忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2024/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    C級映画が、たまらなく好き。

    一流映画に憧れながら、ちょっとした不運と大きな勘違いの結果、出来損ないになっちゃった。
    そんなB級映画と違って、唯我独尊のサービス精神。
    作っている自分たちがたのしむことが、観ている人を楽しませるコト。
    そんな勢いと情熱が作った偉大なへんてこりん。

    C級映画。
    不思議とホラー映画やパニック映画に多かったりする。
    しかもそんな映画が単館上映であったり、レイトショー限定であったりするともうみなくちゃいけない…、ってうずうずしちゃう。
    先週末からそんな映画がはじまっている…、というのできます。

    フィースト。

    7c0a975d.jpegそれのパート2とパート3。
    ほぼ単館で、それぞれ一週間限定上映。
    しかも夜10時すぎてのレイトショー。
    パート1は昨年、観ている。
    モンスターと人間の戦いを描いた、ホラーパニック王道ストーリーではありますが一筋縄ではいかぬ展開。
    なにしろ、普通のホラー映画ならば絶対最後まで残るであろう、主人公然とした美男美女のカップルが最初に死んじゃう。
    かわりに絶対、生き残らないだろうなぁ…、って弱者が最後まで残っちゃう。

    パート1で死んでしまった人の遺族が、生き残った奴らに復讐を果たしにくる…、っていうパート2。
    予言者名乗る偉そうなおっさんを信じてみんなが、とんでもハップンな出来事に巻き込まれちゃうのがパート3。
    無茶苦茶なのに、面白くって息ができなくなっちゃうほどの良質C級。
    なにより濃厚な色彩と、目を見張るほどのカメラワークと画像編集技術の高さに、なにもこんな映画にココまで凝らなくたっていいだろうって飽きれちゃうほど。
    まるで近所に買い物のに行くのにフェラーリに乗っちゃいました…、って感じがチープでゴージャス。
    ストレス解消。
    ユクワイ、愉快。


    その一方で、「予算をかけず手間かけて」なC級映画の真逆にあるよな大作映画。
    トランスフォーマー。

    transformerr.jpgこれは観なくてもいいかなぁ…と、思っていた。
    ところがなんと、川崎の109シネマにできた日本初のIMAXシアターのこけら落としでこれ、やっている。
    …、というので、劇場みるため行くことにした。

    映画はあいかわらずのハリウッド的。
    日本のアニメの小さな世界に、お金をザブザブぶち込んで、よくぞここまで大きな世界をでっち上げてくれました!
    時間を知るだけならば針は三本あれば足りる腕時計。
    そこに5本も6本も針をつけ、窓やインデックスをこれでもかってくっつけ喜ぶ「男子魂」をアフンとくすぐるメカメカしさは見事なところ。

    痛快なほどの勢いで、世界遺産をビシバシ壊す宇宙生物の容赦なさ。
    これがアメリカ人の根底にある「歴史コンプレックス」の裏返しだったら怖いよねぇ…、って。
    そんなことを思いつつ、ぼんやり観ます。
    頭の休息、脳がツルンと皺のびる。

    そして肝心の劇場ですが、確かに音と迫ってくるような絵の迫力はスゴい、スゴい。
    けれど動線計画のまずさであったりドリンクバーの混雑具合にちょっとげんなり。
    ハードの時代じゃないのにね…。
    ソフトがついてこぬなやましさ。
    まあ、それもよし、ソレモヨシ。


    ところで…。

    ナイキの新しいコマーシャルのこれ。

    The Runner -Exploit yourself- from BLR_VFX on Vimeo.


    トランスフォーマーに参加したクリエーターが作ってるフィルムなんだそう。
    どことなくiRobotのように思えたり、有機的なメカのテイストがたしかにトランスフォーマー的でもあるよなぁ…、って感心はする。
    けれど、もうこうした表現方法で、あっと驚くようなことがなくなっちゃった。
    慣れって怖い。

    ちなみにこんな画像を見つけます。

    090628george-lucas-now-and-then.jpg2枚並んだ画像の中で、共通のモノ。
    それは真ん中でにっこり微笑むジョージ・ルーカス。
    左は、1983年に封切られた「ジェダイの帰還」までのスター・ウォーズ「旧」3部作で使った小道具・大道具と一緒の一枚。
    右はというと、2005年「シスの復讐」までのスター・ウォーズ「新」3部作で使った唯一の道具を前に立つルーカス。

    確かに今は、クロマスクリーン1枚あれば、あとはCG使って何でも撮れる。
    でも果たしてCGで作った目を欺くような最近の映像が、アニマトロニクスで作ったシンドバッドの冒険以上の興奮とリアリティーを作っているのか?
    …、ってそう思ったら、なんだか不思議な気持ちになった。
    次はどんな映像世界がボクらをビックリさせてくれるんでしょう。

    続きに、ちょっとおもしろトランスフォーミング画像をひとつ、置いときました。

    変身しちゃうMacBookPro。



    たしかに最新型のMacBookと、人のイマジネーションが出会ったらこんな不思議を起こすことさえできちゃうかもネ…、って思ったりする。
    ステキなアイディア。
    おもしろい。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    ちょびっと学問的に.
    佐藤もC級というか王道映画がどうもだめな人間で,トランスフォーマーも見る気が全く起きないですねぇ.

