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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    秋葉原からつくばエクスプレスにのって30分ほど、柏の葉キャンパスという駅があってその近所にある「大福」という焼肉屋さん…、それが今日の旅の目的。
    fc6b2a8d.jpegもう30年以上もお付き合いをさせていただいている、家族同然のご主人が、奥様、ご子息、娘さんと家族総出でやってる店で、そこで今日はたのしいイベント。
    尾崎牛を食べつくそう…、という趣向であります。
    日本にブランド牛が数あれど、そのほとんどは「地名」が名前になっていて、ところがこの尾崎牛だけは「尾崎さん」というこの銘柄を作った人の名前がついてる。
    今日はその尾崎さんもお越しになって、肉三昧をたのしみましょう…、と。

    00772785.jpegメニューが配られ、否応なしに気持ちがあがる。
    牛のいろんなパーツをそれぞれ。
    その部位の特性、特徴を引き出すような食べ方でというステキな趣向。

    「私はネ、世界中の女性をメロメロにさせるような肉を作りたくって、30年以上もがんばってきて、やっと今、その野望をかなえる最終兵器を手に入れたんです」と、冗談交じりに挨拶される、尾崎さんの自慢の肉を、さて焼きましょうと、まずはブリスケ。

    前股の内側の肉。
    硬くてけれど強烈な甘味を持った、フランス料理だと煮込み料理によくされる場所。
    薄切りにして、塩と胡椒をほどこしてサッと炙って食べるのだけど、まぁ、これが驚くほどに味わい濃厚。
    普通のブリスケを薄切りにしてこうして焼くと、網に乗っけた瞬間にクシュッと縮んでしまうんだけどこいつは頑丈。
    ほんの少々ちりめん状になりはするけど、肉の形を残したまんま焼けていく。
    みずみずしくて、口いっぱいに肉汁がほとばしりでるなんたるゴチソウ。
    健康的に育てられているのでしょう…。
    筋肉質で脂がキレイでさっぱりしてる。
    レバーやハツがキラキラしていて、焼いて食べてもくさみが出ない。
    何しろ形が崩れないんです…、角がたったままの状態で焼き上がりハツなんて、熟成きかせたハラミの肉を食べてるみたいな味わい深さ。
    75a066ad.jpeg内もも肉はクチャっと歯茎にまとわりついてくるテクスチャーが肉感的。
    塩焼きの肉は脂を味わう趣向なんでしょう…、かなり脂が入った肉も噛む寸前まで脂っぽさが感じられず、噛んだ瞬間、じゅわっと脂が広がっていく。
    ところがそれも一瞬で、みるみるうちに旨味に変わってあとをひかない。
    タレをまぶすとそれを弾いてしまうほど…、にもかかわらずサッパリしてていくらだって食べられそうな危ない魅力をもっている。

    6f6785b2.jpegそれが尾崎牛の特徴なんです…、と。
    歳をとっても毎日食べてもおいしく感じる肉ですからネと、そういう52歳の尾崎さんの顔の色艶うつくしいコト。
    なおさらおいしく感じてきます。
    いろんなパーツを食べ比べるも、どれもが同じ味の傾向を感じるのです。
    脂が甘く、旨味にコクがあるのだけれどひつこくはない。
    ひとりの人がおいしいと感じる味を追求すると、ひとつの牛の味に統一感がでてくるのでしょう…、安定感があるのがステキ。

    焼肉だけではなくローストで…、と。
    ひとつは霜降り。
    ひとつは赤身を塊のままこんがりやいて、中がレアな状態で一口大に切っていただく。
    味は塩とマスタードだけ。
    肉の実力がいかんなく発揮される食べ方でこれがおいしい…、目が覚めるほど。

    顎にガツン!とくる赤身。
    頑丈にして、噛んでるうちに口の中にどんどん旨味がにじみだす。
    上等な血の香りとでもいいますか。
    あぁ、肉を食べてる!って実感がわく。
    一方、霜降りビーフはクチャっと歯にまとわりついてくるネットリとした脂が旨い。
    しかもこれまたサッパリしてて、他の牛の霜降りを食べるとドスンとお腹に脂が残るんだけど、そんなコトがまるでない。
    肉がこんなにおいしくたのしく味わえる…、この歳になるとそれがそもそもウレシクて、ますますおいしく感じてきます。
    b64216dd.jpeg厨房の前のカウンターにバフェコーナーがしつらえられて、そこでキムチやナムル、サラダが食べ放題。
    白菜じゃなくキャベツを使ったキムチがおいしく、野菜をバリバリ食べながらお腹の調子を整えながら味わうステキ。
    それからホルモンの煮込みがふるまわれ、〆にどうぞと尾崎牛のスープで炊いたご飯でつくったおむすび、それからスープがやってくる。
    まぁ、このスープのおいしいコト…、深い茶色のブイヨンスープを煮詰めたような濃厚味でオニオングラタンスープのオニオン抜きとでも言えばいいですか、甘くて旨い。
    それで炊いたご飯がおいしくないわけがなく、キムチを刻んでまぜたおむすびも、こっそりおみやげにしてかえりたくなるよなおいしさ。
    あっという間の三時間、立ち去りがたくもごちそうさまと店を出る。



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    無題
    私もメロメロになりたいです♡
    キョーコさん / 2013/03/03(Sun) /
    まるごと
    3年程前でしょうか?
    新宿のホテルで尾崎牛を食べる会がありましたよね?
    直接 宮崎からネット通販でより寄せました。
    赤身の肉の美味しさを堪能しました。
    焼肉とあれば、尚、ゴクリ生つばが出ます。笑
    ゆかさん / 2013/03/03(Sun) /
    肉のパワー
    > キョーコさん
    おいしい牛肉の持つ色っぽさ。
    独特ですよね。
    サカキシンイチロウさん / 2013/03/03(Sun) /
    赤身
    > ゆかさん
    赤身のおいしい肉こそが本当においしい肉なんだって思いますよね。
    これでローストビーフを作ったら、どんなにおいしいだろうと思いました。
    サカキシンイチロウさん / 2013/03/03(Sun) /
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