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2025/06/25 (Wed)

ＢＵＮのＤ

朝をＢＵＮ、新宿伊勢丹会館の一階にある喫茶店。

新宿三丁目という人が集まるつまり立派な一等地。しかもビルの一階なのに、ひっそり静かでここにいると、自分が今、新宿にいるということを忘れてしまえる鄙びた感がボクは好き。

お客様の入れ替わる時間帯にちょうどポコンとはまったんでしょう。
お店の中は静かでボクが、オンリーゲスト…、当然、タバコの煙もなくてキレイな空気にニッコリします。

ちなみにこの店。先日まで耐震基準を満たすための工事がしばらくなされてて、お店の奥の壁に工事囲いができていた。
どんなふうになるんだろう？って思っていたら、窓が開いた。一番最初の写真が実は今の写真。２番目の写真はかつての写真で一番左っかわがちょっと違って見えるでしょうか。
とは言え外に向かって開けられはしない窓風の壁。それでもちょっと明るくなって気持ちいいです…、ってお店の人は笑ってた。

さて朝のメインを何にしましょうと、少々思案で「Ｄセット」。
４種類ある朝食セットの中で一番値段がはります、それでも６８０円。

最近、パンで迎える朝がとても多くなってきた。
かつては頑固な「和朝食派」だったんだけど、朝にお米のご飯がちょっと重たく感じるように最近、なってきた。
人の食欲、嗜好は年を経るごとに変わってくるモノ…、そもそも最近、お米ご飯を食べなくってもあんまり寂しくなくなった。
さまざまな店で食べるさまざまなサンドイッチの中でもここの、このサンドイッチはちょっと独特、オモシロイ。
だって、チーズトーストとハムとレタスのサンドイッチが融合しているハイブリッドタイプであって、いつも感心してしまう。

挟んだパンの上半分はチーズがトロンとのっかりとろけて、焦げ目も強く焼きあがってる。
けれどサンドイッチの土台をなしてる一枚分は軽く色づく程度に焼けてて、しかもどちらのパンも具材に触れる側は焼かずそのまま。
具材はかなりタップリで、薄切りハムとレタスにそれからマヨネーズ。
当然、それらはヒヤッと冷たく、パンはあったか、チーズはフツフツ沸騰するようにアッチッチ。
食べつつ気持ちをどこに向けていけばわからぬ料理で、今食べているのはサンドイッチ、次の一口はチーズトーストと、ひと噛みごとに違った料理を食べてるみたいなお得な気持ちを味わえる。

組み合わせとしておいしいだけじゃなくて当然、パンもおいしくレタスもシャキシャキ、新鮮で、ひとつひとつの素材がシッカリしていてだから、奇手に思えるこの組み合わせも決して奇妙と思えない。

甘く冷たいアイスコーヒーを今日ももらってゴクリと飲んだ。
お店のロゴを焼き付けたシンプルだけどうつくしく、程よきサイズのこのグラス。
キューブアイスがグラスの中にキッチリ収まり、手にしたときの冷たさに、ハッとしたながら持ち上げる。
ほどよき重さと、口つけたときに自然と鼻に覆いかぶさりおいしい香りを無駄にすることなくたのしめる…、こういうところが好きなんだよなぁと思ってニッコリ。
今日も仕事をガンバロウ。

珈琲舎バン伊勢丹会館店

関連ランキング：コーヒー専門店 | 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅

[3回]

2014/09/01 (Mon) 丸の内リム：喫カバ Comment(0)

嵐の中へ！

映画を観ました…、「イントゥー・ザ・ストーム」なるディザスター映画。

ものすごい規模の竜巻がアメリカの小さな町を襲って壊滅させる。その竜巻から命からがら逃げる人たちの物語で、まぁ、そういえば、今まで似たような設定のいろんな映画が何作もあった。
けれど、そのどんな映画とも違ったところがひとつある。

今という時代。人は記録し、記録されている時代なんだね。

学校に入れば監視カメラで映像がずっと撮られているだろうし、さまざまな行事にカメラが入っているのはもう当たり前。
何か事件が起きると誰もが、スマフォを持って撮りに行く。
そういう「何気なく撮られたビデオ」を随所に散りばめ、ドラマにリアリティを出すことに成功している。しかも一時期はやったモキュメンタリー映画のようにあざとくはなく、あくまで自然に必然性を持って彩りそえる。オモシロイ。

