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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    57
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    コンサルテーションのため、全国にちらばっているコンサルタントが一堂に顔を揃える月曜日。
    仕事を終えて食事を一緒にしましょうか…、って事務所を後にしはするけれどなかなか何を食べるか決まらず夜の街を徘徊するようなコトが最近とっても多い。
    けれど今晩。
    会社を出る直前に「とんかつ食べにいきませんか」と、誰かが言い出し、よっしゃ、今夜は決まりだね…、って。
    それで銀座の梅林にくる。

    bairin.jpg老舗の多い銀座の中でも老舗のひとつ。
    間もなく閉店時間になりますけれど、それでよければ…、ってレジに座った女将さんに笑顔で言われる。
    お腹いっぱいになったらすぐに出て行きますから、と扉をくぐって急いで座る。
    銀座の老舗は早じまい。
    3組ほどの先客があり彼らはほとんど食事を終えて帰り支度をはじめるところ。
    厨房の中も半ば片付け、はじめましょうかって空気を感じる。
    とはいえホールの人も厨房のコックさんも嫌な顔のひとつもせずに、いらっしゃいませと頭を下げる。
    メニューを見ながらなかなか注文決まらぬボクらに、料理の説明をひとつひとつキッチリとする、誠意に溢れるサービス精神。
    だてに長い間、ここでお店をやってるわけじゃないんだなぁ…、と。
    感心しながら、いくつか料理をたのみます。

    ヒレカツ定食。

    614d094b.jpegメニューには「極上のヒレ肉のぶつ切り揚げ」って説明書きがついていた。
    ぶつ切り揚げ!
    なんて正直で、あまりにあらわな解説口調に、どんなぶつ切り具合なんだろう…、って興味津々。
    たのんでやってきたコレ。
    たしかにぶつ切りされた肉を揚げてるわい…、って不思議に感心。
    納得をする。

    細かなパン粉。
    カリカリっと香ばしく、前歯にサクサク。
    ぶつ切りされたヒレ肉が、カプっと齧るに程よい大きさ。
    男の口でちょうど二口。
    ガジっと齧って半分こにして、クチュっと味わう。
    肉汁、シットリ、肉質、ムッチリ。
    脂の旨味に甘えるのでなく、肉の旨味をしっかり引き出す「肉を食べてる」感じになれる正しいとんかつ。
    なにより顎にガツンガツンと直接伝わる肉の持ってる逞しさ。
    それがご馳走、大人味。

    銀カツっていうここの売り物のとんかつがあり、脂が少ない白豚のロースを使った料理。

    6fff173e.jpegちょっと安めでこれだけ赤いスパゲティーがつく。
    上等料理のヒレカツだったり黒豚使ったロースカツにはスパゲティーがついて来ない。
    肉の旨味を邪魔せぬように…、って多分、こころ配りなんでしょう。
    味わい単調な安い料理に、味の変化をとナポリタンをつけるなんともやさしいところが心憎い。

    黒豚ロースを食べるとそっちはクチャっと脂が滲んで旨い。
    白豚ロースはサックリ歯切れて、すっきりとした肉の旨味がやんわりと来る。
    味わいそれぞれ。
    まさに好きずき。
    なにより同じロースでも一口食べて、その一口目にして違いがわかる商品作りがスゴいなぁ…、って思ったりする。
    いいお店。

    ピカピカ光る厨房の壁。

    afbe1c25.jpeg油を使って食べ物揚げる、だから汚れて当然のステンのダクトもピカピカで、そこにちょこんとサンドイッチのお土産用の経木の折りがキレイに積まれて並んでる。
    この入念と丁寧が、とってもステキ。
    いいお店って、やるべきことをシッカリやってる。
    しかも普通のお店がやらぬレベルを軽々と、あくまで自然にさりげなくやってのけるすばらしさがある。
    見事なり。

    それはそうとこのお店。
    とんかつの肉にしっかり塩と胡椒がほどこされている。
    だからソースの力を借りずとも、十分おいしく食べられる。
    味噌汁の味噌もちょっと濃いめで、だからご飯がバクバク進む。
    塩加減。
    普通は大抵、控え目になる。
    塩辛い、って言われるよりも塩が足りないと言われる方が、まだましだ…、って思う調理人がとっても多い。
    けれど料理の旨さの基本の基本は塩味だ…、ってボクは絶対そう思う。
    信念と確信をもち慎重に、けれどとっても大胆に塩が使えるお店はステキ。

    そんなことをふと思う、そのキッカケのちょっと切ないフィルムをどうぞ。



    クノールのサイドキックスっていう肉や魚料理のサイドディッシュ用ピラフのCM。

    売りが「塩分控え目」ということで、こんな切なく哀しい内容になっちゃった。
    人間の体にとって、一番大切で基本的な食品といえば本当は塩。
    大切だからこそ使い過ぎには気をつけて…、ということになるのだろうけど、ああ、ソルトポット君の寂しげなコト。
    塩の涙をサラサラ流して泣くところなぞ、がんばれよ…、ってやさしく声をかけたくなっちゃう。
    脂や油、塩に砂糖と、ほんとは悪者扱いされることなど無いはずなのに、とんだ濡れ衣。
    カワイソウ。

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    無題
    ぶつ切り揚げ。良いですね。
    ネーミングが素晴らしい!メニューにあったら、僕も迷わず頼むと思います。
    「親父、ぶつ切り一つ!」なんて。
    そして、男なら揚げ物には塩!だめだってのはわかってても、こればっかりはやめられませんね。
    チキンさん / 2009/09/14(Mon) /
    たとえとんかつソースがあろうとも
    > チキンさん
    どうせとんかつソースをかけて食べるんだから、下味はそこそこでもいいでしょう…、ってとんかつがあまりに多くって、ちょっと寂しくなっちゃいます。
    塩。
    最高にして最良の調味料。
    使いこなしたいなぁ…、って思いますね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/09/14(Mon) /
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