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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
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    1960/01/26
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    鎌倉で朝。

    56d8bd3d.jpeg目が覚めて目の前に海がある…、というのは格別なコト。
    瀬戸内という海に近い場所で生まれて育ったこともあり、たとえ海がみえなくても近くにある、というその気配だけでほっとする。
    海が空と交じり合うところをぼんやり、ただ眺めるのが好きだったりする。
    ちょっとざわめく、今朝の海。

    泊まってたホテルの近所にビルグレンジャー公認のカフェがあり、そこでリコッタチーズのパンケーキにスクランブルエッグを食べたいな…、と思いはしたけど朝早くからの勉強会。
    次の機会にと我慢して、ホテルの和食堂にて和朝食。

    炊き立てご飯と色とりどりのおかずが並ぶ、まぶしいお膳。

    50620843.jpeg鮭、明太子。
    季節の野菜の焚き合わせと、さまざまな料理が中でも小松菜のおひたしが、今朝、一番のご馳走でしょうか?
    茹でた菜っ葉に醤油ではなく、出汁をかけて含ませたやさしい味わい。
    シャキッと歯茎が痒くなるよな歯ごたえと、それに続いて出汁がジュワッと滲み出してくる。
    それから青い香りと渋み。
    和風なサラダ…、って言う感じ。

    それにしてもホテルや旅館の朝ご飯って、なぜだかおいしい。
    おうちご飯とも当然ちがうし、普通の外食の朝ともちょっと違って、のびのびユッタリ。
    おなかものびのび。
    いつもはしないご飯のお替りをしてしまうほど、食欲も湧く。

    お膳の片隅に温泉玉子。

    c4066e5e.jpegボクがはじめて温泉玉子というものを食べたのって、いつだったろう?
    小学校の高学年くらいの頃だったかなぁ…。
    白身半熟。
    なのに黄身は固まっているという、なんでこんな茹で方ができるんだろう、ってかなり不思議に思った記憶がぼんやりとある。
    昔はどこにでもあるモノじゃなかった。
    温泉地の旅館の朝。
    あるいはかなり気取って高級な和食屋さんの夏の昼膳。
    今みたいに簡単に作る装置があるわけでなく、手間とコツが必要な食べ物だったからでしょう。
    そこはかとないありがたみのある食べ物でした。

    溺れ死んだみたいなブヨブヨ白身が苦手で、最近、ほとんど食べてなかった温泉玉子。
    ここのはただの出汁じゃなくって、出汁をゼリーでプルンと固めたのがを寄り添っていて、ブヨブヨ白身が気にならず、スプーンで一口、すくって食べる。
    ムッチリとした玉子の黄身と、スルンとなめらかなゼリーと白身。
    喉がヒヤンと、目が覚める。

    昼、弁当。

    46d27509.jpeg刺身。
    焼き物。
    煮物にサラダ。
    会議途中の弁当は、一口一口、パクパク気軽に食べ進めることができるのがよい。
    それまで話してきたことや、聞いてきたコト。
    それをおかずにいろんな会話で盛り上がれるのがありがたいとこ。
    不思議なコトに会議場で話せぬことや、思いつかぬことを食事をしながら埋めていく。
    今日の弁当はそんな弁当。

    茶碗蒸しと、蒸し物の椀。

    75dd86cd.jpegお弁当に茶碗蒸しがつくとなぜだかとても得した気分にしてもらえます。
    熱々。
    フルフル。
    はかなくとてもデリケートにして、料理屋さんならではの料理の代表。
    家で作ることもできはするけど、なめらかさだとかがまるで異なる。
    これ以上、出汁で割ったら固まらない…、ほどにフルッとやわらかで、汁をスプーンですくって食べる、みたいな感じがなんともたのしい。

    緑の麩。
    蒸し椀の中のいろとりどりのあられをまぶした芋饅頭。
    北鎌倉の、あじさい寺を思い浮かべていただけますよう…、とそれでデザインしてみました…、って。
    梅雨待つ花の季節感。

    〆に寿司。

    9e5de298.jpeg蟹のにぎりと太巻きに汁。
    甘酸っぱい寿司しゃりが、おなかにスッキリ、程よき満腹、作ってくれる。

    それはそうと、ホテルに缶詰で勉強してると、ご飯がとても待ち遠しくなる。
    息抜き。
    たのしみ。
    気分転換。
    テーブル囲んで同じご飯を食べたあと、再び会議。
    不思議なほどにみんな笑顔で、話もズンズン盛り上がる。
    ご飯の力。
    ありがとう。

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