    ホラーとかサスペンスって1人1人の受容体というか味わい方に幅があると思うのです.
    ホラーはだいじょぶ,スプラッタはだめ,クリーチャーはOK,幽霊は怖いみたいに.

    唐辛子は苦手だけれど,わさびは平気というように人間の多様性というものに即しているのがC級なのかなと.

    とはいえ炭水化物や糖分は欠かせないとも思います.
    佐藤Rさん / 2009/07/06(Mon) /
    人それぞれに落としどころが
    > 佐藤Rさん
    OKとNGの境界線って、とても微妙なところにあるって思いますよね。
    下品は嫌いだけど、お下劣は大丈夫だとか。
    人それぞれの中にあるこだわり。
    なかなかに興味深いものであります。

    ところでパリのコミケ。
    なんだか日本のそれに比べて明るくおしゃれに思えるのは、どうしてなのでありましょう?
    サカキシンイチロウさん / 2009/07/06(Mon) /
    そういえば。
    連続書き込み、失礼します。リンク部分をクリックしても、ブラウザー(safariとfirefoxです)のエラーが出ちゃいます。「この記事だけかな?」と思ったんですけれど、この記事以降、記事内のwebサイトへのリンク部分が全て、エラーが出る状態になっています・・・。それ以前の記事は、ちゃんとクリックができますので・・・。ちょっと気がついてしまったのでお知らせしました。
    りりこりあさん / 2009/07/06(Mon) / URL
    ほんとうだ!
    > りりこりあさん
    本当だ。
    リンクが切れちゃってるみたいですね。
    早速、対応します。
    ご指摘、どうもありがとうございます。
    サカキシンイチロウさん / 2009/07/06(Mon) /
    リンク復旧
    > りりこりあさん、そしてみなさん
    リンク先が一部、切れて不都合が起こっていましたが、ただいま復旧いたしました。
    Macという新しい環境でちょっと戸惑うことがあり、これからもこうした不都合が起こる可能性もあろうかと思います。
    どんどん、ご指摘、ご意見、よろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2009/07/06(Mon) /
    シンドバッドの冒険!!
    おはようございます。
    なつかしい映画ですね、『シンドバッドの冒険』。
    TVCMを観て「スゴイ!」ということになり祖父・両親・私と妹とで観に行ったことを思い出しました。
    まだ妹は3歳かそこらで、映画を大人しく観ていられなくて。
    あの映画はすごかったですよねえ。
    今観たら、チャチに見えるかもしれませんが、それでもあれはすごかったと思います。

    トランスフォーマーは私、観る気がしない映画です。多分、何にも残らない気がして。PIXERアニメの『UP』がステキでしたよ~。
    アメリカではバーガーキングのCMがトランスフォーマーとタイアップしてて・・・。店が壊れます。
    最近、それくらいじゃ驚かなくなったのは特撮(古い表現ですね)ものの見すぎでしょうか。

    昔々のトワイライトゾーン(TVシリーズ)をTVでやっていて観ていたのですが、確かに特殊メイクなんかは今のほうがすごいんですけれど、昔のもののほうが奥行きがあるというか、想像力で補って観ることが出来た、
    もしくは味わいがあるような そんな気がします。
    なんでも進化すればいいってものでもないのでしょうか。

    Apple Storeに行ってきたのですが、満員電車みたいに混んでました。
    Apple、元気ですね。Macもいいなあと最近思っていますが、この映像みたいに飛んでいきそうな気がします・・・。有り得ないとは言い切れないような・・・。
    Coolですもんね。
    Sumiさん / 2009/07/07(Tue) / URL
    最新が最高とは言えない
    > Sumiさん
    どんな世界。
    どんな業界においても「最新が常に最高ではない」ということなのじゃないか、と思います。
    昔のものの方が使い勝手がよかったなぁ…、ってこともありますもんね。

    CGだらけの今の映画を見慣れた目には、昔の映画がとてもステキに思えたりする。
    不思議です。

    アップル。
    確かに元気があるようです。
    ボクのマックも元気です。
    サカキシンイチロウさん / 2009/07/07(Tue) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    月曜の朝、弁天庵 HOME カレーケチャップに心舞う日曜の昼
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]