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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ベーコンエピを一本かって、家で夜の書き仕事。

    be.jpg数あるベーコンエピの中で、今のところトロワグロのベーカリーショップのモノが一番のオキニイイリ。
    硬さ、塩味。
    一房分の大きさに、焼き加減にムチムチ感。
    ベーコンの味わい、それから入り方までほぼボク好みの完璧さ。
    とはいえ、食べ方次第で味が変わる。
    生地の休み方、熟し方。
    乾燥し具合で味が若干、違ってくるのは当然で、ボクが好きなのはこんな状態。

    焼いて、売り場にやってきて2時間以内。
    それを紙の袋に入れて、3時間ほどおいたのを取り出し1時間以内に食べきること。
    これをおいしく味わうボク的ルール。
    それで今日。
    仕事を終えてすぐエピを買い、袋を持ってそのまま次の仕事に向かう。
    それから家に帰り着いたのがちょうど買って3時間後。
    マックブックをセットして、仕事をしながら、一房。
    そしてまた一房とモグモグ食べる。
    顎をかみしめパンからにじむうま味、風味を味わいながら口、動かすと頭の中に血が通いいろんなアイディア湧いてくる。
    仕事のお供のオゴチソウ…、キーボードのキー叩く指のその指先まで血が通う。

    書き仕事が一段落しそうでそれで、DVDをセットする。
    ドッペルゲンガー…、2004年に公開された役所広司主演、
    ホラーという舞台設定の中で繰り広げられる人間ドラマを描くことが大好きな黒沢清の監督作品。

    doppel.jpgもう一人の自分=ドッペルゲンガーを見ると死んでしまうと言われる、それをテーマにホラーテイストではじまって、どんどんブラックコメディーの様相呈する不思議な作品。
    不信に不安。
    妬みにそねみ。
    人の暗闇の中にこそホラーが潜む、黒沢作品らしさに満ちたかなりたのしい作品で、なにより役所広司のうまさが光る。
    期待通りではなかったけれど、これはこれでイケテル映画と思ってみました。

    みながらこんなコトを考えた。
    人って存在。
    当然、その人そのものという実体があり、けれどその人とかかわりを持った他人の中にもその人らしき存在がある。
    実体じゃない。
    誤解や憶測、勝手なイメージに彩られた実像じゃない虚像があって、けれど確かに生きている。
    その虚像が人の噂やかかわりでどんどん大きくなってって、気づけば自分の知らぬところで自分と違った自分が勝手に生きている。
    そんなコトがそこらじゅうで起こってる。
    普通はそうした虚像は虚像で、悪さはしない。
    けれどあるとき、あるキッカケで自分ではない自分が突然やってきて、自分を殺す…、ようなコトをしでかしてしまう。

    ボクが会社を清算しなくちゃいけなくなったその前後には、まさにボクとは違ったボクがいろんなところで悪さをしてるというその噂で、本当のボクは死んじゃったモノ。
    ドッペルゲンガーのこれも一つの解釈だろう…、ってそんなコトを思ったりした。
    今はこうして自分らしいボクが生きてる…、なんてシアワセ、感謝する。

    ちなみに本日、厳しい暑さを紛らしましょうと、鼻歌交じりに街をゆく。
    ヘビーローテーションで口からついてでたのがこの曲でした。
    スターボーって言う80年代初頭のアイドルグループの「ハートブレイク太陽族」って曲で動画を貼っておきましょう。
    画質があんまりよくないけれどどうぞご容赦、ご勘弁。



    時代であります…、宇宙的なるコスチュームに不思議な振り付け、そして曲。
    そもそもスターボーっていう名前が「スター」と「レインボー」を合わせた造語で、星の架け橋って意味らしい。
    まだ発見されていない太陽系第10惑星のスターボーから地球に「A・I(愛)」を伝えるためにやってきた性別不明の宇宙三銃士って言うのが、このグループのコンセプト。
    書いてて小っ恥ずかしくなっちゃうほどに、1980年代的でありますネ。
    この時代って「コンセプト」がすべてのような時代でだから、こんなヘンテコリンがかなりいろんなところにまかり通ってた。
    でもこのグループの見事なほどのヘンテコリンには、いまだに感心させられます。
    いろんな動画がウェブに残っているのだけれど、全員分の振り付けがもれなく見れて、しかもこうして貼りつけられる動画がこれだけ。
    次のカラオケでこれを歌って踊ってやろうと、鋭意努力の途中でござる。
    ちなみに作詞は松本隆、作曲・編曲は細野晴臣、だからどことなくYMO的であったりするのも、なつかしい。

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    カラオケで歌ってます
    「ハートブレイク太陽族」、
    私も、夫も、よく歌います。
    あと ほかの人もカラオケで
    必ず歌ってます、と。
    パセラに無論、入ってますよ~
    彼女たちの音が正しいのかどうか、自分の耳が おかしく なっちまう!なっちまう!なっちまう!
    しろはなげさん / 2011/06/22(Wed) /
    パセラ
    > しろはなげさん
    先輩!
    さすがです。
    パセラに入っているのはネットで調べておりました。
    3人で歌って踊れるよう、現在メンバーを募集中です。
    サカキシンイチロウさん / 2011/06/22(Wed) /
    なんとっ!
    先日のエピ

    すっかり
    そっくり

    オキニイリの
    作法にのっとって

    食べてるではないですかっ!
    わたくし

    お昼に
    カプチーノをたのしんだあと
    地下にもぐって

    エピとの遭遇

    ルンルンで祖母のうちに
    押しかけて

    神袋から取り出したのは

    オヤツ
    ネコスタさん / 2011/06/23(Thu) /
    うっかり送信してしまいました
    つづき

    オヤツタイム

    もぐもぐおいしく

    おばあちゃんとの会話もはずんじゃって

    またたべにこなくっちゃ

    ああうれし
    ネコスタさん / 2011/06/23(Thu) /
    なんて偶然
    > ネコスタさん
    オキニイリのものは、オキニイリの作法で食べたい。
    そう思いますよね。
    ペロッと一人で、あっと言う間に食べられちゃって、また一本って気持ちにさせてもらえるゴチソウ。
    今度、お越しのときにはこれを持って一緒に新宿御苑にピクニック。
    なんてコトを思います。
    サカキシンイチロウさん / 2011/06/23(Thu) /
    無題
    スターボーのメンバーの一人と役所広司は同じ出身地です。
    長崎県諫早市。
    なんという偶然!!
    もりめさん / 2011/06/23(Thu) /
    すばらしい偶然
    > もりめさん
    なんて偶然。
    実はこの両方をすすめてくれた友人も長崎出身。
    どこかで繋がっていたのでしょうね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/06/23(Thu) /
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