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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    映画を観ました…、かなりスゴくて、かなり不思議な映画でござった。
    antiviral2.jpg「アンチヴァイラル」って言うタイトルで、鬼才、デヴィッド・クローネンバーグのご子息、ブランドン・クローネンバーグの処女監督作。
    名のある監督であれば絶対に手を出さないであろうシナリオ。
    失敗を恐れぬ大胆な冒険心をもった若者でなければ撮ろうと思わぬ、けれどそんなキャリアを持たぬ若者がどんなに撮ろうと思っても、普通、誰も金を出さないであろう作品。
    名監督の息子だから、お金がついて、そしてこうして陽の目を見た…、のかもしれないかなり奇跡的なる映画のようにボクは思った。

    artiviral1.jpgセレブリティーのウィルスが嗜好品のように売買されている世界の話。
    一見、滑稽で気が狂った世界のように思えるけれど…。

    例えば今のボクらの世界。
    有名人が好みの店で、彼らが食べたモノを執拗に食べたがる。
    有名人が笑顔ふりまき売っているモノを買いたがる人たちが、ブランド産業を支えるこの現代。
    有名人の一挙手一投足に熱狂したり、失望したりする社会。

    有名人と同じ体験をしてみたい!
    そう思う気持ちはすでにボクらの世界にもある。
    そしてその体験のひとつとして「有名人が発症した同じ病気にかかってみたい」という気持ちがあれば…、とその仮定を紡いで出来た世界が「アンチヴァイラルの世界」というワケ。

    これ以上のコトは是非、劇場にいかれてその目で確かめて。
    映画の内容が内容だから、単館上映。
    しかも渋谷のシネマライズというデザインばかり上等で、機能、設備は昭和的なる映画館での上映でしかもTSUTAYAのプロデュースにて3週間の限定公開。
    だから来月後半には多分、TSUTAYAレンタルオンリーでDVDがリリースされるに違いない…、でも、この映像のうつくしさ、音の深さに激しさは大きなスクリーンで体験、体感してほしいって思ったりする、オキニイリ。

    トレーラーを貼っておきます。



    それにしてもこの映画…、日本語字幕の翻訳があまりに粗末で、10分おきにもれなくひとつ誤訳があるほど(笑)。
    特に数カ所、まるで意味が違って受け入れられてしまいそうな誤訳があって、スーパー誤訳で有名な「ハリウッドスター大好きナッチ」の訳よりスゴいや…って、感心しました。
    日本の映画の世界って、もしかしたら機能不全になりつつあるんじゃないかと思う…、そのクセ「最近の日本人は映画を観なくなった」と映画産業の不振の原因を消費者サイドに押し付ける。
    外食産業が決してそんなコトにならぬようにと思いもしました、そんなコレ。
     

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