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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    それにしても大阪の難波から心斎橋にかけてのにぎわい。



    日本じゃなくて、こりゃアジア。
    街を歩いてる人たちの2人に一人くらいの割合で、外国からの観光客じゃないかしら。もともと大阪の街って、みんなが大きな声でおしゃべりしながら歩く。だから東京の街に比べてにぎやかなんだけど、そこに異国の言葉がまじる。
    声のトーンやアクセント、あるいはリズムが異なったいろんな国の言葉が、大きなうねりのようにこっちに向かってやってくる。



    街の姿も日本離れしていてどこか、「アジアがテーマのテーマパーク」のように見えたりしてきたりもする。
    それにしても心斎橋にあるスタバ。
    あまりに大きく、お店の中にもう一つ街があるような不思議な開放感があり、まるで上海。
    数年前まで大阪の街はソウルに似てるって思っていたけど、今は断然上海的。

    街を歩く人たちも中国系の人たちがかなり目につく。



    かつて大阪の人たちや日本の他の地域から大阪に来た観光客が並んだたこ焼き屋台の前にも、中国人の行列できる。
    中国の人って、不躾なほどじっと気になるモノを見つめる癖があり、今日も買うのか買わぬのか、ただただ仁王立ちになりじっと屋台を見つめる人があちらこちらに群がり、スゴいにぎわいとなる。たこ焼き食べて帰ろうか…、って思いもしたけどその行列に並ぶ勇気がなかなかわかず、ほうほうの体で逃げて帰った(笑)。

    そうそう、心斎橋にホノルルコーヒーカンパニーのお店ができてた。



    かなりいい場所。堀からみると、大きく突き出たガラスの箱的テラス席があり、景色はかなりいいに違いない。
    けれど覗いてみるとあんまりにぎやかでなく、みんな足早にお店の前を通りすぎてく。マカデミアナッツフレーバーのコーヒーの香りも、向かい側にあるとんこつラーメンのスープの匂いに負けて香らず。
    おしゃれに厳しい地域でござる。しょうがない。


    関連ランキング:カフェ | 大阪難波駅日本橋駅なんば駅(大阪市営)



    それからホテルに戻る途中。淀屋橋の地下鉄の改札口から直接入れるオフィスビルの地下になんとインデアンカレーのお店を発見します。



    夜も明るく、入り組む形のカウンターが奥へ奥へと広がるお店。
    遅くまでのシフトの人なんでしょうか…、着替えてカウンターにやってきたとき他のスタッフの人たちに、軽く会釈して「よろしくお願いいたします」って挨拶をする。見ているこちらも気持ちいい。

    カレーをたのむ。ご飯の量は半分で…、ってお願いしたらカレーのルーをかける前の状態をワザワザ見せて「この分量でよろしいですか?」と確認をする。なんだかステキ…、いい感じ。



    本当はカレースパゲティーを食べたかった。けれどお腹がすいてるわけじゃないから炭水化物の量を少なくしたくって、それでご飯が半分カレー。
    その分、カレーのルーはタップリ。ココロおきなくインデアンのカレーを味わう。
    一口目には甘く感じる。
    それも不思議とフルーティーで軽い酸味も感じつつ、それがじわじわ、辛味が強くなってくる。一旦辛いと感じると、そこから甘みを感じぬほどに、辛味が重なり汗がどんどん湧いてくる。
    頭の天辺からダラダラ汗が噴き出して、みるみるうちに上半身が汗だくになる。まるでシャワーを浴びたがごとき。
    発汗作用は健康的とおいしくたのしく勘違い(笑)。そしてホテルに戻ります。


    関連ランキング:カレーライス | 淀屋橋駅大江橋駅肥後橋駅

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    思いがけずも打ち合わせが早く終わって、それでどうしても行きたいお店で早めの夕食。「大黒」に来る。



