サカキノホトンブログニコニコ２個のおむす人

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ニコニコ２個のおむす人

さてさてテクリとおむす人。

今日は朝からかなり歩いた。
四谷三丁目を振り出しにして、まずは新宿御苑に向かう。
空気が軽いと足取り軽く、なんだかスイスイ、体が前へと進んでく。
新宿御苑で一仕事…、そのあととって返して四ツ谷に向かう、地下鉄使って二駅分を移動しようと思ったのだけどせっかくだからそのまま歩く。
テクテク、両手を元気にふって都合、小一時間ほど、ユックリ歩くとお腹も空いた気持ちになります。
お店に飛び込み、おばちゃんたちに「おはようございます」って大きな声で挨拶し、そしていつものおむすびたのむ。

ココしばらくは一個で我慢してたおむすび。
今日は２個。
おかかと梅のおむすびと、ツナと昆布の具材のモノ。
それを一個づつお願いすると、お店の人がこう言います。

「ひさしぶりに２個ですネ？」って。

ここで働いている人たちはもう何年くらいも変わってないだろう。
少なくともボクが通い始めて５年。
たまに新しいスタッフの出入りはありはするけど、メインで働いている３人のスタッフはずっとおんなじ。
いつも同じ笑顔でニコニコしながらおむすび作る。
仲のいいコト、うらやましいほど。
不思議なコトに、働いている人が長続きする店と、お客様が長続きする店って同じような気がします。
人にやさしい。
それはお店の中の人にも、お店に外からやってくる人に対しても同じようにやさしくあれるお店はステキというコトなのでありましょう。

今日はいつも座るカウンターが仕込み途中の弁当で、一杯だった。
大きな予約注文が入ったんだというコトで、それでテーブル。
お店の端にあるテーブルで、そこに座るといつも以上に働く人の姿が全部、見渡せる。
手がずっと動いているのがわかります。
手で作られるオゴチソウ…、ご飯を炊いたり具材を作ったりする以外には唯一両手が調理器具という、おむすびという料理のステキを実感します。

手にズッシリと。
口に含むと海苔の香りがほんわかとする。
前歯を当てると、ポロンとこわれて舌の上にご飯の固まりがそっと乗っかる。
それがホロリと。
ご飯の粒がほぐれて散らかる。
おむすびが、たちまち口の中でご飯にかわっていくのがオモシロく、おばさんたちのハンドマジックにウットリします。
梅とおかかがシャキッと酸っぱく、食べると背筋がしゃんとする。
おかぁさんに、「あんた、しっかりがんばんなさいよ」って背中を押されているみたい。
ツナの缶詰のマヨネーズあえ。
それに昆布の佃煮をタップリまぜた具材はボクにはとても新しい味。
コンビニおむすびではじめて食べて、なんておいしい…、って思ったレシピで不思議なコトにツナだけ食べてもおいしく感じぬ。
昆布の甘さと煮込んだ醤油のコッテリとした風味がツナの油臭さを消すからでしょう。
海苔との相性もとっても良くって、特にココのは上等な味…、オキニイリ。

サイドのおかずに今日はウィンナ。
おかずセットだと、ウィンナさんと鶏の唐揚げ、玉子焼き。
いろいろ付くけど、中でも一番おいしいのはウィンナさんでだから今日はそれだけ３本。
俵をつむように積み上げて、コロンプチュンと噛み、食べる。
脂はおいしい。
脂を拭うご飯はもっとおいしくて、お茶をゴクリと飲んでリセット。
そして再びおにぎり食べる。
食べてるうちに、分厚い雲がササッととれて散歩日和に拍車がかかる。
今日はひと駅、もうひと駅だけ余分に歩いてみましょうか…。

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2011/10/12 (Wed) 食品・スイーツ・コンビニ Comment(0)

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