忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2019 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2019/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    59
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    雨の一日。
    しかも普通の雨でなく、台風の気配を抱いたかなり男性的な雨。
    お昼に遠出をしたくなくって、それで近所のお店でランチ。

    b7374ebc.jpeg夜は気軽な鉄板焼きのお店になる、でも昼はいろんな定食がそろうお店で「鮭のはらす」を焼いてもらう。
    長方形のお皿からはみ出さんがばかりの切り身。
    皮目はカリカリ、お腹の内側はこんがりと。
    脂でツヤツヤ、きれいに光る見事なはらす。
    一口分を箸でつまんで舌にのせるとひやっと脂を涼しく感じる。
    鮭独特の香りと、旨味。
    それに脂の甘味がジュワッと舌の上に流れ出して来て、口が自然とご飯をねだる。
    ご飯を食べるとたちまちそれが鮭の風味でつつまれて、「ボク、鮭チャーハンを食べている?」って思ってしまうほどのご馳走。
    鮭に限らず動物の、お腹の周りの脂ののったこうした部分。
    それを捕獲した動物が一番最初に食べるとこ。
    理由がわかるような気がする。
    昼ご飯。

    そして夜。
    送別会の会食を持つ。

    rch.jpg会社が厳しい状況に陥って、その一番辛いときを一緒に頑張ってくれた仲間の一部とお別れ。
    会社を新たな事業内容にあわせて最適な規模と形にしていくために。
    本当ならばみんなと一緒にこれからも、ずっと頑張りたくはあったけど力足らずでかなり悔しい結果となった。
    ごめんなさい。
    ただそれぞれの未来のために、場所は変われど一生懸命がんばりましょう…、と小さな祝宴。
    なるべく華やかでたのしい時間をと、丸の内のビルの地下にある「ローストチキンハウス」という店を場所に選んだ。

    男性スタッフは中国料理みたいな気軽な料理がいいって言った。
    けれど女性スタッフは、せっかくならばお洒落でたのしいレストランでたのしみたい、と。
    紹興酒では祝う気持ちになりませぬ…、ということなのでありましょう。

    004c5c8a.jpegそれでこの店。
    流行のピンチョス、それにローストチキンがメインのピカピカの店。
    レストラン選びでは「長いものに巻かれろ」じゃなく「女性に巻かれろ」。
    鉄則ですな…、まもります。
    カルパッチョやらパテやカポナータをパンにのっけたオープンサンド。
    いわゆる前菜的なる料理がいくつか出、お酒をどうぞという趣向。
    ただどれもが出来合いっぽさプンプンで、ちょっとつまんないねぇ…、って言っていたらばフライドポテトとチョリソのグリルがやってきた。
    こりゃ旨い。
    特にカリッと上がった芋にガーリックソルトとローズマリーパウダーをタップリまぶして、フライパンで軽く煽ったものがとってもおいしくて、お酒が進む。
    会話も進む。
    変わった料理より、こうした普通の料理をちょっと一ひねりしたのが一番おいしい。

    ロメインレタスのシーザーサラダ。

    91e1d910.jpegこのサラダがボクたちの前にやってくるまで、まさかサラダで酒が飲める日がこようとは思わなかった。
    サラダといえば水っぽいモノ。
    そんなものが、酒のつまみになりはしないのが常識で、けれどシーザーサラダというこれ。
    クリーミーなソースの上に、チーズがタップリからまっていてみずみずしいけど水っぽくはない。
    ロメインレタスも普通のレタスと違ってザクザク、歯に頑丈で逞しい。
    ベーコンビッツやクルトンなどなど、食感多彩で男性的で、赤のワインにピッタリきたりする不思議。
    コースの中で前菜にさえなるサラダ。
    今日のサラダもまたネットリと、野菜の料理というよりも「チーズの料理」のようでたのしい。
    味わい深くておもしろい。

    で、メイン。
    最近ずっと、焼鳥のようじゃない焼いた鶏。
    ずっと食べたいなぁ…、と思ってた。
    肉というモノ。
    その持ち味を一番素直に味わおう…、とそう思ったらなるべく大きな塊のまま焼いて食べるという方法にたどり着く。
    チキンも出来れば一羽丸ごと熱を加えて、旨味を外に逃がさぬようにして食べたい。

