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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    表参道でちょっとお茶…、セガフレードにやってくる。

    9622937e.jpgクエストビルの1階にある。
    原宿駅を表参道側にでてちょっと歩くとあるビルで、昔、デメルがあった場所。
    このビル自体。
    できた当時がバブルが終わる直前というタイミング。
    アサヒビールがミラノから連れてきた「ラナリータ」って言うイタリアンレストランがメインテナントで入ってた。
    当時、日本のイタリア料理店では一般的ではかった白いんげんのスープ煮だったり、タリアータとか通好みとでもいいますか…。
    ちょっと変わった料理が多くて、「サンペリグリノ」を原価近くで飲ませてくれたオキニイリのレストランだった。
    …、のだけど。

    バブルの終わりのあともちょっとガンバってたかなぁ…。
    でもなくなった。
    その後、しばらく空き家になって、今はプーマのお店が出来てる。
    時代の流れを感じる場所で、つい最近まであったデメルも撤退し、誰も入らず真っ暗だった…、そこにやっとココができたのが12月の8日のコト。
    どんなに立派なビルを作っても、そこを使ってくれる人がいなくちゃ話にならない…、なのに日本じゃ大家さんが一際、偉そうにしていてなんだかつまんない。

    ビルの中にあるお店自体はそれほど大きくなくってけれど、表に屋外用のテーブルに椅子。
    温かそうなブランケットがどの椅子の背にも置かれてなんだかステキな感じ。
    ラッテとお菓子を一個ずつ。

    a97d4307.jpgカスタードクリームを粉に混ぜてクッキー状に焼いたモノ。
    焼けてる途中にこわれていくのか、表面割れててアメリカ的なるクッキーみたいに見た目はみえる。
    手に取る。
    すると、思ったよりもシットリ感を指が感じる。
    齧るとボロッと。
    一口分がこわれて口にやってくる。
    最初はジュワッと上を飾った砂糖が溶ける。
    上白糖のパウダーシュガーは、舌で溶けると口全体の温度があがる。
    魔法の粉が口で蒸発しながら消えてく。
    そんな感覚。

    粉が崩れて芯の部分があらわになると、そこはシットリ。
    ネットリとしたクリーミーなカスタードが隠れてる。
    玉子とバニラの香りが強くて、コッテリとした濃厚な味。
    その食感は乾いたクッキー。
    なのに味はシュークリームという不思議。
    甘さ控えめ、香りと風味がとてもたのしく、しかも唾液を含んでユックリとろとろクリーミーになっていく、その食感の変化がたのしい、オモシロイ。
    ほんのひとかけ、口に入れ、コーヒー飲むとコーヒー牛乳みたいな味にたちまちなっていくのがなんともオモシロクって、初めて食べてたちまちとりこになっちゃった。

    9723e460.jpgそれにしてもここのラッテ。
    やっぱりおいしい。
    ポッテリとしたミルクの食感。
    とてもなめらか、喉をやさしく満たしてスルンと撫で回しながらお腹にそっと流れこむ。
    強めのロースト。
    だからとっても香ばしく、砂糖もいれていないのに甘くて、苦味がキリッとしてる。
    カプチーノみたいに、ことさら泡を強調しない。
    だからミルクそのもののうま味と風味。
    エスプレッソの苦味と酸味が素直に口にやってくる。
    お腹がポッテリあったかになり、カップに触れる指もあったか…、冬の午後。

    座った席は外の席。
    お店の中は狭くてちょっと空気が悪い…、それでお外でコーヒー飲みつつポメラを出して文章入力していたら、ストンと何度も電源落ちる。
    寒くて電池のパワーが落ちてしまうんでしょう…、デジカメなんかも寒いと使えなくなっちゃうっていうコト聞いてはいたけれど、実際経験するのははじめて…、冬のコト。

    夜を軽くサイゼリヤ。

    saizeria.jpgシュリンプサラダがたべたくて。
    プニプニとした小さなエビ。
    産地でボイルされてそれをそのまま凍らせてきた。
    今日は解凍状態があんまり良くはなかったのか…、いつもよりもちょっとグシャッとしたかんじ。
    食感がたのしくないとエビを凍らせるときに安定剤としていれた塩のエグミを感じる。
    それでもタップリはいっているから良いとしましょう。
    レタスはパリパリ状態はよくけれどトマトは少々若くて青かった。
    オーロラソースににた味わいのドレッシングがなによりおいしく、野菜をムシャムシャ食べてる感じがたくしくていい。

    一緒にパスタ。
    シーフードのトマトクリームソースであえたの。
    どうしようか迷ったけれど粉チーズをタップリふった。
    シーフード系のスパゲティーには粉チーズなんかは合わせちゃダメ…、匂いが喧嘩するからだって言われてる。
    けれどクリームソースにはチーズはぴったり。
    結局これはクリームソースのスパゲティーだからっていれて食べたら、悪くなかった。
    チーズのコクがトマトの甘みを膨らまし、いいんじゃないのって安心します。
    それにしても今日。
    大きなお店がガラガラで、ボクと数組。
    都心はそろそろ日本の中で、一番静かでおだやかな田舎のような場所になるよな準備をしてる…、ニッコリしながら、さぁ、かえろ。
     

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    原宿
    帰ってきたチリがどうなるかどうかはわかりませぬが,
    サカキさんのブログを見る限り,
    ホットドッグやカルビーの出来たてポテチといった,
    ナウなヤングがストリートでタコノコ的若者文化が
    まだありそうな,そんな気がしています
    佐藤Rさん / 2011/12/29(Thu) /
    はいまりのまち
    > 佐藤Rさん
    原宿って、いろんなものが生まれる街なんだろうと思うのです。
    はじまりが似合う街。
    日本再上陸一号店とはいえ、大きな資本で日本を席巻してやろうという、そんな大人な欲望はあまり似合わぬ街のように感じます。
    サカキシンイチロウさん / 2011/12/29(Thu) /
    あら…
    そういえば、デメルは無くなっちゃいましたね。
    デパートで買うより、少し上等な気がして、
    わざわざ行くのが好きでした。
    でも、あの場所にザネッティは嬉しいなあ。
    さっくりとお茶を頂いて、それからお買い物なんて、
    ぴったりですよね。

    原宿と言えば、お好きかどうかわかりませんが、
    小泉今日子さんが、雑誌switchで原宿百景という連載をしています。
    彼女が過ごした、バブル前の夢見がちな原宿や、
    狂乱の時代の原宿が、静かな文体で書かれていて、
    切なくて素敵なんです。
    キョンキョンがお嫌いでなければ、立ち読みでも、いかがでしょう?
    rikoさん / 2011/12/30(Fri) /
    原宿
    > rikoさん
    実は今日もこのお店に顔を出したのですが、「デメルはなくなっちゃったのですか」とやってくるお客様が結構いらっしゃるのにびっくりしました。
    なくなってかなりたつのに、やはりココにあったという記憶はかなりのインパクトを持って残っているのでしょうね。
    キョンキョンの本。
    ありがとうございます、ぜひ読んでみようと思います。
    サカキシンイチロウさん / 2011/12/30(Fri) /
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