忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2024/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    映画を觀ます。
    世界侵略:ロサンゼルス決戦」という一本。

    b034a955.jpg宇宙人がある日突然やってきて、地球を滅ぼす戦いをする。
    それを受けてたつ、名もなき勇者の物語。
    インディペンデンスデイであったり、宇宙戦争であったり、つい最近ではスカイラインであったりと似たような内容の映画も沢山。
    もう物語自体で観客を驚かせるコトはほぼ無理で、だからCG勝負になっていく。
    コレもスゴイです。
    そもそも巨大宇宙船だとか、空から降り注ぐ殺人光線だとか、本物なんてまず無い訳で、その偽物を本物のように見せる技術と大風呂敷にウットリします。

    アメリカでは3月11日に公開された。
    日本でも4月1日に公開予定だったのだけど東日本大震災の影響で延期になってた。
    劇場ぐりがつかなかったのでしょう。
    大作なのに、小さな劇場。
    もっと大きなスクリーンならかなりの臨場感で、本当にビックリできたろうにとちょっと残念な気持ちもします。

    話の内容はといえばまぁ…、よくありがちな「米軍万歳」なアメリカ人が大好きな戦争映画。
    海兵隊の宣伝映画と言ってもいいほど。
    日本で自衛隊万歳的なる映画を作る。
    初期のゴジラなんて、そんな感じの映画だったけど今はちょっと無理かもなぁ…。
    「自分たちのシアワセを守る」というコト。
    その「守る」の意味がアメリカ的と日本的ではまるで違っているというコト…、ちょっとしんみり思っちゃう。

    e1f19e70.jpgそれにしてもロサンゼルス。
    宇宙からみて、狙いやすい場所なのでしょうか?
    大抵、宇宙から地球の侵略試みるモノは、まずはロサンゼルスにやってくるのが習わしみたい。
    もしかしたらば地球攻略マニュアルに、ロサンゼルスを攻めましょう!って書かれているのかもしれないって思ったりもする。

    そういえばロサンゼルスに住んでた頃に、どう見ても宇宙人のようにしか思えぬへんてこりんな人たちが沢山いた。
    芝生をみると食べてみなくちゃ気がすまない人。
    一ヶ月ごとに信じる宗教を次々変えて、そのたび、名前を変える人。
    何がお仕事なんですか?って、聞くと、パーティーに顔を出すことって真顔でいう人。
    ああした人は、多分、潜入捜査のために地球にやってきた宇宙人だったに違いない。
    ロサンゼルスは宇宙の入り口だったのかもネ…、っていろんなコトを思い出し、なつかしくなったりしました、オモシロイ。

    ところでこの映画、「モキュメンタリー」的要素を多分にもっている。
    観客が、今、見ているものがあたかも本当に起こっているコトのように思わせる手法のひとつで、ありえもしないフィクションに現実味というスパイスをふる。
    そのモキュメンタリー映画のひとつ、クローバーフィールドが驚くべき興行成績をはじきだしてから、かなり流行った。
    だからかこの映画も、去年の12月にリリースされた予告編では、モキュメンタリー映画だってコトをかなり全面に押し出していた。



    ただ、そうした映画が増えすぎた。
    映画ばかりかテレビドラマにも、そんな手法のモノが増え、もうモキュメンタリーだからって人を呼べるような状況でもなくなっちゃった。
    上映延期が決まった間に、営業戦略の方向転換があったのでしょう。
    これが今年の夏から劇場なんかでもバンバンかかった予告編…、随分、趣向が違います。



    これはアクション映画なんです。
    CGバリバリ、お金をかけてゴージャスな視覚効果をたのしめまっせ…、ととても素直でわかりやすい王道トレーラーになっている。
    ただ、この予告編を鵜呑みして見てしまうと前半部分がかなり地味。
    ところが徐々に戦闘シーンに入っていくと、モキュメンタリーフィルム独特のその場にいるような臨場感に襲われて、息詰まるほどの緊張感につつまれる。
    戦う人の視野の範囲の映像ばかりを見せつけられる。
    もっと高い目線で他の地域がどうなっているのかしりたくなって、イライラ、じれったくなってしまうほど。
    けれどそれこそが戦場にいるというコト…、ラスト30分にはまるでボクも戦争のその場にあって戦っているような気持ちになって泣いていた。
    お題の見合う映画と思った…、オキニイリ。
     

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    無題
    面白かったです。
    「スカイライン 征服」の続編みたいでした。
    MOMIOさん / 2011/09/25(Sun) /
    そう思いました
    > MOMIOさん
    そうなんですよね。
    スカイラインの容赦ないおもいっきりの良さも面白かったし、ロサンゼルス決戦のドキドキ感もたのしかった。
    同じ出来事の裏と表をみているようで、両方みれてよかったなぁ…、と思いました。
    サカキシンイチロウさん / 2011/09/25(Sun) /
    表と裏
    なるほど、確かにこの映画と「スカイライン」って
    TVゲームのハッピーエンディングと
    バッドエンディングみたいですね。
    そうそう、この映画に出てたミッシェル・ロドリゲス(って女優)、
    「そういやバイオハザードに出てたよね〜」って話にでてましたが、
    何とバイオハザードの新作に出演決定らしいですよ。それも前回と同じ役で!
    まりおさん / 2011/09/26(Mon) /
    マッチョな女優
    > まりおさん
    恐らく現時点において、最もマッチョな女優のひとりでらっしゃろう…、と思いますよね。
    ミッシェルロドリゲス女史。
    彼女が死なずに最後まで頑張る数少ない映画。
    ココロに染みますね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/09/26(Mon) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    アサトヒル HOME 丸ト水産で魚まみれになった夜
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]