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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    実は今日、神田近くの「ちよだプラットホームスクェア」という場所で「国東市観光物産フェア」をやっていた。
    今日と明日の二日間、大分県の国東地方の産品を展示販売する催しで、Facebookの友人が運営しているというので覗きにいきます。
    bussan.jpg週末はひっとりとしたビジネスエリアの、目立たぬ路地に面した場所で、けれど続々、人がやってくるのですよね。
    地方の食。
    生産者の顔がみえるモノに対する人の関心の高さを感じるたのしいイベント。
    お酒や味噌、農産物にジャムやステキな加工品…、いろんなモノが揃っていました。
    愛媛県で生まれて育って、だから大分という場所は海峡一つ隔てた場所で、だからそこに置かれたモノがみんな身近でなつかしい。
    気になるモノをいくつか買って、今日と明日のご飯の主役にしてやろう…、って思ってそこをあとにする。

    夜を家で鉄板焼きを作って食べます。

    f34b4440.jpg最初は鍋にしようか…、って今日は思った。
    昨日に比べてちょっとあったかいと天気予報は言うのだけれどやっぱり寒い。
    それで豚をしゃぶしゃぶにでもしようかって思って肉屋に行ってみた。
    和牛の切り落とし肉が安かったのです。
    売ってるおばさんの愛想もよくそれで急遽、鉄板焼きに。
    しゃぶしゃぶにするには少々分厚くて、しかも不揃い。
    これちょうだい!
    お願いすると小さな器にギッシリ詰め込み、一枚一枚剥がして調理するなんてちょっとできない。

    赤身のシッカリした切り落とし肉は、何枚かをまとめて焼くとステーキ肉のような厚さと歯ざわりになる。
    それと一緒に野菜をいくつか。
    白菜、茄子に長芋を切る。
    長芋は、先日、金沢の友人から送ってもらったモノでそれをステーキ風に。
    鉄板の上に置いてしばらく放っておくと、こんがり焦げ目がついて焼けてく。
    シャキッと歯切れて、噛むとトロトロ、粘り気が出る。
    焦げた表面が香ばしく、塩をかけるだけで十分、おいしく食べることかなう。

    大根おろしをタップリする。
    今日の大根はみずみずしくて、甘いジュースがタップリでてくる。
    そこに讃岐の出汁醤油。
    それから今日の物産市場で買った種なしかぼすを搾って、タレとする。
    自然な味がまざりあい、焼いた素材のうま味を邪魔せず引き立てる…、400gほどの牛肉、山盛り野菜が何の苦も無くお腹の中におさまっていく。

    d241e7d5.jpg〆をたこ飯。
    これも今日の物産市場でかったモノ。
    実はそこに茶屋のような場所があり、そこでだご汁とこのたこ飯をふるまっていた。
    さすがに昼を控えていたので、それは食べずにお米に混ぜて炊き上げるだけでできるセットを買って、それで自分で作って食べる。

    ご飯を洗って水をきる。
    炊飯器にそれを移して水をはり、真空パックにされていただし汁、タコの煮たのをうつしてスイッチポンっ。
    炊いてる間にタコの香りと生姜醤油の匂いが家にただよってくる。
    時間通りに炊き上げて、蓋開け蒸気を軽く飛ばして、再びスイッチ、押して二度炊き。
    焦げ目がついておいしいのです。
    ちょっと固めに仕上がって、ご飯の粒がカラコロ口を転げまわって、食感にぎやか。
    煮込んだタコがクチャっと潰れて、海の甘みと香りがただよう。
    〆というより十分これが、メインといってもおかしくはない。

    鉄板焼き用に買った白菜の芯の部分。
    ステーキにするにはちょっと細い山芋を、細切りにして出汁に入れ、クツクツ煮こんで味噌を溶く。
    トロトロとした食感なめらかな味噌汁をサイドにしながらお腹をやさしくあっためる。
    夜になって、やっと雨が上がってきます。
    熱いお風呂にトプンと使って、一週間の疲れを洗い流す夜。

    なんだかステキな動画を一枚、貼っておきます。
    ボクが住んでるこの東京が、こんなにステキでダイナミックなところなんだと再発見するすばらしさ。



    リドリー・スコット監督が「ブレードランナー」の原作とした「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」。
    その舞台となった街はやっぱり東京だったに違いない…、って。
    そんなコトを思ってしまうこの動画。
    東京在住のフランス人が作ったタイムラプス映像で、使ったカメラはキャノンの一眼デジカメという…、最近、テレビを見ていてもひと目でデジカメ動画とわかる映像が流れていたりするのがなんだかオモシロイ。
     

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