サカキノホトンブログライン

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ライン

水道橋から久しぶりにはじまる朝で、ラインに来ます。

オキニイリの喫茶店。昼も夜もたのしくおいしい店ではあるけど、朝の雰囲気は格別でなぜならお店の人の笑顔が、朝の太陽のごとき明るさ。
お店の空気もあたたかで、年中快適なひだまりの中にいるようなそんな気がしてオキニイリ。
いつも同じ人たちがいる。
いつも同じ笑顔があって、いつも同じものが用意されている。
朝をはじめるのに、こんなにステキでふさわしい場所はないんじゃないかと思う。今日もニッコリ、いつもの朝食セットをもらう。

アイスコーヒーにハムトーストの朝用プレート。
レタスとキュウリを千切りにして、塩をなじませ休ませた西洋おひたしみたいな感じのサラダに、ほどよく小さなゆで卵。
このサラダがやさしくみずみずしくて、まずはムシャムシャ。朝のお腹に野菜をおさめ、体を中から潤してやる。
一緒にもらった飲み物はアイスコーヒー。外は冬の寒さだけれど、お店に入ると気持ちがほんわかあったかで、それで冷たい飲み物にした。
ミルクをタップリ注いでごくり…、背中がしゃんと伸びる冷たさ、オゴチソウ。

卵を割ります。コンコン、テーブル叩いて軽くヒビを入れ、一番小さな塊のとこに指を軽くあてがい殻を持ち上げる。
すると驚くほどにスルンとキレイに殻が剥け、よぉし、残りもキレイに剥いてやろうじゃないかと入念に。
やさしくそっと、はいでやる。
そしてら見事に、全部キレイに残りも剥けて、スベスベ玉子がコロンと出てくる。
見れば薄皮までもがツルンと剥げて、殻に残ってだから卵はナメラカ、ツルツル。幸先の良さにニッコリしました。
まだほんわかとあったかで、乗せた手のひらがシアワセになる。アリガタイ。

こんがり焼けたイギリスパン。
そもそも空気をたっぷり含んだ軽いパン生地、それが焼けているからなおさらサクサク軽い食感で、キュウリとハムの食感見事に引き立てる。
バターとタップリ、マヨネーズ。みずみずしくて、乾いたパンがそのみずみずしさを支えて口をにぎやかにする。
小さき玉子は好みの状態の茹で上がり。
黄身までキッチリ熱が入って、けれどパサパサになる寸前で仕上がっている。
噛むとプチュリと白身が歯切れて、黄身がホロリとこぼれだし、噛んでるうちにトロトロしてくる。黄身の甘みもやさしくて、今日一日をがんばる元気をくれる朝。
またまいりましょう…、いつもの笑顔と元気をもらいに、まいりましょう。

CAFE Rijn

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[2回]