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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    築地にいきます。
    t.jpg朝早くから起きだして、「大人の遠足」…、ずっと前から築地で朝ご飯を食べましょうって企画をしてて延期、延期でやっと今日の開催となる。
    朝の寒さが厳しいこの時期。
    だからちょっと大変かなぁ…、と思いもしたけどそこはそこ。
    正月前のこの時期の、築地の賑わいは半端じゃないほど…、食事の前にまずは場内をみてまわりましょうと市場に入ると、新巻鮭やら数の子、イクラの箱が山積みされててターレもいつも以上に元気よく通路をブンブン走りまわってる。
    それにしても築地という場所。
    これほどキレイで活気があって、あふれるほどの海産物が取引される場所が世界のどこにあろうか…、って来るたびウットリしてしまう。

    さてさて、朝を場内の店、「小田保(おだやす)」でする。

    oda.jpg築地場内」と呼ばれる場所にある飲食店。
    海産物が名物の店ばかりかというと、ラーメン屋だったり喫茶店とか。
    あるいは吉野家の創業の店であったりと、いわゆる「市場関係者」のための店もたくさんあって、それらの店は観光客があまりこぬ。
    例えば寿司のお店なんかには、ビックリするほどの行列が週末なんかにはできるのだけど内輪のお店はあんまり待たずに入れる。
    例えばこの店、小田保は基本的に洋食店というコトになっている。
    フライがメイン。
    お店にかかるのれんにも「とんかつ」って書いてある。
    朝から体を動かした後、油のおいしい料理をガツンとお腹の中に放り込みたい…、そんな気持ちに応えてくれる。
    値段もそこそここなれてて、市場の人もかなり利用しているお店。
    店の両側は築地場内でも行列ができるので有名な寿司のお店で、だから人波かき分けて。
    ゴメンなさいヨ…、っていいつつお店にスルンと入る。
    カウンターとテーブル数個の小さなお店。

    まずは売り物のフライを食べる。

    5b842cbd.jpeg実はここにはもう一軒、「八千代」という名前のフライを売り物にしているお店があってそこも結構人気。
    そこのフライはラードがメインのドッシリとした油の中でかなり強めにガリッと揚げる。
    だから豚とか海老とかをシッカリ揚げて食べる料理はなるほどおいしい。
    けれど季節は冬であります。
    牡蠣がおいしいこの季節。
    ガシッと強く揚げるより、フンワリ、カラッとほどよく仕上げる揚げ方でないと牡蠣の食感、うま味をたのしむコトが出来ない。
    そこでココ。
    ココのフライはサクッと軽め。
    パン粉の色も程良く小麦色をしていて、具材をフンワリ仕上げてくれる。

    牡蠣ミックスっていうのをたのむと、牡蠣のフライとバター焼きを一緒に盛って出してくれる。
    フライの牡蠣はフックラ、フワフワ。
    噛むとパン粉と一緒に口にやってきて、そのカサカサと身のフンワリが好対照の食感、味わい。
    自家製タルタルソースも軽く、酸味優先。
    スッキリとした風味がうれしい、よきお供。
    一転、牡蠣のグリルはプックラ。
    噛むとジュワッと牡蠣のうま味がほとばしり出る、大粒にして腹の太った牡蠣のうま味に体をよじる。
    穴子のフライもムチッとしてて、しかもフワッと身がほどけてく。

    07ed479d.jpegフライだけでなく、バター焼きがココのもうひとつの名物でもある。

    例えば鮭やカジキマグロ、ムツに赤身と普通は塩で焼いたり照り焼きにする魚をバターでコンガリ仕上げる。
    粉を軽めにそっとはたいて、ジリジリ、フライパンで仕上げると、
    塩焼きなんでは手に入らないコッテリとした濃厚風味に仕上がっていく。
    醤油の風味が邪魔しない分、照り焼きなんかと比較をすると魚の風味がよりシッカリと感じられるのがオモシロイ。

    お皿に盛って出てきたときには魚の切り身の上にジュワジュワ、バターの小さな泡が残っててできたて感にニッコリとなる。
    思わずヨダレが流れだす。

    鮭はフンワリ、シットリしてる。
    一方、カジキはガッシリとした頑丈な身で、箸を当てるとホロッとほぐれる。
    噛めばちょっと豚肉に似た頑丈な身、噛みごたえ。
    ちょっと酸味が残る後味が、スッキリとして肉とは違った味わいもある。
    固めに炊けたご飯もおいしい。
    白味噌つかったちょっと甘めの味噌汁の、具材はシンプル、三つ葉だけ。
    そのシャキッとした食感と、スッキリとした爽快にして爽やかな香りが油をリセットするのがまたうれしくて、朝のお腹がシアワセになる。


    今日の朝の一食目…、めでたく完食、ゴチソウサン。

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    ■ コメント一覧
    築地ツアー
    楽しそうですね♪私も以前から築地ツアーをしてみたかったまま、果たせずいます・・・。京都で錦市場ツアーも企画してください(笑)
    balinanaさん / 2010/12/12(Sun) /
    錦市場
    > balinanaさん
    錦市場ツアーは、買い物を入れて運ぶためのキャリーバック持参でないと、危険なような気がしますね(笑)。
    市場ってワクワクする場所。
    元気がもらえる場所だなぁ…、って思います。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/12(Sun) /
    さすがです
    TOP画像の処理、見事ですね
    市場の活気が伝わってきます
    koutagawaさん / 2010/12/12(Sun) / URL
    上出来
    > koutagawaさん
    画像をたくさん撮りすぎちゃって、さぁ、どうするべぇと苦肉の策が、なかなかたのしい写真になりました。
    またいろんな場所へ大人の遠足。
    したいものですね。
    サカキシンイチロウさん / 2010/12/12(Sun) /
    二度目の朝食、かとうの魚 HOME 12月10日に思うコト
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