    5d12622d.jpegココット型の器に丸ごと鶏を一羽いれオーブンの中でじんわり蒸し焼き。
    最後に熱々の油をジャジャッとかけまわし、食べ易いようにぶった切って器に戻す…、というこの料理。
    絶品でした…、もう旨いったらありゃしない。
    鶏の胸肉。
    指でつまむと、裂けるように縦に繊維が割れていく。
    口に放り込み噛むとピトっと貼り付き、舌の水分、奪ってくようなちょっと乾いた肉の食感。
    それに比べて腿の部分のシットリしてて、脂タップリ、なめらかなこと。
    舌や歯に貼り付く暇もなく、スルンと喉に入ろうとする。
    それを捕まえ噛むとクチャっと、脂と旨味とジュースを吐き出す。
    部位異なると、味、食感がこれほど劇的に変わる肉って珍しい。
    それらを結果、食べ比べする「一羽丸ごと」のたのしさに、自ら解体する征服感がくわわってやっぱり鶏は一羽に限る。
    そんなふうに思ったりする。

    〆にペンネ。
    しかもソースはアラビアータ。

    41296c24.jpegこのお料理にボクが初めて出会ったのはボクが20代の半ばのことで、それまでパスタと言えばスパゲッティのように長いものが当たり前。
    短い癖してマカロニじゃなく、斜めに切られて溝がサイドにギザギザついたへんてこりんな形状の物があるなんて知りもせず。
    けれど食べると、そのクニュクニュと口の中で暴れるようなたのしい食感にビックリしました。
    おどろいた。
    長いパスタに比べて分厚く、噛みしめたときの情報量がすんごく多い。
    舌を転がる。
    口、撫でる。
    奥歯をしたたか持ち上げるでんぷん質の逞しさ。
    壊れまいと抵抗をする力強さに、太い空洞から吐き出されてくるソースの味わい。
    これまた不思議と、〆の一品というよりもこれでワインが飲める一品。
    パスタなのにネ。
    まるでメインディッシュのようで、その存在感がおもしろかった。
    赤唐辛子の辛味とコンガリ炒めたニンニクの風味に旨味がエキゾチックで、なるほどこれが「アラビア風か?」って思ったりもした。
    なつかしい。

    af794b81.jpegみんなでたのしく食事をし、お酒を飲んで、去りがたき夜。
    それぞれがそれぞれの道を選ばなくっちゃいけないときが、どんな組織にもやってくる。
    とはいえずっと、出来れば一緒にいたかったよね…、と。
    そういいながら、飲むお酒。
    それもまたよし。
    たのしい時間。
    気持ちよく飲んで食べ、笑って話して表にでれば、外は雨。
    しかも強い、台風的なる風、吹きすさぶ。
    さてさて早く、家に向かって帰りましょうと、足早にゆく。
    そんな夜。
    明日は天気になりますように。
    あたたかにしておやすみなさい、また明日。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    有難うございます。
    別れが有るから出会いが有るのかなー
    でも、どんな時も別れは辛いですね・・・・・
    明日から、又、一から始めていきます。
    問題児(岩手)さん / 2009/10/26(Mon) /
    心機一転
    > 問題児(岩手)さん
    そう思うとちょっと気持ちが穏やかになりますね。
    心機一転。
    がんばりましょう。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/26(Mon) /
    無題
    お別れって確かにつらいですね。
    僕もこの2年弱で10人ほどの方を見送りましたが、こういうお別れの仕方ってすてきだなって思いました。
    サカキさんの思いはきっとどこかでつながっていくと思いますよ。
    ぼくも自分の立場で出来ることを頑張りたいなって思いました。
    あっくんさん / 2009/10/27(Tue) /
    無題
    なるほどなるほど。
    キッチンダッチオーブンでローストチキンを作ると
    蒸し鶏になっちゃうのが嫌でしたが
    最後に油を回しかけるという手がありましたね。
    今度挑戦してみよう。

    今朝は台風一過の秋晴れ。
    じっと嵐に耐えてこそ見事な秋晴れが見える。
    人生もその繰り返しかも知れませんね。
    がんばりましょうお互いに。
    れきさん / 2009/10/27(Tue) /
    とはいえやはり
    > あっくんさん
    どこかでこれからもつながっていければ…、って思いながらもやはり別れはかなしいものです。
    とはいえ、湿っぽい別れはもっと嫌。
    昨日の風で、嫌な思い出も一緒に飛んでってくれれば、っておもいました。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/27(Tue) /
    北京ダック的
    > れきさん
    熱々の油をかけ回せば皮がパリっと仕上がる。
    まるで北京ダックを作るときのようなちょっとした一手間だなぁ、って感心しました。

    別れははじまり。
    そう思えば、また気持ちが穏やかになりますね。
    今日はすばらしい秋晴れです。
    サカキシンイチロウさん / 2009/10/27(Tue) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    朝ルノアール HOME 雨がふるふる弁天庵
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]