サカキノホトンブログアドレナリンハイボルテージ

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アドレナリンハイボルテージ

この週末に観た映画。

世界には日本が大好きな人が沢山いるようで、なかでもサブカルチャー系の日本のさまざま。
アニメや怪獣映画みたいな、日本でその世界が大好き！って公言するとちょっと変人？って思われるような、そんなさまざまを好きでしょうがない人たちが、映画の世界にはかなりいる。
例えばクエンティンタランティーノなんてその代表格で、彼の撮った「キルビル」なんて見ている日本人がとまどっちゃうほどの日本サブカルリスペクト。

で、そんな映画世界に新たなる怪作ひとつ。
「アドレナリンハイボルテージ」っていう今、封切り真っ最中のイギリス映画。

トランスポーターシリーズで一躍、英国を代表するアクションスターになった「ジェイソン・ステイサム」がギャング役で主演してる。
彼がマフィアの抗争に巻き込まれ、結果、人工心臓に取り替えられた自分の心臓を取り返そうと、ロサンゼルスの町中をぶっ壊しながら走り回る…、という滑稽無糖にして抱腹絶倒、天衣無縫のストーリー。
ハードボイルドなノンストップコメディーであります。

その人工心臓を駆動させるために適宜、充電が必要でその充電用エネルギを確保する方法があきれるほどに漫画的。
決してアメリカンコミック的じゃない、まるで日本の劇画タッチなコマ割りや、エッジの立った原色系のサイケな絵作り。
途中で怪獣映画が突然はじまったりと、決して嫌いじゃない映画。
オキニイリ。
この映画を観て笑顔で「これもいいんじゃない？」って言ってくれる人となら、ノリのおんなじいい友達になれるだろうなぁ…、って思ったりする。
リトマス紙みたいな映画かも…。

アメリカで放映されてた予告編を貼っておきます。
不適切な画像満載なフィルムでして、「良い子は観ちゃ駄目（笑）」ってことでお願いしますです…、なにとぞご理解、よろしくね。

そう言えば、ここしばらくずっと「全力」だとか「全速力」だとか、あるいは「極度の感動」だとかをずっと遠ざけていたような気がする。
感情の振れ幅を大きくしちゃうと、なんだか泣いちゃいそうな気がしてて。
あと３ヶ月でもう来年…。

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2009/10/04 (Sun) 映画・音楽・アート Trackback() Comment(2)

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お優しいのですね。

週末は、渋谷で古～いキューバ映画でした。

感情の振れ幅が大きいと周りの人も心配になってしまうそうで。
そうやってセーブなさるのは、周りの方たちへの思いやりでもあるのでしょうね。
でもやっぱり、ときどきは振り切らせてあげたほうが、ご自分のためにいいと思います。
せっかくの高性能アンテナですもの。そこからしか見えない景色。

それにしても、1時間でバッテリー切れるって、そうとう効率悪いですのう。
http://www.imdb.com/title/tt1121931/
ジャンプスタートより、自家発電モノを入れてほしいですよね。ひゃひゃ。

たばきちさん / 2009/10/05(Mon) /

編集

そろそろかなぁ…。

> たばきちさん
そろそろ気持ちをたかぶらせるべき時期かなぁ…、なんて思っています。

そこからしか見えない景色を見るために…。

いい言葉です。
ありがとうございます。

サカキシンイチロウさん / 2009/10/05(Mon) /

編集

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