    難波の街。とてもニギヤカな御堂筋の表通りからちょっと入ったところにあってしんみり、静かな場所にあるお店。
    表からみるとどこにでもある普通の定食屋とか居酒屋みたいな風情のお店。
    軒に下がった「かやくご飯」の提灯以外に変わったところはどこにもなくて、けれどボクにとって「できれば家の近所にほしい店」のナンバー5のひとつに入る。
    つまり、どうにもこうにも抗いがたきオキニイリ。



    お店の中も普通の蕎麦屋だとかのしつらえで、古ぼけて見える。
    けれどどこもが磨かれていて、例えば白木のテーブルなんて、磨かれすぎて角がクルンと丸まってるほど。
    厨房の中には昔のおくどさん。上に羽釜がのっかっていて、それでココの名物料理のかやくご飯をつくるのでしょう。
    メニューもずっと変わらず焼いたり煮たりした魚。それに季節の野菜の料理がならぶだけ。それらすべてがかやくご飯のためにあるというのがステキでオキニイリ。

    胃袋に従いあれこれ注文をして、じっくり待ってやってきたのがこのひと揃え。



    かやくご飯に味噌汁、お新香。
    サワラの焼いたの、茄子をまるごと煮たものと、変わった物はなにもなく、けれどどれもが当たり前以上においしいところがいいところ。
    それからお酒を飲む人には、できたものからちょっとづつ。
    ボクのようにお腹を満たしに来た人には、すべてを揃えて一度にどうぞと出してくる。細かなところに心配りができるお店はステキなお店。



    それにしても、かやくご飯の美味しいこと。
    細かく刻んだ油揚げとこんにゃくを混ぜて、出汁でフックラ炊きあげる。水分多めでシットリしてて、固めのリゾットと言われればそうかと思うほどにシットリ。
    固めご飯が好きなボクではあるけれど、ここのかやくご飯に限っては、水気が多めのこのシットリがおいしく感じる。
    出汁の香りが一口ごとに鼻から抜けて、旨みも濃密。
    このかやくご飯には白味噌仕立てで玉子を具材の味噌汁を、必ず一緒に食べるコトがボクの常。
    これも出汁がシッカリきいてて、玉子の黄身までキレイに熱の入ったボクの好みの状態。ネットリとした黄身の旨みを心置きなく堪能します。



    身厚でフックラ。塩の旨みが魚自体の旨みをキリッと引き立てる、サワラの塩焼きのおいしいこと。
    噛むとムッチリ、軽い粘り気感じる身質にかやくご飯が混じってネットリ。
    茄子の煮浸しは冷たいままで、煮汁をタップリ含んだ茄子が歯切れて口をみずみずしくする、夏のゴチソウ。
    なによりどれもボクの口にある味付けで、中でもかやくご飯はお弁当にして持って帰って夜食に食べたい。そんなコトすら思うおいしさ。やさしくお腹を満たす夜。


    関連ランキング:定食・食堂 | 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

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    打ち合わせのため待ち合わせ。淀屋橋が今日の仕事の目的場所で、ならばと前から来たかった喫茶店を選んで飛び込む。



    「蝸牛庵(かぎゅうあん)」という小さな店で、場所は北浜、高麗橋から淀屋橋と古い歴史をもつビジネス街。
    かつてもし、大阪に住むのならば高麗橋の界隈があたりが絶対いいんだよねとうそぶいていた。
    今でも風情は昔のままで、けれど新たなオフィスビルやらマンションやらが次々できてて、もしかしたら今なら住めるかもしれないなぁ…、と(笑)。
    そんな古い街、古い会社の旦那衆に愛されてきたお店なんでしょう…、シットリとした空気が昭和で気持ちが和む。



    ウィンナコーヒーとサンドイッチが売り物という。サンドイッチをたのめば自動的にコーヒー類がついてくる。
    それでウィンナコーヒーを一緒にたのんでサンドイッチを待つことにする。

