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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    昼、赤坂見附でちょっと気になっていたお店を覗く。

    klb.jpgコラボ赤坂店」というお店。
    KOLLABOと書いてコラボと読む、韓国料理の専門店が9店、それぞれの自慢の料理を持ち寄って作ったお店。
    つまり「Korea」と「Colabolation」をあわせて作った造語なんでしょう。
    池袋にもお店があって、その二号店。
    今年に入ってできたようで、オモシロイなって思ってた。

    韓国の韓国料理店って「この料理しか売ってない」という料理専門店がほとんどで、だって日本でも寿司屋は寿司、天ぷら屋は天ぷらしか売ってない。
    寿司屋に来て鰻をくださいとはまず言わないし、うな重を売る寿司屋はあんまり信用ならない。
    なのに日本の人が日本で韓国料理店に行くとそこがサムギョプサルが売り物の店であっても、スンドブチゲのおいしいのってありませんか?ってたのんだりする。
    たまにしか食べない料理だから、あれもこれも食べたくなっちゃう。
    特にランチに仲間同士が連れ立って、韓国料理を食べに行こう…、ってそんな時には「あんな料理」や「こんな料理」がないと意見がまとまらない。
    勢い料理の品質が散漫になり、旨いっ!て感心できるお店が少なくなってしまう。
    それをなんとかしましょうと、それで専門店が一品ずつ料理を持ち寄る…、ある意味、とても贅沢な店。
    カニにチゲ、焼肉、それからサムギョプサル、カフェにマッコリ専門店となかなか魅力的なラインナップでもあり、モノトーンのお店の造りもお洒落で清潔。

    まずは今日の目当てのひとつの「カンジャンケジャン」の定食。

    65d16838.jpeg生の渡り蟹の醤油漬け、ケジャンの専門店でプロカンジャンケジャンという店が、ワンブロック手前にあってそこの主力商品がそのままココで味わえる。
    ちょっと安め。
    その分、サイドの料理がほとんどつかない、コレとご飯とスープにキムチ。
    簡便版ではあるけれど、それでも十分たのしめる。

    少々、漬け方が甘いのでしょうか…、本店のケジャンはあめ色、ココのケジャンは白っぽくけれどその分、蟹の風味やうま味がそのまま味わえる。
    若くて新鮮…、そんな感覚。
    ツルンとハリのある生の蟹。
    プチュッと口に含むとネットリ、舌や歯茎にまとわりついて海のうま味で口満たされる。
    蟹の玉子がペトッと舌に貼りつくと、そこからジワッと甘くてちょっと渋みを帯びた蟹のうま味が広がっていく。
    甲羅の部分にご飯を入れて、グルグルかき混ぜ掻きこむと、蟹のうま味をジンワリ含んだご飯がスルンとやってきて舌の上をコロコロ転がる、しんみりおいしい、オゴチソウ。

    fabc2873.jpegそれからスンドゥブチゲをとる。
    ソウルの中心地、ミョンドンのかつての地名が「ソゴンドン」。
    そこで始まったという、スンドゥブチゲをそのまま今に伝える名店の見事な一杯。
    石窯に入ってコトコトやってくる。
    真っ赤。
    しかもかなり濃厚。
    味のメインをなす辛子の味噌は、韓国そのまま。
    豆腐はわざわざ、毎日、店で作っているという、だからフワフワ。
    スープと辛子で煮こまれてても、豆の匂いがフワッと漂う。
    牡蠣にアサリにきのこに野菜と具沢山で、味わい濃厚。
    なにより不自然に美味しすぎない、牛骨スープと海産物の風味が素直に広がっていく、一口ごとにおいしさ募る。
    オキニイリ。

    サイドのオススメが「豚肉の直火焼き」って言う、これもミョンドンの路地裏にいくと炭火の上に網をおき、そこでただただ辛子味噌にからめた豚肉を焼いて出す店があるのだけれど、それそのまんま。
    炭の香りと、煙まじりの味噌の風味。
    焦げる寸前まで焼きあげられて、歯ごたえ確かな豚ロース肉。
    甘くて辛くて、しかも旨くて噛み締めるごとに味わい広がるこれも名品。
    昼ならご飯のおかずになるし、夜ならこれで生マッコリ…、ってそんな気になる、シンプルなのに記憶に残る独特な味。

    2bdf77c9.jpegこれに釜炊きご飯がつきます。
    分厚い石窯で炊き上げられた白ご飯。
    ちょっと固めでパラッとしてて、しかも香りがとても良い。
    サラダにキムチ、それからおかず。
    キムチはアミの風味がかなり強めの磯の味。
    玉ねぎを蒸してそのままにんにく醤油に漬け込んだ、ちょっと酸っぱく、口直しになるおかずもとても気がきいている。
    石窯の底にオコゲができる。
    そこにスープを注いでしばらく休ませて、スプーンでオコゲをこそげとる。
    焦げたお米の香りがスープに移ってこれが香ばしい。
    ホジホジと、奥歯に貼りつくオコゲ独特の食感も、スープで膨れてやさしくなるし、なによりお腹にスルっと収まる。

    どれを食べてもキチンとおいしい。
    さすが、一店一店が自分のお店の名前をかけて守ってきた味。
    ランチタイムが始まると、ほとんど同時にお店は満席。
    赤坂にある韓国料理のお店の中でも、これほどランチに人を集めるお店は他にないんじゃないか…、って思ったりする。
    この店かなりのめっけ物、今度は夜に来てみよう!

    拍手[0回]

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    おいしそー
    これまた美味しそうなお店ですねー。

    韓国料理は、食べると元気がでるので大好きです。
    つい先日もソウルに行って、サムギョプサルやタッカンマリなどたくさん食べて元気をもらってきました。カンジャンケジャンも食べたかったんですが、時間が足りなく食べられなかったので、ぜひこのお店に行って食べてみたいです!
    サラぽんさん / 2011/03/24(Thu) /
    一度でいろんな料理を
    > サラぽんさん
    いろんな専門店の料理を、一箇所にいながらにして食べることができるこうしたお店。
    まるで韓国旅行にきたみたいなシアワセな気持ちにしてもらえます。
    生マッコリをフレッシュフルーツジュースで割ったカクテルもあって、夜もかなりたのしめそうです。
    サカキシンイチロウさん / 2011/03/24(Thu) /
    無題
    富山でやらなきゃいけない事が多過ぎて東京に行けないんですよ。blog見たら、やっぱり行かなきゃですね。フレッシュフルーツジュースとマッコリ美味しいくて体に良さそうで僕も好きです。
    変わり者ミダさん / 2011/03/24(Thu) /
    ぜひぜひ
    > 変わり者ミダさん
    お江戸の韓国料理はどんどん進化し始めていますよ。
    ぜひ、お越しください!
    フルーツマッコリ…、他にも何軒か売り物にしようとしているお店がではじめています。
    ブームの気配です。
    サカキシンイチロウさん / 2011/03/24(Thu) /
    う〜む
    このメニューだと、昼間っから酒が欲しくなります。特にケジャン!!今度ぜひ付き合って下さいw
    まりおさん / 2011/03/25(Fri) /
    マッコリ
    > まりおさん
    休日の昼を贅沢に、そしてユックリ過ごすのにピッタリかもしれませんね。
    そんな時にはぜひ、ご相伴をw
    サカキシンイチロウさん / 2011/03/25(Fri) /
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