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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    ちょっと変わったモノを食べませんか…、と銀座でランチ。

    cara.jpgタスキーニャカラヴェーラ」なる店。
    ポルトガル料理の専門店で、ランチが結構、お得というので興味津々。

    ヨーロッパの料理と言えば、フランス料理にイタリア料理。
    ドイツ料理にそれからスペイン料理というのが、代表的なモノなんでしょう。
    ソーセージ以外にパッとしないドイツ料理は時代遅れ。
    フランス料理はちょっと御高くすました感じ。
    イタリア料理は結局、ピザとパスタぐらいしか印象に残らず、今一番、勢いあるのが多分、スペイン料理でしょう。
    何を食べても、日本人の口にあうのがいいんだよネ…、って言われてどんどんお店の数が増えている。
    けれどそのスペイン以上に日本人の口にあうのはポルトガルの料理だってボクはずっと思ってる。
    西洋人の中で一番魚を上手に料理する。
    スパイスなんかにあまり頼らず、とてもやさしい味付けで素材のうま味を活かした料理。
    例えばかつてのポルトガルの植民地だったマカオに行って、地元の料理を食べると、いやはや本当に旨いよネ…、って感心しちゃう。
    そんな料理を気軽にたのしむそんな昼。

    d9c6ff0a.jpeg「イベリコ豚とアサリのアレンテージョ風」っていうのをメインにしたランチセット。
    イベリア半島的なる陶器。
    ポッテリとした素朴なボウル状の器にドッサリ、アサリ。
    やってきたその瞬間はまるでアサリのワイン蒸しのようなそんなにぎやか。
    貝の香りがフワッとしてくる。
    良く煮込まれたイベリコ豚が、ゴロゴロ貝に混じってる。
    まずは殻から貝のみはずしてそれと一緒に肉を頬張る。
    ナイフ入らずにて、フォークの背中でホロッとほぐれる豚肉に、貝のうま味がしっかり染み込み肉を食べてるはずなのに、なぜだか魚の味がする。
    けれど、シッカリとした歯ごたえは肉のそれというまるでマジックみたいな味わい。
    塩味ガツンときいていて、素材の旨みがクッキリしてる。
    ありがたいのが、ランチセットにはご飯がつくっていうところ。
    パンじゃなくてご飯。
    蒸しながら煮込むっていうのがポルトガル料理の一般的な調理方法。
    だからスープたっぷりの料理が多い。
    そこでご飯。
    西洋料理なんだからパン…、なんて気取りがないのがちょっといい。

    b2bcd1c1.jpeg付き合ってくれた人がたのんだご飯の料理。
    「アローシュ」っていうポルトガル風リゾットみたいな感じの料理。
    イタリアのリゾットみたいなお米ホツホツ、アルデンテでなく、スープ多めで炊き上げたパエリアみたいな風合いのモノ。
    ズワイガニとタラとトマトを具材に、とてもやさしくシンプルな味。
    蟹を具材にくわえた寄せ鍋をたのしんだあとの〆の雑炊みたいな味わい。
    文句無く「旨い」って唸る。

    サラダと一緒にやってくるスープも美味。
    魚の出汁と野菜を一緒に、圧力鍋で煮込んだのでしょう。
    大きめに切られた野菜のひとつひとつが、とてもやわらか。
    けれど決して煮崩れてない。
    素材の一つ一つの奥の奥までスープのうま味が染み込んでいて、しかも熱々。
    ハフハフしながら食べると不思議。
    お腹がズンズンすいてくる。
    お腹が温まって、次の料理をうけいれるための準備をじんわりしてくれる。
    旨み以外に特別のフレーバーやスパイスを余計にくわえない、単純だけど力強い味。
    はじめて食べるのになつかしい…、なんだかかなりいい感じ。

    777717b2.jpegデザートのポルトガル風プリン。
    ガッシリとして頑丈な、フォークで持ち上げることができるほどにシッカリとした素朴な風合い。
    にもかかわらず、とてもなめらか。
    舌に乗せるとかなりドッシリ、分量以上の重量感を感じる楽しさ。
    ギッシリつまっている感じ。
    上あごと舌でつぶしてやろうと思って挟む。
    するとムニュンとゆっくり崩れて、舌に歯茎にまとわりついてくる。
    まるでキャラメル。
    玉子の香りとうま味がジュワッと、かなり濃厚。
    男性的な力強さに、食べると勇気が湧いてくるよなそんな味わい、ありがたい。
    世のプリンがどんどんトロトロ、なめらかになる。
    それに反したこのガッシリとした存在感が、なんだかちょっとなつかしい。
    コーヒー飲んで、今日のたのしいランチの幕引き。
    さて、仕事。

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