忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    03 2024/04 05
    S M T W T F S
    1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    新宿三丁目の小さな上海、「花彫酒家」で昼をとる。
    何を食べるか、目的も無くただ街に出て、あそこはどう?
    ここはいかが?…、ってウロウロしながらこの店の前にたどり着き、「今日の日替わりランチは酢豚の定食」って手書きの看板を発見し、それでここで!とやってきた。

    f2ac55ee.jpeg酢豚。
    黒酢の酢豚じゃなくって、いわゆる昔ながらの普通の酢豚。
    ガリっと揚げた一口大の豚の肉。
    ニンジン、タマネギ、ピーマンと野菜もどれも一口大に切ってジャジャッと炒め上げる。
    酸味がケホっと、小さな咳を誘うような味がとってもなつかしい。
    黒酢の酢豚はコースの中で味わう料理。
    あるいは酒を飲むための肴にピッタリ。
    けれどこうした具材タップリの甘酢酢豚は、ご飯のおかずにほどよくて良い。
    これにご飯。
    スープにザーサイ。
    デザートがわりにみかんが半分。
    過不足無しでいい感じ。

    もひとつ、週替わりのランチっていうのがあって、それがこれ。

    82aec302.jpeg豚肉とキャベツの塩あんかけご飯って料理で、これがなんともおいしかった。
    薄切り豚肉と野菜をタップリ。
    それをチキンのスープで焚いて、塩で味を、生姜で香りを整えたもの。
    とてもシンプル。
    塩以外に調味料を使わぬ分、素材の持ち味がシッカリ素直に伝わってくる。
    トロミもほどよく、ご飯をやさしくスベスベにする。
    具材の中でもキクラゲがいい。
    クニュクニュ、コリコリ。
    トロンとやわらかなあんかけソースと好対照で、艶っぽいにもほどがある多分これがメインじゃないの?って思わせる。
    最後の方はあんがほどけてトロミをなくし、スープご飯のようになるのがまたおもしろく、スルスル、ザブザブ、味わった。

    追加でハーフサイズの麺をいくつか。

    f3c67b7f.jpegまずは塩あんかけと同じあんかけ…、けれど普通の醤油風味のあんかけ焼きそば。
    具材はほぼ、塩あんかけと同じなのに醤油を加えただけでこれほど違った味わい、風味になる。
    その意外さがとてもたのしい。
    おもしろい。
    中国醤油が甘いからでしょう。
    甘味がたって、しかも醤油の香ばしい匂いがドッシリしてる。
    カリッと揚げた太い麺。
    油の香りと、ちょっと焦げたような麺の風味が醤油の香りとピッタリとくる。
    サクサクでもある。
    しばらくほったらかしておくと、シットリプルプルになるのもたのしい。
    歯ごたえたのしい、口休め。

    8738c2ea.jpegここにきたらば絶対これ…、の、担々麺。
    ナッツと胡麻がタップリ混ざった、ポッテリとした濃厚スープ。
    なにより今日は麺の湯切りがよかったのでしょう。
    水っぽさがみじんもなくって、まるでスープがソースのように麺に絡む。
    ズルズルすすりあげるというのじゃなくってちょうど、ミートソースのスパゲッティを箸でつまんでモグモグするような濃厚さ。
    ほのかな酸味。
    スープベースのドッシリとした旨味と、ナッツのエグミと香り。
    ここの名物、自家製ラー油をタップリ入れても、胡麻の甘味がそれを受け止めまるで口では辛くは感じぬ。
    ところがダラダラ、頭のてっぺんから汗が出てくる。
    口は騙せても体は騙せぬ。
    辛い、辛いって冬の体が喜んだ。

    d7200704.jpegそれにしてもここの料理の味が大好き。
    メリハリがある。
    旨味が濃厚。
    しかもちょっとしたひねりがあって、いくら食べても飽きないおいしさ。
    例えばスープ。
    足をとってひとつひとつキレイに掃除をした干したエビ。
    お澄ましスープにそれをタップリ沈めてふやかし味を出し、それに海苔。
    旨味と風味がドッシリとした、ただこれだけでご飯がお替わりできそうな、立派なスープがセットにそっとさりげなく、やってくるのがいい気持ち。

    今日は立冬。
    冬というのに、外はポカポカ、青い空。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    日本の普通…!?
    やっぱり野菜が入った酢豚の方が好きです。肉だけって寂しい感じでしたから。富山もポカポカ陽気、ダウン出番がありません。ペコーン
    変わり者ミダさん / 2009/11/07(Sat) /
    にぎやかな方が
    > 変わり者ミダさん
    やっぱりにぎやかな方がいいですよね…、酢豚。
    ご飯のおかずにはこれがピッタリ。
    ダウン。
    早く出番が来るといいと思いながらも、冬は暖かい方がありがたい…、っても思う。
    悩ましいですね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/11/07(Sat) /
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    そして、おんがね HOME 閑話休題
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]