。オモシロイ。
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