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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    四谷三丁目の交差点近所に新しいお店が出来た。
    グーバーグ。

    gooburg.jpgイトーヨーカドーグループが、今、実験中というハンバーグレストラン。

    オールビーフのハンバーグだけを商品としたスーパー専門店で、昨日オープンしたばかり。
    だからか幹部社員風の人たちが一生懸命、チラシ配ったり、お店のことを前行く人たちに説明したりと賑々しい。
    イトーヨーカドーの本社が一駅先の四ツ谷にあるから、テスト店舗を管理するのに便利なんでしょう。
    しかもこの街。
    働く人もいれば住む人もいるという、マーケットとしてバランスのとれた場所でもあって、町中型のお店として必要ないろんなデータがとれるってコトもあるかもしれない。
    ボクの住む町、なんだかスゴい。

    時間は6時ちょっと前。
    半分ほどのお客様の入り。
    テーブルにつきメニューを渡され、さてさてどんな料理があるのか?
    一押しの「鬼おろしハンバーグ」っていうのがドンっと一番目立つところに載っていて、そのバリエーションが8つ程。
    チーズバーグや、フォアグラのっけのハンバーグと、かなり気になる商品構成。
    けれどまずは初めての店ということもあり、お薦め、一押しの鬼おろしハンバーグなるものたのんでみます。

    それがコレ。

    6862f010.jpeg柄無しのフライパン状の鉄鍋と、スプーンにタレの容器が木の台の上にのっかってくる。
    紙がぐるりと壁のように鉄鍋の周りに巻き付いていて、タレをジャジャッとかけてもタレが飛ばぬよう…、と、これはよくみるステーキハウス的提供方法。
    ビックリするのが、その木の台で、多分、オリジナルで作ってるのでありましょう。
    普通なら、タレと鉄板を別々で持って来なくちゃいけないところ。
    それらを一度に運べる便利。
    普通の店ならありあわせのモノで我慢するとこ、こうして一から作り出す、企業力ってうらやましい。

    200gのハンバーグ。
    かなり分厚く、そこにタップリ鬼おろし。
    そのてっぺんにコチュジャン風の真っ赤な味噌がポッテリ置かれて、そこにタレ。
    野菜炒めにフライドポテトと鉄板の中にギッシリ、ところせましと料理が置かれている贅沢。
    目にワクワクと食べる前からおいしく感じる。

    ハンバーグをナイフでザクっと切ると肉汁、ドバっ。

    e1ece52c.jpegかなりジューシー。
    一口食べると、最初はざらっと牛肉100%のパテにありがちの、肉の繊維と脂がヌルンと舌、なでる。
    この食感はあまり好きじゃない。
    一口目のおいしさは合い挽き肉で作ったパテの方が上。
    ところがこれが、時間が経って徐々にパテ全体に火が入り、肉全体がカチっと硬く頑丈になる。
    …、と俄然、牛肉だけで作ったパテの本領発揮。
    ガッシリとした歯ごたえと、噛みしめるたびジュワッと口に流れ出してくる肉の旨味に身もだえる。
    肉汁を吐き出してから、初めて本来の肉の旨味を発揮するという、オールビーフハンバーグのなやましき性。
    それを補う役目をするのが、この鬼おろし。

    a94faf18.jpegザクザクと粗くおろした大根の、ふんわりとしたところもあれば、ゴリゴリ、まるで生の大根齧ったような硬い歯ごたえのところもあって、それが肉汁をタップリ吸い込む。
    汁にまみれたこの鬼おろしを、すくってご飯に乗っけて食べる。
    そのためスプーンが添えられている。
    噛んだ食感は大根なのに、味は肉というこのおもしろさ。
    ご飯が進む。
    一緒に乗った野菜炒めも、最初にしっかり味が入ってて、ご飯のおかずにまたおいしくて、すべてがご飯のために最適化されている、いい商品…、って思います。
    飯に汁、そして200gのハンバーグを食べ1000円を切る値段もなかなか。
    ファミリーレストランで同じハンバーグを食べるのならば、ここでこうして味わった方がずっとたのしく感じる不思議。
    おもしろい。

    aa265bc2.jpeg細長い、鰻の寝床のような建物。
    入り口入ってすぐのところに厨房があり、しかもその厨房の一番入り口に近いところにグリドルがある。
    ペチペチ、パテを形成する音。
    ジュジュっと焼いて、それを蓋でカバーしながら蒸し焼きにする。
    焼ける音。
    焼ける匂いに出迎えられる、これは21世紀の鰻屋さんじゃないのかな…、ってそんなことを思ったりする。
    お気に入り。

    それにしても彼ら。
    かつてはデニーズという大型郊外店を中心とした事業展開をしていたけれど、最近、都心の小規模店のプロトタイプを一生懸命、模索している。
    例えば弁天庵なんていうのも、その一環。
    不透明な時代の中で、小回りのきく手軽な事業フォーマット。
    しかも飲食店の原点は、家業で守れる小さなお店。
    昔ながらをブラッシュアップすることが、今の時代に必要なコト。
    温故知新ということなのでありましょう。

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    むむむ
    さすが早いですね。
    10日にオープンしたばかりです。
    イワハシマリさん / 2009/08/12(Wed) /
    出来立てが気持ちよくて
    > イワハシマリさん
    出来立てのお店って魂がこもっていてステキだなぁ…、って思いました。
    開店したばかりなのにサービスもスムーズ。
    かなりしっかりロールプレイングをした結果、と感じました。
    いいお店になるといいですね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/12(Wed) /
    無題
    値段を正確に書かないのは何かの配慮の為ですか?
    NONAMEさん / 2011/10/03(Mon) /
    値段の件
    > NONAMEさん
    私のこのブログは、グルメブログではない、と私自身は勝手に思い込んでいるのです。
    店舗のご紹介というよりも、私が食べて感じたことの私的感想を述べているモノ。
    最近でこそ、食べログさんのパーツを貼って、住所などがわかるようにと配慮させていただくようになりましたが、それまでどこにある店であるかもイマジネーションを働かせていただければと思っていたりしました。
    したがって、値段は書くこともあり書かぬこともあり。
    正確な値段を忘れてしまうこともあり、そのあたりは、何卒ご容赦お願いたします。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/03(Mon) /
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