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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    家の近所で麺、たぐる。

    0d87795e.jpeg志な乃って店。
    はじめて出会ってまだ数ヶ月。
    なのにもう、志な乃の蕎麦やうどんにボクはメロメロ。
    太くて素朴で、固くて粘り気のある田舎風の蕎麦。
    そば粉十割の生粉打ち蕎麦の代表格と言えばそれまで、永坂更科の生粉打ちそばと相場が決まっていたのだけれど。
    ここで味わって、おいしい基準が塗り変わった。

    喉越し味わう麺じゃなく。
    噛んでたのしむ頑丈な麺。
    タレをたのしむ麺じゃなくて、麺そのものの歯ごたえ、風味に味をたのしむ独特の麺。
    麺は麺だよ。
    麺がおいしく、麺に特徴ある店がワザワザいくべき店なんだよネ…、と。
    ラーメンなんかでも、つけ麺ブーム。
    つまり、麺がブームが今の傾向。
    特にお腹いっぱいを目指して人がやってくる店。
    どんなにスープやタレが旨くても、それで満腹になるわけじゃない。
    麺が旨くて、食べ始めたらやめられないほどおいしくなくちゃ、お客様はやってこないというコトでしょう。

    6d730bc9.jpeg最初は蕎麦にハマりました。
    ネットリとした蕎麦の食感。
    噛むとどんどんヌメヌメ、口の中で粘り気だしていく。
    太めの麺で、口の中が蕎麦でタップリ満たされる感。
    更級系の蕎麦を食べたときに感じるどこか、物足りない感…、それがまるでないのがステキとまずは思った。

    ところが先日、はじめてうどんを食べたらばこれまたビックリ。
    表面ツルツル。
    しかも歯ごたえシッカリしてて、コチッと固く噛んでてたのしい。
    小麦の甘みと塩のおいしさ。
    ムチッとしてて、中にほどよき芯がある。
    生っぽくはなく良く茹でられてけれどハリをなくさない、なんて頑丈でたくましい麺。
    その両方をひとつ器に盛りこんで、さぁ、召し上がれという合い盛りせいろをたのむとどちらを、先に食べようか目移りがしてしょうがない。
    蕎麦を食べるとうどんがなぜかなつかしい。
    うどんを食べると蕎麦の風味がなつかしく、気づけばスルンとかなりの量の蕎麦とうどんがお腹の中におさまっている。
    そんなおいしさ。
    スッキリとして色白の、見た目はたよりないタレが実はドッシリ、うま味、塩味しっかりしてて太くて癖のある麺に負けぬ実力。
    食べ終わった直後にも一度食べたくなっちゃう…、それほど今のオキニイリ。

    それにしてもコノお店。
    何度か通うと、気持ちにどんどん馴染んできます。

    snn.jpg最初はどこか古ぼけた全体的なる雰囲気に気を奪われる。
    けれどそんな雰囲気になれると、次々いろんな細かなモノが目に映る。
    例えば、こけし。
    床の間的なる場所に一個、大きなこけしが置かれてる。
    いまどきすっかり珍しくなった、ピンク電話が入り口に横にまだあるし、お座敷に置かれた座布団は絣の模様。
    なんだかおばぁちゃんの家にやってきたみたいな感じ?
    あるいは田舎の旅館のお食事処にやってきたような感じが、デジャビュ感をかもしだし、なぜだか不思議と落ち着いたりする。
    このお座敷の並びに、実は小さな厨房がある。
    そこでお茶を点てたり、おしぼりを温めたりしてるのだけど、お湯を温めてるのが鉄の茶釜。
    そこから木作りの柄杓ですくって、急須に移す。
    最初にぬるいお煎茶で、食事が終わりそうな頃には熱々のほうじ茶がやってくる。
    特徴のある商品だけが魅力じゃなくて、基本的なところはしっかり基本通りというバランスが、ここをステキな店にしている、勉強にさえなるお店。

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