とは言えなにより凄いのはＶＦＸ。
ギャラの高い有名俳優を使わず、その分を全部特殊効果に打ち込んだからなのでしょう…、もう、スゴいもん。
しかもしょっぱなからグイグイ竜巻がやってきて、叫び飛ばされ落ちていく。
出し惜しみなんて一切なくて、しかも後半では２つ、３つと同時多発的に竜巻ができ街を恐怖に叩きこむ。

そこに生まれる人間模様。愛に勇気に友情にと、最後にちょっとウルっと来たりする、見応えのあるオキニイリ。
そのテーマがはっきりしていてしかも迷いがないからなのでしょう。
世界中で使われているポスターがほぼ同じモノ。日本だけはタイトルよりもキャッチフレーズが大きく表現されていて、けれど「イントゥ・ザ・ストーム」と原題通りを使っているのがまだましかなぁ…、って。

とはいえ「怪物のど真ん中にイントゥせよ」という、この決め台詞はあまといっちゃあまりでしょうよ…、と、配給会社のセンスの悪さに大笑い（笑）。
ちなみに、劇中に「１００年に一度の規模といいながら、最近では毎年のようにその１００年に一度の規模の竜巻がやってくるようになってるよな」というセリフがあって、まさに最近の日本の災害がそんな災害。
地球はどうにかなっちゃたのに違いなく、観ながらいろんなコトに思いを馳せる。
それはそうと「GoPro」以降の絵作りって本当に変わった。オモシロイ。
ちなみに、コレド室町の大スクリーンにして最新のドルビーデジタルシステムの劇場で観たんだけど、こういう映画はやっぱりそういう環境で…、って思いもしました。オキニイリ。

[3回]

2014/09/01 (Mon) 映画・音楽・アート Comment(2)

日曜の夜のあれやこれ

ドックのソルタンペッパを買ってきました。

アメリカからやって来たポップコーンの専門店で、オープンした時にはスゴいう行列。今もそうかなぁ…、と思ってきたら、ビックリするほど静かですぐに買えちゃった。
買おうと思って来たワケじゃない。でも並ばず帰るならいいんじゃないのと手に入れてライバル店をみたらばどこも大行列で二度ビックリ。
袋の横に用意されてるフレーバーが書いてあって、そのアメリカ的なネーミングに面白くっていいんじゃないの…、と思ったりする。
Caramel Kettleっていうのと、Sinfully Cinnamonっていうのがかなり気になりはしたのだけれど、まずはスタンダードな塩味をと。

羽根を広げるようにキレイにポップしたとうもろこし。食感軽くて、噛むとクシュッと潰れてジュワッと消えていく。
たよりないほど軽やかで、匂いはとても香ばしくって、沢山たべるのにいいポップコーン。塩はほどよい塩梅で、一方、胡椒はかなり強烈。
ビールだとかハイボールとかと一緒に食べたらおいしいだろうなぁ…、って思う。
女子向けでないこういう特徴。
表参道ではちょっと難儀をするのかもな…、と思いもしました。オキニナリ。

夜は軽く蕎麦にする。

自然薯をつなぎに作った蕎麦を茹で、冷たい水でキリッとしめて熱々の出汁で味わう趣向。
熱々の出汁を小さなお椀に注ぎ込み、そこにかき揚げを割って落として天ぷら衣が出汁を吸い込みしっとりするのを麺と一緒にたぐりこむ。
油が出汁にとけだして、旨みにコクをくわえてくれる。胡麻の油も香ばしく、イカに小柱、小エビがちらかり食感とてもにぎやかにする。
ネットリとした粘り気のある麺も味わい深くて、ネロンと喉を撫で回す。お昼に過食をたのしんで、夜はこれで終わりにしましょう…、大人的。

お風呂あがりに今日のご褒美…、ハーゲンダッツの珈琲ミルク。

コンビニの棚でいい場所もらおうっていう魂胆なのか、期間限定商品をワラワラ出してボンヤリしてると食べ損なっちゃう、ここ暫くのハーゲンダッツ。
これも季節限定商品。
コーヒー系の定番商品もあるのになぜに？と思って食べると、ハーゲンダッツにあるまじき、さっぱり味で気に入った。ミルクの部分はジェラートっぽく、そこに混じったコーヒーもやさしい味わい。
口の中でとけるとコーヒー牛乳みたいな味になる。
何よりカチンカチンに凍らずススッとスプーンが入るなめらかさが、日本のアイスって感じでなんだかオキニイリ。

