サカキノホトンブログなか卯、それから富山ブラック

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なか卯、それから富山ブラック

なか卯が春のキャンペーンをやっている。

春の親子丼フェアーというもの。
正確に言うと、今日までなので「ほぼ」やっていた、と言った方がいいのでしょうか。
レギュラーサイズでも、ミニサイズでも親子丼を注文すればサービスクーポンをくれるというもの。
サラダや味噌汁。
ちっちゃいうどんが食べられる。

なぜ「春の」親子丼なのかちょっとわからないけど、とはいえなか卯の一押し商品。
最近では吉野家が親子丼をはじめたりもして、一人でも多くのファンをしっかり作っておきたいのかな…、ってそんなことを思ったりする。

ミニの親子丼と、これまたミニの冷やしはいから。

なぜだか今日の親子丼はいつも以上にオレンジ色に思えます。
玉子の黄身の色が濃かった。
しかも黄身の部分の大きな玉子だったのでしょうか？
ちょっと得した気持ちになった。

冷たいハイカラ。
細くてちょっとモチモチとした麺。
温かいのとは一味違って、唇を押し分けるようにして飛び込んでくる冷たい食感がなんともさわやか。
ハリがある。
揚げ玉、青ねぎ、煮付けたしいたけがタップリのって、それをワシワシかきまぜながらツルンといきます。
小麦の香りがなりをひそめて、その分甘くて濃厚なタレの風味が強烈になる。
薬味は生姜。
すがすがしくて、シャキンととがった香りがおいしい。
春から夏の橋渡しのよな、明るい気分とあいなった。

そして昼。

昨日、富山県から勉強かたがたやってきた、おいしい仲間から「はい、どうぞ…」って、もらったお土産。
富山ブラックを作って食べる。

醤油をタップリきかせて、スープの色がまさにブラック。
細めで縮れた玉子麺や、チャーシュー、メンマとスープ以外はそっけないほどに普通のラーメン。
けれど真っ黒。
ちょうどしょうゆ味の昔ながらの東京ラーメンに醤油をドボドボ入れて色づけしたよな強烈さ。
けれど、それほどの醤油を入れても壊れぬスープのコクに驚く濃厚ラーメン。
先日、富山で初めて食べて、とりこになった強烈グルメ。
その瞬間から、醤油味のラーメンみると醤油をドバッと入れたい衝動、抑えるのに難儀するよ…、ってつぶやいたのを覚えてくれていたのでしょうか。
わざわざ富山ブラックの有名店で調理前の食材もらって、真空パックにしてくれた。
空飛ぶごちそう。
うれしいったら、ありゃしない。

空は青くて、ちょっと蒸す。

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