    ちょっと酸味を感じるコーヒー。昭和喫茶の習わし通り、かなり熱くて喉を焼くほど。そこに別添のクリームを好みの分量落として味わうたのしいスタイル。
    で、このクリームがおどろくほどに濃厚で、スプーンにポッテリまとわりついてなかなか取れない。だからそのままコーヒーの中にトプンと沈めて暫くすると、ぷかっと浮かんでユックリ溶ける。
    その濃厚な脂肪分にて、コーヒーの持つ酸味が一気になりを潜めて代わりに旨みとやさしい苦味がグイッと引き立つ。なんたるおいしさ。
    このコーヒーはこうして飲むようにできてるんだなぁ…、と感心します。

    そしてメインのサンドイッチ。



    サンドイッチの種類は全部で30種類ほど。そのそれぞれを焼いてもらうコトができるので、都合60種類もが用意されてることになる。
    ミックスサンドを焼いてくださいとお願いをして、やってきたのがこの勇姿。
    食パンが三枚一組。中に卵サラダとトマトとキュウリ、ハムがそれぞれ溢れ出さんがばかりのボリュームでドッシリ見事にうつくしい。



    パンは少々甘めの仕上がり。だからキレイに焦げるのでしょう。
    カサッとしていて、けれどシットリ、パンの生地はみずみずしくてフックラやさしい食感のまま。卵サラダは濃厚味で、それをトマトがやさしくさせる。
    ハムにキュウリは塩がピリッときいていて、分量以上の充実感を感じさせるのがステキなところ。
    ポテトチップがサイドにつくのも本格的で、今まで食べたサンドイッチのワンオブベストと言ってもいいかも。これはかなりのオキニイリ。


    関連ランキング:喫茶店 | 北浜駅淀屋橋駅なにわ橋駅

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    午前中の仕事を終えて西に移動の今日のコト…、旅のお供を探しに東京駅の地下にあるディーンアンドデルーカに行く。
    そしたらウレシイ…、スイカのジュースがあるではないの。



    しかも冷たくしたスイカをプレッサーで手絞りにした正真正銘、スイカだけのジュースでそれをもらって飲んだ。
    小さなカップにほどよき分量。
    お店の人が、こんなに量が少ないんですと恐縮しながら作ってくれた。まるでエスプレッソのドッピオみたいな姿をしてて、ある意味これはスイカの旨みをギュギュッと凝縮させつつ抽出したエスプレッソみたいな飲み物。



    飲もうと口に近づけるとスイカの緑の匂いがしてくる。
    一口そっと唇潤す。もうそれだけで口いっぱいにスイカの香りと甘みが広がり、コクリと飲むとザラリとほんのちょっとだけ繊維を感じて、あぁ、スイカ。
    ゴクゴク飲むのももったいなくて、一口、そしてまたひと舐めとユックリ時間をかけて味わう。飲んでしばらくボンヤリすると、キュウリのような青い香りがやってきて、ストンと暑さが落ち着いた。
    それからもひとつ、スペインのべテータクエンカっていうミネラルウォータ。
    リッツカールトンのレストランでお水が出されるグラスの色をしていてそれで思わず買った。味は普通の水ではあって、けれどもなんだか豊かな気持ちをもらえてニッコリ。二時間半の旅をする。


    関連ランキング:デリカテッセン | 東京駅京橋駅大手町駅



    耳のお供に今日はマーラーでも聞こうかと、交響曲の5番をかける。
    けれどやっぱりあまりの大袈裟に5分と持たずに離脱する。昔はあんなに好きだったのに、最近は小さな編成の、けれど豊かな音にココロが惹かれるワタクシ。



    それで結局ヨーヨー・マ。たまたま持ってきたヘッドフォーンが木のハウジングの曲者で、チェロの音との相性が良かったように感じてボンヤリ。頭の中を音で満たした…、まもなく到着。大阪です。
    因みに「まーらー」と入力して変換すると「麻辣」とまず変化されるボクでござんす。笑っちゃう。



