サカキノホトンブログ折り寿司・キンレイ・えび煎餅

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折り寿司・キンレイ・えび煎餅

デパ地下の寿司。

あと１時間ほどで閉店という時間に行って、ブラブラしながら売り場をみてた。
別に何を買いたいわけじゃない。
閉店を控えた時間のデパ地下の、騒々しさが好きでそれでやってきた。
魚売り場は一足先にキレイになってる。
食肉売り場や野菜売り場は在庫チェックがはじまっていて、デパ地下ってこんなに沢山のスタッフさんで出来上がっているんだってワクワクします。
中でも一番にぎやかなのは、惣菜売り場や弁当売り場。
見切り品を値引きして、今日のうちに売り切ろうと、お客様を呼び込む声がそこら中から響いてきます。
半額近くにまでなるのもあるんだ…、って感心しながら歩いていたら、寿司屋のおばさんに呼び止められる。

「旦那さん、コレ１０００円で！」って。

旦那さんって言葉になんだか弱いのですね。
しかも定価に比べて５００円以上も安い値段で、それでフラッと買っちゃった。
商品そのものの決め手としては、まぐろの赤身とかっぱ巻き。
高級寿司屋の習わしか、かっぱのキュウリが千切りされてるところがちょっと気にはなったが煮ダコに立派な大正海老にと、好きなネタが結構多くていいかなぁ…、って。
ただサーモンが入っているのが気になって、人気があるの？って聞いたらサーモン入れると売れ方が変わるくらいに人気って言っていた。
なるほどなぁ…、回転寿司でも一番人気がサーモンだっていうものねって、今的寿司の傾向を知る。

一緒にこれ…、キンレイの鍋焼きうどんでござりまする。

今でこそ、コンビニエンスストアに行くと、簡単に食べるコトができるうどんや蕎麦が売られてる。
発泡スチロールの器に入ってお湯をかけこぼして食べるモノ。
アルミの器に入ってそのまま、火にかけ温め食べるモノ。
どれも冷蔵。
鮮度と具材の豊富なところがいいのでしょうね。
種類もかなり増えてきた。
けれど昔は、キンレイの冷凍うどんがほぼ唯一の選択肢。
凍らせれば日もちする。
買い置きも出来、しかも流通させるのも便利だった。

ラーメンだったり、ちゃんぽんだったりいろんな種類のモノが出ていて、けれどボクはココの鍋焼きうどんが異常に好き。
なぜだかたまに食べたくなっちゃう。
弱火にかけて徐々に鍋の中身が溶けてき、最初、固形だけだったのが出汁が出てきてブクブク湧いていく。
沸騰するのにまかせてちょっと余分に煮込んで、麺がクタクタ、出汁の色に染まってきた頃…、それが食べ頃。
今日はそこにネギをタップリ刻んでいれて、ついてにスダチを薄切りにした。
ネギの香りと、スダチの酸味で、冷凍臭さを押さえ込み、ズルズル食べる。
麺がズルンと歯ごたえ、コシに喉越しがよく、出汁もキッチリ、旨み濃厚。
やっぱりおいしい。
さすがに器を持ってすするワケにはいかずスプーン片手にスープを飲み飲みうどんを啜る。
体もぽかっとあったまる。

ところで今ちょっとした私的ブームのこのお菓子。
亀田製菓のえび煎餅。

コンビニの棚で目について、ちょっと迷ってしげしげパッケージを観察をする。
キャッチフレーズが踊っています。
濃厚おつまみ。
期間限定。
香ばしさ満開！
サクっと心地よいやみつき食感。
桜えびにて、揚せんという魅惑的すぎる言葉の羅列。
こりゃ、確かめずにはおられまい…、ってそれでやっぱり買うことにした。

正方形に近い形の、シリアルみたいな感じの物体。
色はほのかなピンク色。
いやいや、桜色というところなのでありましょう。
海老の香りが濃厚で、さて一口とパキッと齧ると、おやまぁ、おいしい。
これ、坂角のえびせん「ゆかり」にそっくりな味。
海老の風味が若干やさしく、そのやさしさを甘みで補っていはするけれど、印象としてはまさに坂角。
あちらはかなりの高級品で、デパ地下なんかにいかなきゃ買えない。
こっちは驚きの１００円代にてコンビニエンスストアで買える…、日常的なるオゴチソウにて「濃厚」でもあり「おつまみ」にしても十分味わえ、「やみつき」にさえなる味わいで、食べてたちまちオキニイリ。
期間限定というのが唯一、気になるところ、今のうちに食べとこう！

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