高校生が野球に必死になる夏は、インターハイの夏でもあって、８月初旬に行われた今年の大会での鹿児島実業男子新体操部の団体演技。
イカしています…、ステキです。

毎年のおとぼけ演技で人気がある鹿児島実業。
いきなり青江三奈の伊勢佐木町ブルースの前奏ではじまるという、ナイスな内容。
やってることはコミカルでもひとつひとつの演技は確実。もし、こんな構成でなければもっと高い得点がでそうなところ、ただひたすらに笑いを追求している姿勢に男らしさを感じさせます…、オキニイリ。
クライマックスに向かっていくのに、笑点のテーマソングを使うなんて、あっぱれという他のないおとぼけ具合。凛々しく、なんとも清々しい。
ところで、日曜に晩ご飯の準備をしながら、笑点のテーマソングが聞くと、お休みももう数時間で終わっちゃうんだなぁ…、ってなんだか切ない気持ちがしてくる。
おとぼけな音なのに、どこか哀愁帯びて聴こえる。
それもすべて日曜の夕方５時半という、それが流れる時間に理由があるんだろうと思ったりする。明日の準備をいたしましょ。

[11回]

2014/09/01 (Mon) 食品・スイーツ・コンビニ Comment(0)

カフェのバフェ

昼をひさしぶりの贅沢バフェ…、西新宿のセンチュリーハイアットにあるカフェというレストランにて華やかに！

この数週間、来たくてずっと予約をするもなかなかとれないで、やっとのコトで今日の昼。
今日まで８月。夏休みの人たちも多いのでしょう。小さな子供を連れたファミリーや大人ファミリー。女子会っぽい人たちもいて、レストランの中はにぎやか。
料理の種類は決して多くはないけれど、なるべく出来立てのモノを食べてもらおうと、オープンキッチンの周りにバフェのカウンター。
料理をとるのはセルフサービス。けれどサービスを身近に感じてもらおうと、飲み物だけはお店の人がサーブする。ナイフフォークの交換も頻繁で、気配りされてる感じがステキ。

Caffeと書いてカフェであります…、つまり基本はイタリア料理。
だから料理の基本はイタリア系のモノが多くて、特に前菜はベリーイタリアン。
モッツァレラチーズにジェノベゼソースをまとわせたものと、小さなトマトのカプレーゼ風。茹でたジャガイモとタコのジェノバ風とか、サラミにボローニャソーセージ。
魚介類のマリネがスキッと酸味さわやか。エビのムチッとした食感が食欲さそうオゴチソウ。スモークサーモンにロメインレタスをのっけてそこにグラノパダーノチーズをたっぷり。一口ごとに食欲が湧く。

野菜がたっぷりはいったミネストローネがおいしげで、オリーブオイルをかけまわしフウフウ食べると、これがおいしい。
野菜の味がとけだして、お腹もやさしくあったまる。
薄く仕上げたピザが２種類。
チーズだけのピザは胡椒の風味がキリッとしてて、それがチーズの旨みを甘みにかえておいしい。トマトソースはサラッとトマトの風味が活かされ爽やかな味。
イタリア風というよりも、ニューヨークなんかでピース単位で売っている薄焼きピザに似た味わいで、ボクは好き。

パスタをいくつか…、注文してから茹で上げ、ソースにからめて作る。パスタはスパゲッティーニとフェットチーネ、それから蝶々の形のファルファッレ。
ペペロンチーノにカラスミ味、それからトマトソースの３種類とを組み合わせ、自分の好みを選べる趣向。短時間で仕上がるように、一度固めに茹でたパスタを使うのだけど、そこそこおいしくできるところに感心します。
スパゲッティー二をカラスミで、ショートパスタをトマトで仕上げてもらったところにチーズをたっぷり。ポッテリ味のラザニアも一緒にたのんでお腹を満たす。

ちなみにずっとココにきたくてしょうがなかったのは、これを食べたくってしょうがなかったからでござんす！

ローストビーフ。赤身の肉を外はこんがり、中はキレイなロゼ色に仕上げて、ドサッと大きな塊のままバフェテーブルの上に置かれる。
それを好みに切ってもらって食べるスタイル。
まずは薄く２枚切ってください…、ってワガママ言ってお願いをする。
肉の旨みを煮詰めて作ったグレービー。ホースラディッシュもたっぷりそえて、パクリとやると、ネットリ、前歯や歯茎、奥歯を撫で回す。
肉感的な食感がステーキなんかと違って特別。
軽い酸味とじんわり口に広がっていくゆたかな肉汁。薄切りだからこそのなめらかととろけの良さにウットリしながら、一口、そしてまた一口と。

