サカキノホトンブログ忘年会

S	M	T	W	T	F	S
	1	2	3	4	5	6
7	8	9	10	11	12	13
14	15	16	17	18	19	20
21	22	23	24	25	26	27
28	29	30

忘年会

今年はじめての忘年会を渋谷の「がっと」で開催します。

飲食店の開業を夢見て勉強している仲間…、若い人たちばかりのチームで中にはまだ大学生という若者もいる。
開業のためのテクニックだとかを学ぶのじゃなく、意味であったり心構えをみんなで共有しながら同時に悩みを分けあい勇気づけあいがんばりましょう…、って仲間であります。
気軽にたのしめ、おいしい料理でくつろげる店をとそれでここ。
ほぼ満席というにぎわいで、話しもたのしく盛り上がる。

まずとりあえずと料理をいくつか。
シェフの岩井さんの親戚のとこでとれたっていうフレッシュブルーベリーをお通しがわりに。
ココのハウスワインの赤は若干ドッシリ。
渋みが強くて、ブルーベリーを含んで飲むと適度にフルーティーになってくれるのがたのしく、旨い。
疲れ目なんかにもいいんだよね…、ってパクパク食べて、体を酸っぱくリセットさせる。

それから自家製ピクルスに、軽くボイルしたソーセージ。
お湯でボイルするのじゃなくて、丁寧にとったブイヨンの中でボイルしているモノで、だから味がドッシリ安定していておいしい。
一緒にかぼちゃ。
じゃがいも、アスパラガスもスープで炊いていて、その炊き加減が見事で絶妙。
かぼちゃはフックラ、ホックリしてて、アスパラガスはコリッとシャクシャク。
じゃがいもなんて、やってきた瞬間は芯の部分がまだ硬くって、ところがしばらくするとフォークでスパッと切れる程度のレアな仕上がり。
スープで炊いて、なおもフレッシュ。
なまなましくて、みずみずしくて、奥歯がよろこぶオゴチソウ。
カッカッとソーセージの上にほどこしたブラックペパーが挽きたて、しかも香り高っくてただこれだけでソーセージという食材が料理になっているのがたのしく、オモシロイ。

お店のオーナー兼店長の佐藤さんが新潟出身。
それで新潟から新鮮な魚が定期的にやってくる…、今日は新鮮なタラと、カンパチが届いたって言うコトでそれを使って料理を二品。
ひとつは煮物で、これがかなり手が込んでいる。
魚の骨を使ってとった魚の出汁にサフラン少々、香りをつけてそこでコトコト、煮崩れぬよう魚を煮込んだ具沢山のスープのような一品で、煮汁のオイシイことに一堂ビックリ。

うま味があるのに雑味がなくて、これでお茶漬け食べたらどんなに旨いだろう…、って。
魚の他にホタテやアサリ、蕪が入って、それらそれぞれが自分の味を出して混じって、再び体に戻して自分をおいしくしていく。
何を食べてもおいしく感じる見事な料理。

今日のタラは太った雄。
だから白子が見事だったんでそれをポワレにしてみました…、と。
白子だけじゃなく肝と胃袋。
それらをカリッとオリーブオイルで炒めたモノで、噛むとプチュンとはじけて中からトロンとミルクのようなうま味がでてくる。
これを食べると明日の朝。
足を引きずらなくちゃいけなくなるかもしれないのになぁ…、って思いながらも止まらぬおいしさ。
これから冬に向かう季節に、生きとし生けるものが栄養を蓄える。
その生きる力をこうして食べさせてもらっているんだなぁ…、と思って気持ちがキリッとひきしまる。

平打ち麺をクリーム仕立てに仕上げた〆のパスタも見事。
カリッと焼いたベーコンの脂といぶした香りがまじり、チーズのコクと香りがドッシリ、鼻から抜ける。
エリンギタケがシャキシャキとしてむっちりとしたパスタの食感引き立てる。
〆のはずなのに、これで再びワインを飲みたくなるような味…、結局、ワインをもう一本ってもらって最後のカンパイをする。

そして別腹タイムが来ます。
最近、女性のシェフがアシスタントで入ってくれて、岩井さんの男の料理と違った料理をたのしむこともできるようになったのですね。
中でもデザート…、ケーキ作りが好きで得意な人なので見目麗しく、しかもおいしいお菓子をバリエーションも豊かに用意、それをキレイに盛り付ける。
チーズケーキやブルーベリーのフランにメレンゲ、ベリーのタルトにリンゴの蜜煮と、食感、香りに甘さの具合も多種多様。
甘くておいしいモノでお腹に蓋をする、なんてステキな夜なんだろうとみんなニッコリ、再び会う日を約束しながら家路を急ぐ夜とした。

ワイン食堂がっと渋谷円山町店

関連ランキング：ワインバー | 神泉駅、渋谷駅、駒場東大前駅

ところで実はiPhoneをやっと3GSから５へと世代交代させた！

そしたらもう、何といえばいいのでしょうか…、これがおんなじiPhoneか？って思ってしまうほどに快適、早くて特にカメラ性能の良いことにビックリします。
Instagramのような画像系のアプリをあまり使ってなくて、それがこんなにスイスイ撮れて、加工できて更新できるものなのか…、ってウキウキしながらパチリパチリと。
上の画像はInstagramの画像を集めてみたもの。
Facebookの閲覧、更新もとても自然で仕事に影響せぬように…、ってココロを引き締めそれでも多分、たのしむだろうと思う今日。

[3回]