    そして新大阪の駅につき、ミックスジュースを飲もうと思って地下鉄の駅に抜ける地下の食堂街にいったのだけど…。

    ナンテコッタイ…、半分以上が工事中。



    有名ブランドの飲食店や居酒屋系のお店は無傷で、気軽でたのしい喫茶店やら出発前の小腹を満たすうどん屋なんかがごっそり退店。
    後には「グルメゾーン」ができるんだそうな。
    グルメを名乗る人や場所、あるいはお店がグルメであったためしなし。カフェはどこかにあるらしいけど、必要なのはカフェじゃなくって喫茶店。ミックスジューチュを飲めぬ恨みと哀しみは、マリアナ海溝クラスに深い。なやましい。

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    ひさしぶりに伊勢丹の地下…、キッチンステージにやってくる。



    食品売場の真ん中。
    ガラスの箱のようなスペースの中にオープキッチン付きのカウンターがあり、それを舞台に間近に一人がけのテーブルが囲んで並ぶという設えがおいしいモノに気持ちが集中できるよき空間。
    2週間から3週間単位でレシピを担当するシェフがかわって、話題のレストランが向こうからやってくるような便利がウレシイ。今は「サンジャンピエドポー」っていうバスク料理のお店のシェフがプロデュース。



    最近、美食家系の郷土料理と言えばバスク料理が一番人気。
    それにしてもこのパンフレットのタイトル「辺境の美食」というフレーズに、感心します。確かにバスクといえばヨーロッパのメインストリームではなくて、縁辺部分の小さな地方。
    けれど、だからこそいろいろなモノを自由に取り入れ、独自のモノを作り出すコトができたのでしょう。
    そう考えると日本料理も「辺境料理」。世界文化遺産なんかに登録されて、あたかも料理世界の主流のように考え、ふるまう人もいるけど、日本なんて世界の辺境。世界標準のイギリスが真ん中にある地図を開くと、日本は端っこの小さなシミ。そんなところであるからこそ、この繊細と独創を手に入れたんだと思います。



    さて、まず前菜。
    大きな枝から削りだしたばかりのハモンがタップリ。やぎのチーズと青唐辛子のピクルスという組み合わせ。
    ハモンの脂で疲れた口を、青唐辛子の苦味と辛味がピリッとたのしくリセットさせる。やぎのチーズはミルクの香りを若い草の青い香りがサッパリとした風味に変える。素材の力を感じる名品。
    それからスッキリとしたガスパッチョで、お腹の準備をさせる企み。その企みにまんまとのせられ、メインディッシュが待ち遠しくなる。



    魚料理か肉が主役のメインをどちらか選ぶシステム。肉を選んだ。
    仔牛のロースのグリルに野菜、それからバターライスの三点盛りで、メニューも兼ねたパンフレットの写真には、グリルの肉がレアでキレイなロゼ色だった。
    けれどやってきたのをみると残念、熱が芯まで入ってて、軽く赤身を帯びてはいるけど、その分、肉のネットリ感がなくなっている。
    たまたまレシピ通りじゃなかったのか。それとも百貨店の中というコト…、衛生条件を満たす無難な料理を作れというコトになたんだろうか。もったいない。



    とはいえ、サイドは見事。バターライスの下には同じ仔羊肉を叩いて細かくしたものを、仔牛の出汁で煮込んだミートソースが隠れて、ご飯をすくうとそれが一緒にやってくる。
    ホツホツとした肉の食感。パラパラ散らかるご飯の食感。口の中がにぎやかになるココチヨイよなおいしさご飯。
    野菜のグリルもほどよき熱の入り加減で、野菜それぞれに異なる食感。これにも肉の出汁の旨みがしみこんで、お皿を一つの味にまとめているのがステキ。
    ほどよき量でお腹も満ちて、次の予定にレッツラゴ。


    関連ランキング:レストラン(その他) | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

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