それから今度は分厚く一枚。２センチ弱ほどの厚みに切ってもらったものを一口カプリ。
ズッシリ前歯が沈んでいくような歯ごたえと、ムチュンと歯切れて肉の旨みをジュワッと吐き出す力強さに、薄切り肉では味わうことができない肉々しさにこれまたウットリ。
口の中を満たすシアワセとでもいいますか。ご飯をお皿の端にのっけて微塵に刻んだ茹で卵。一口大にカットした分厚い肉を並べたところにカレーをかけて、ローストビーフカレーで味わう。
スパイシーなカレーをたっぷりかけてもなおも肉の旨みと食感が、口いっぱいを満たして気持ちはなんともゴージャス。

ゴージャスついでにデザートまでもキッチリ食べる。
マンゴーシャーベットと和栗のジェラート。
実は昨日の夜、ハーゲンダッツの季節限定の和栗のアイスクリームが食べたく、けれど近所のコンビニでは全部売り切れ。それで迷わず、栗のジェラート。
若干の粉っぽさを感じさせる舌触り。
栗の香りが鼻から抜けて、舌にドッシリ秋の旨みが居座るおいしさ。
一口大の小さなカスタードシュークリームにパンナコッタをお腹に収め、気がすみました。腹いっぱい！

カフェ

関連ランキング：イタリアン | 都庁前駅、西新宿駅、西新宿五丁目駅

[2回]

2014/09/01 (Mon) 丸の内リム：他 Comment(0)

朝のパスタに運命カメラ

朝にパスタの日曜日…、今日は和風に明太子。

立派な腹した辛子明太子をふた腹さばいて、魚卵だけをキレイに取り出す。タバスコ、それからレモンを搾る。
もともと辛い明太子。タバスコは辛味調味料ではなくて、明太子の生臭さを抑えるための風味調味料として使う。白だし揉み込み下味つけた、いかそうめんをそこに加えて、細かく刻んだ大葉をパラリ。
固めに茹でたリングイニをくわえたところに、ピーナツオイルを注ぎつつキレイに混ぜてお皿に移す。刻んだ海苔に細切り大葉をのっけて食べる。
ムチムチとした麺にからんだ魚卵がプチプチ。噛めばはじけてネットリとしたイカがそれらの食感ひきたて、朝のお腹をたのしく満たす。
あぁ、日曜日がはじまった！

ところで、ずっと探していたカメラはもしかしたらコレかもしれないなぁ…、ってちょっとした運命を感じたオキニナリ。

探していたのはこういうカメラ。
自分撮りを含めていろんなアングルで自由に写真が撮れること。キッチンで安心して使える防水性を持っていて、ほどよく小さく、ほどよく大きく、できれば液晶ディスプレイを備えてて、動画も撮れる。
あぁ、なんてワガママな条件だろう…、って肩身狭くさえ思っていたのでありますけれど、カシオがまもなく発売するという「EX-FR10」。
レンズとカメラ本体が着脱式のセパレート型という変体カメラが、その要望をほぼ網羅している、ありがたさ。

レンズ部分と液晶モニタを備えた本体はBluetooth接続で、モニタはタッチパネルの２型。レンズも本体も防水防塵。レンズは広角。
両方を合体させてレンズ部分を折りたたむと、普通のデジカメみたいな形状、使い勝手になるというのもいい感じ。

カメラ部分にはスタンド付属。
カラビナストラップを装着できるから、いろんなところにぶら下げられる。オプションでは、クリップやトライポッドに装着できるマウンターが用意されたりしているところも、なかなかステキでございます。
アクションカメラのようにも使える。とは言えおそらく街使いとかお部屋使いで満足できるワタクシに、ピッタリスペック。
あとは実際の操作感と画質に質感。それらを実際たしかめるだけ。
すっかりとりこになってございますゆえ、発売日まで果報は寝て待ての気持ちでござる。待ち遠しい。

日曜の朝がたのしくなるような動画を一本。EPIC Patty Cakeっていう４人組が手遊びしながら「I'll Think Of You」を歌う様子を収めたフィルム。

「Pat a Cake」っていう、向かい合った二人が手を叩き合わせて歌って遊ぶ日本の「せっせっせ」みたいなのをより複雑にして歌う。
しかもこれ、ワンテイクなんですよね。
一人がちょっとでも失敗すれば撮り直しって、そんなスリリングな状況にしてこうして笑顔で歌えるところに感心しました…、オキニイリ。

[2回]

2014/09/01 (Mon) gadgets Comment(0)